

近所のいつもの散歩道,丘陵の谷間には小さな棚田がいくつか残されています。
このあたりの田んぼでは6月中下旬が田植えの時期のようで,
ここ一,二週の間にその小さな棚田でも田植えが行われたようです(6/26)。
水が一面に張られた棚田に,植えられたばかりの小さな苗,美しく感じます。
日本の原風景のひとつでしょうか。

その田に早速,カルガモが近くの川から飛んできていました。
早くも3匹そろって雑草の駆除をしてくれているようです。

棚田すぐ横の上谷戸親水公園に造られた水車小屋です。
昔は小川に沿ってこんな水車小屋がいくつもあったと思われます。
電気がない時代,その動力を使って米の脱穀などが行われていたことでしょう。
最近では,水車での発電が再生可能エネルギーのひとつとして注目されるようになったようです。
背景の竹林も落葉が終わり,新葉がほぼ生えそろってきました。
美しい竹の新緑と水車小屋,これも日本の原風景の一つでしょうか。
田植田にはや鴨きたる自然かな