マムシグサ
出葉
仮茎
図書館へ行く途中の自然公園,
そこの野草保護地域の草の中から,
竹の子みたいな奇妙な物体が1本,にょきにょきと出ていた.
人工物ではない,植物に思われる(写真下,4/18).
一週間後の26日,訪れてみるとその物体から茎が伸び,
出葉と黒っぽい花らしきものがちょうど出ていた(写真中).
29日に再度寄ったときにはすっかりマムシグサの姿になっていた(写真上).
マムシグサはサトイモ科テンナンショウ属の多年草,
花のように見えるのは仏炎包というらしい.
この色が写真のように黒紫色のものをムラサキマムシグサ,
緑色のものもあり,これをカントウマムシグサというようである.
マムシグサの名の由来は竹の子のように見えた
茎(正式には仮茎)の模様がマムシに似ているところかららしいが,
仏炎包の部分もヘビの鎌首状態に似ている.
いずれにしても形も名も,そして仮茎を持つなどおもしろい草である.
また,一週間でこんなにも成長し,形態が変わるのも不思議である.
秋には赤い実をつけるようであるので,そのときも記録してみることにしよう.
草陰に鎌首ごとく蝮草
出葉
仮茎
図書館へ行く途中の自然公園,
そこの野草保護地域の草の中から,
竹の子みたいな奇妙な物体が1本,にょきにょきと出ていた.
人工物ではない,植物に思われる(写真下,4/18).
一週間後の26日,訪れてみるとその物体から茎が伸び,
出葉と黒っぽい花らしきものがちょうど出ていた(写真中).
29日に再度寄ったときにはすっかりマムシグサの姿になっていた(写真上).
マムシグサはサトイモ科テンナンショウ属の多年草,
花のように見えるのは仏炎包というらしい.
この色が写真のように黒紫色のものをムラサキマムシグサ,
緑色のものもあり,これをカントウマムシグサというようである.
マムシグサの名の由来は竹の子のように見えた
茎(正式には仮茎)の模様がマムシに似ているところかららしいが,
仏炎包の部分もヘビの鎌首状態に似ている.
いずれにしても形も名も,そして仮茎を持つなどおもしろい草である.
また,一週間でこんなにも成長し,形態が変わるのも不思議である.
秋には赤い実をつけるようであるので,そのときも記録してみることにしよう.
草陰に鎌首ごとく蝮草