
明日は檜(ヒノキ)になろう,なろうと
願いながらも永遠になれない悲しい木である「あすなろ」,
井上靖の「あすなろ物語」から知った説話です。
この「あすなろ物語」により,アスナロという木がヒバのことで,
ヒノキに極めて近い木であると子供の頃知ったように思います。
しかし,今でも,ヒノキとヒバの明確な区別は判りません。
もっと言えばヒノキとスギさえも区別できないかもしれません。
そんなわけで,あまり自信はないのですが,
多分,ヒバかもしれないと思った木の針葉の先に,
小さなヒトデのような異物がたくさんついていました。
季節から考えて,実ではなく,多分,花だろうと思います。
ヒノキは花粉症の原因となっているように,花粉を飛ばしますが,
これがヒバの花としたら,花粉はどこにあるのでしょうか,
また花粉は花粉症の原因になるのでしょうか,
いろいろ考えてしまいます。
ヒバの花原始の時代(とき)に変わらずに