goo blog サービス終了のお知らせ 

行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤマブキソウ、シラユキゲシそしてヒトリシズカ

2021-04-16 20:00:00 | 花,植物
近くの公園内の山野道に
ヤマブキソウ、シラユキゲシそしてヒトリシズカが花つけていました(3/29)。
今年は桜だけではなく、春の花がみんな早い。


ヤマブキソウ。
山野の樹林地に群生するケシ科の多年草です。
春、上部の葉腋に花柄4~6cmの黄色い花を1~2個つけます。


花色がヤマブキに似るのでヤマブキソウの名が付けられていますが、
花はヤマブキより大型で、花弁は4枚(ヤマブキは5枚)、
よく見るとヤマブキとはだいぶ違います。
多数の雄蕊があるのも特徴です。


シラユキゲシ。
中国原産のケシ科シラユキゲシ属の多年草、
別名はスノーポピー、春、名のような白い花をたくさん咲かせます。


主に地下茎で増殖し、
樹林内の湿ったところなどによく群生します。


ヒトリシズカ。
山野の林や草地に生えるセンリョウ科 の多年草です。
高さは10〜30cm、茎が直立します。
葉は光沢のある濃緑色で、
茎の先端に2対の葉が対生し、4枚が輪生しているように見えます。


春、茎の先端に芽生えた4枚の葉の中心から
白いブラシ状の花穂を1本伸ばし、花をつけます。
花は花弁も萼もなく、雌しべ1個と雄しべ3個だけ、
ブラシの毛のように見えるのは雄しべの組織の一つ、白色でよく目立ちます。


ヒトリシズカの名の由来は、
静御前が一人で姿勢よく舞う姿を 直立する花穂に見立てたとのこと。
この個体、その静御前が横になっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする