行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤブキリ標準型と黒化型

2019-07-09 20:00:43 | 昆虫
6月下旬と7月上旬、
早くもヤブキリの成虫が出ていました。
しかも、はじめて見る黒化型、
ヤブキリとは異なる種のように見えました。


キリギリス科ヤブキリ。
普通は全体が緑色、背部が褐色のキリギリスです。
しかし、この個体、脚がまっ黒、体色も淡い褐色から薄緑色、
珍しいキリギリスの仲間?と、
草の中に逃げ込むのを懸命に写しました(6/20)。


調べて見るとヤブキリ黒化型、
ヤブキリには稀に足などが黒っぽくなる黒化型が発生するそうです。


草藪の高い場所にいたヤブキリ、
これも黒化型ヤブキリのようです(7/5)。


最初の個体より脚や背の黒色は薄く見えますが、
頭部はより茶色で翅にも少し黒色が混じります(7/5)。


普通色のヤブキリ、
あじさいの葉の上で蜘蛛の糸の処理に苦労していました(6/26)。


ヤブキリの幼虫、
緑の体色とはちょうど補色の
オレンジ色のムギワラギクの花の上にいました。
鮮やかなので、一枚(5/18)。


6月21日、
ガクアジサイの花にヤブキリの幼虫、
幼虫も終齢、もう一回脱皮すると成虫になりそうです。
ヤブキリ、成虫になると高い草や樹上に生息し、
他の昆虫を捕えて食べますが、
幼虫は、主に花粉や花弁を食糧とします。
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