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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ニシキギ、ツルウメモドキ、マユミの花

2021-05-27 20:00:01 | 花,植物
5月初日の散歩道、
ニシキギの淡緑色の花を見つけました。
そこで、同じニシキギ科、ツルウメモドキとマユミの花を探して見ました。


ニシギギ科ニシキギ(錦木)。
葉の付け根あたりから伸びた集散花序に
淡緑色の小さな花が数個つきます。


ニシキギは花よりも、紅葉の美しさが魅力、
そして小さな果実は秋になり熟すと果皮が裂ける蒴果、
橙赤色の仮種皮で覆われた種子が垂れ下がる姿は紅葉とともに見どころです。


ツルウメモドキ。
よく山野に自生が見られるニシキギ科のつる性の木本です。
花は5~6月、葉の付け根から出る短い茎の先端に
黄緑色の小花がまとまって咲きます。


ツルウメモドキ。
果実は秋になって熟すと果皮が裂けて、
橙色の仮種皮で覆われた種子が現れます。
花よりも、枝いっぱいについたこの種子の姿が美しく、
庭木としても親しまれています。


マユミ。
ニシキギ科ニシキギ属の木本。
やはり5~6月、小さな花をたくさん咲かせます。
よく山野に自生もしています。
この木も秋に果実がピンク色に染まり、
熟すと果皮が裂けて、赤い種子が4つ顔を出します。
この木も花より、秋の果実と種子の姿、紅葉を楽しむ木です。


マユミは、雌雄異株とする向きもありますが、
雌しべが短く結実しにくいだけであり、
雌雄同株であると書かれているものがありました。
写真上は雌しべが短い個体、この木毎年見ていますが、実がつきません。


こちらは毎年実が付くマユミの花。
先の二つに比べて雌しべが長く、しっかりしているのがわかります。
雄しべは同じようです。
花は5~6月、薄い緑の四弁の小花ですが、中心部に紅色があります。
コメント
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