望遠マクロを片手に丘陵道を散歩、
ツリガネニンジン、ナンテンハギ、ワレモコウ、カガイモの花を写しました(9/6)。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)が花をつけていました。
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草、
初秋の野草の花、自生環境の減少でしょうか、最近は見ることが少なくなりました。
花期は夏から初秋(8 - 10月)、
分枝した茎の頂部に円錐状の花序を形成し、淡紫色の鐘形の花を下向きに咲かせます。
名の由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似ることから。
白花のツリガネニンジンがありました。
シロバナツリガネニンジンと呼ばれ、数が少ない種です。
花色以外の形状などはツリガネニンジンと同じとのことです。
花は茎に段になって多数付き、少数ずつ輪生しています。
同じ丘陵道に、
ナンテンハギ(南天萩)の淡赤紫色の花を見つけました。
雑木林の縁や山野の草地に見られるマメ科ソラマメ属の多年草です。
葉がナンテン、花がハギに似ることからナンテンハギの名だそうです。
夏の初めから秋まで花が見られ、花期は6〜10月。
別名はフタバハギ(双葉萩)、
マメ科植物には珍しく小葉が2個です。
上の2つに比べて濃色、赤紫色の花も咲いていました。
花は総状に集まってつき、蝶形花、典型的なマメ科の花です。
草全体をうまく撮るのが難しいワレモコウ(吾亦紅)、
赤い花が咲いている花穂の一つを大写しにして見ました。
花穂(花序)には小さな花が密集してつき、上から下へと咲き下がっているのが分かります。
このように、花が花軸の頂部から下方へ、
または中心から外側へと順次咲いていく花序を有限花序というそうです。
キョウチクトウ科カガイモの花を葉とともに写しました。
花の中心からひょろひょろと伸びているのが雌蕊と思っていましたが、
これ、雌蕊の付属体なのだそうです。
本当の雌しべは付属体の下に5個の雄しべと合着して隠れているそうです。
どういう戦略があるのか、花の仕組みにはいろいろあるようです。
ツリガネニンジン、ナンテンハギ、ワレモコウ、カガイモの花を写しました(9/6)。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)が花をつけていました。
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草、
初秋の野草の花、自生環境の減少でしょうか、最近は見ることが少なくなりました。
花期は夏から初秋(8 - 10月)、
分枝した茎の頂部に円錐状の花序を形成し、淡紫色の鐘形の花を下向きに咲かせます。
名の由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似ることから。
白花のツリガネニンジンがありました。
シロバナツリガネニンジンと呼ばれ、数が少ない種です。
花色以外の形状などはツリガネニンジンと同じとのことです。
花は茎に段になって多数付き、少数ずつ輪生しています。
同じ丘陵道に、
ナンテンハギ(南天萩)の淡赤紫色の花を見つけました。
雑木林の縁や山野の草地に見られるマメ科ソラマメ属の多年草です。
葉がナンテン、花がハギに似ることからナンテンハギの名だそうです。
夏の初めから秋まで花が見られ、花期は6〜10月。
別名はフタバハギ(双葉萩)、
マメ科植物には珍しく小葉が2個です。
上の2つに比べて濃色、赤紫色の花も咲いていました。
花は総状に集まってつき、蝶形花、典型的なマメ科の花です。
草全体をうまく撮るのが難しいワレモコウ(吾亦紅)、
赤い花が咲いている花穂の一つを大写しにして見ました。
花穂(花序)には小さな花が密集してつき、上から下へと咲き下がっているのが分かります。
このように、花が花軸の頂部から下方へ、
または中心から外側へと順次咲いていく花序を有限花序というそうです。
キョウチクトウ科カガイモの花を葉とともに写しました。
花の中心からひょろひょろと伸びているのが雌蕊と思っていましたが、
これ、雌蕊の付属体なのだそうです。
本当の雌しべは付属体の下に5個の雄しべと合着して隠れているそうです。
どういう戦略があるのか、花の仕組みにはいろいろあるようです。