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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ウラナミアカシジミ

2022-07-02 20:00:29 | 昆虫
5月30日、
近くの公園の林縁に今年もウラナミアカシジミを写しました。


ゼフィルスがそろそろ発生している頃と
林縁を探しながら歩いて見ると、


低木の葉の上にウラナミアカシジミを発見。
翅の傷み、色褪せもない発生して間もない個体です。
すぐに傷んで色褪せてしまうので、
新鮮な個体を見られるのは5月下旬~6月初旬のこの時期だけです。


草の葉の上にも新鮮なウラナミアカシジミがいました。


草の葉に落ちたニワウルシの小花に吸蜜しているように見えます。
ニワウルシはニガキ科の落葉高木、
中国原産でシンジュ(神樹)の別名があります。
6月ごろ、枝の先に数個の円錐花序を付け、小さな花をたくさん咲かせます。


ウラナミアカシジミ、
翅の裏面は橙色で、褐色の細かい縞模様があるのが特徴です。
また他のシジミチョウに比べて前翅が横に長く、
後翅が縦に長く、どこかアンバランスに感じます。


翅を広げてとまることはほとんどなく、
はっきり見ることは少ないのですが、
翅の表面は鮮やかなオレンジ色です。


アカシジミもいました。
この蝶もゼフィルスと呼ばれるものの一つです。
ウラナミアカシジミより少し早く、5月中旬ごろから発生します。
翅の表面はウラナミアカシジミと同じく鮮やかなオレンジ色、
飛ぶと両者は同じように見えます。

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