案山子たち

長池公園の里山地域にて。


8月20日に訪れた長池公園、
稲葉が青々と成長し、穂を出しはじめた小さな水田に、
それぞれに工夫を凝らした案山子が５体登場していました。


ここの水田を管理して、
田植えをしたり、稲刈りをしているのは長池里山クラブの人たち。
ボランティアで里山環境の保全活動をしている団体とのことです。


この案山子もその人たちの手によるものと思われます。
顔も描かれ、どこかユーモアと暖かみを感じます。


田植えや稲刈り、脱穀には子供たちの参加もあるようです。
里山環境の保全とともに、里山の文化の継承につながります。


きれいなお姉さん案山子。
案山子は男性1に対し女性4体、
日本の社会や国会、今回の閣僚、副大臣人事とは大きく違います。


ちょうど稲が穂を出し、白い小さな花をつけていました。


水田の横の湿地にサワギキョウ(沢桔梗)が花をつけていました。
キキョウ科ミゾカクシ属の多年草、湿地に見られる山野草です。
すらりと伸びた茎に、青紫色の切れ込みのある花が穂になって咲きます。