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MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

明治生命館見学

2023年05月16日 | まち歩き

休館されていた明治生命記念館の一般公開が再開されて、久しぶりに見学してきました。

明治生命記念館は、昭和9年に創建されてた昭和初期の歴史的建造物の古典主義様式の建造物であり、戦中・戦後は東京大空襲やGHQに接収されて、米・英・中・ソの対日理事会の会場として使用された昭和の激動時代の記憶が保存され、古典主義様式の圧巻の外観が見られます。

皇居お濠端から望む外観は、五層を貫く巨大なコリント式の列柱が並び壮観な姿が見られます。

その後方には、20年前に新設されたマイプラザビルが聳え立ち、新旧の好対照の景観がみられます。

巨大な列柱はエンタシスが施されたコリント様式で、上部に行くほど細くなっており、柱頭にはアカンサスの葉飾りが施されています。

通りに面するアーチ型の窓には、建物に相応しい豪華な雷紋の装飾の枠が嵌められています。

明治記念館の内観では、回廊の周辺の会議室や食堂、応接室を配し、会議室では米・英・中・ソの代表による対日理事会が開かれ、マッカーサー元帥も会議に出席されたそうです。

吹き抜けホールの天井や壁には、八角形の枠内にアカンサスの葉模様の彫刻や石膏レリーフが施されて豪華絢爛な雰囲気が感じられます。

戦後の昭和の歴史が残された雰囲気に感動を覚えたひと時でした。

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神田祭~神田明神参拝

2023年05月15日 | イベント

神田祭が4年振りに開催され、日本橋界隈で神幸祭を見た後、三越本店で開催されている「神田明神と神田祭展」を観て、神田明神で参拝してきました。

今年は、三越創業350周年・神田明神創建1300年を迎えて、記念する「神田祭展」が本店中央ホールで神田祭に関する絵巻物や浮世絵、錦絵などが展示されて、神田祭の歴史や様子が展示品を見学していました。

本店前には、出輿前の日本橋室町地区の神輿も展示されていました。

本店の屋上には、三井越後屋(三越)の守護神の三囲神社には、商売繁盛の神の大黒天様が祀られています。

中央ホールの天女(まごころ)像の前には、神田祭に関する素晴らしい絵巻物や錦絵が展示され、祭りの謂れや歴史を感じられました。

三越本店のシンボルの天女(まごころ)像も、瑞雲に包まれて舞い降りるような姿で、豪華絢爛な美しく聳え立っています。

背後には雲の渦や多くの野鳥、台座には宝石のように光り輝く彫刻などが施されて、想像を超える景観に魅せられていました。

大手町の将門塚では、午前中に神幸祭の奉幣の儀が行われましたが、神田明神の三の宮の平将門を祀る首塚ですが、以前には神田明神が真座していたところで、4年間とは木塀に囲まれて清々しい景観に変わっていました。

本郷通りをへて神田明神へ向かうと、この日の神輿の宮入りはされていませんでしたが、多くの参拝者が集い、氏神さま特有の雰囲気となっていました。

拝殿前には、可憐な氏子会の山車が並べられています。

文化交流館(神田明神ホール)内には、神田祭の様子が描かれた壁画が展示されていました。

境内に鎮座する縁結びの神、「一之宮(だいこく様)」

大波に乗る商売繁盛の神、「二之宮(えびす様)」

手水舎の屋根上には、際立った姿の2体の鳳凰も見られます。

拝殿前には、獅子山に乗る親獅子と突き落とされて這い上がる子獅子の三獅子の姿が保存されています。

拝殿横には、テレビドラマの主人公の銭形平次親分が、近くの明神坂下に棲んでいたとされる由縁から記念石碑が今も設置されています。

「神田の家」横の宮本公園では、地域の子供太鼓連の勇壮な演技が行われて、多くの参拝者から大声援が送られていました。

神田明神から秋葉原の電気街へ向かうと、こちらでも氏子の神輿や太鼓連の勇壮な演技が行われ、賑わっていました。

4年振りに行われた神田祭の迫力ある天下祭りの壮絶な賑わいを実感した一日でした。

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神田祭・神幸祭

2023年05月14日 | イベント

日本三大祭の一つの「神田祭」が4年振りに開催され、小雨降る一日でしたが、神田祭の一番見応えある「神幸祭」を観てきました。

朝、神田明神を出発した祭神が乗る鳳輦や神輿が氏子町内会(神田、日本橋、大手町、丸の内、秋葉原)を練り歩く江戸最大のお祭りで、雨降る中で心配されましたが、時々小雨降る中で計画通り巡行されていたようです。

この日は、日本橋中央通りは大変な混雑でしたので、日本橋川の江戸橋界隈で見ていました。

パレードでは、神田明神の三柱の大黒さまを乗せた「一の宮鳳輦」を先頭に、えびす様を乗せた「二の宮神輿」、将門さまを乗せた「三の宮鳳輦」を先頭に長い大行列で、心も体も熱くなる光景が見られ、久しぶりに天下祭のと呼ばれるにふさわしい絢爛豪華な雰囲気に包まれていました。

鳳輦・神輿の行列の後には、「相馬野馬追 騎馬武者隊」を先頭に、趣向凝らした附け祭の行列が続きます。

「だいこく様・えびす様・少彦名命」や「浦島太郎」、「侍様」を乗せた曳き物が、子供達にワッショイ~ワッショイ・・・と勇ましい声を発して引かれ勇壮に進んでいました。

和服姿の可憐な女性隊も続きます。  

附け祭りの最後には江戸湯を描き出した山車が続きます。

日本橋三越前では、神幸祭パレードが通過する前に、地域の室町氏子の神輿が担がれて大変な賑わいとなっていました。

日本橋中央通りから神田町へ向かうと、地元の二基の神輿隊も勇壮な姿で掛け声を発して、壮観な雰囲気に包まれていました。

この後、神田明神へ向かいました【続く】

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ぶら散歩~茅ヶ崎清水谷

2023年05月13日 | まち歩き

春本番の日を迎えて、茅ヶ崎の緑地保全地区となっている茅ヶ崎清水谷(しみずやと)の自然林をぶら散歩してきました。

清水谷戸では、駒寄川の源流のせせらぎの水が流れ、木道の周りには湿地や樹林、池など自然環境が保存されて、生物多様な秘境となっています。

木道の周りは、新緑萌える緑豊かな雰囲気に包まれていました。

谷戸池では、二匹のカモちゃんが、クエ、クエ・・・と鳴きながらお散歩中でした  

谷戸の上り下りの散策路の丘の上では、広い竹林となっており、竹林の小径には筍の姿は見れませんが、樹と筍が絡み合った姿も見られました

竹林の中には、竹枝で造られたかまくら(竹洞)も見られます 

約100m程の竹林の小径では、竹のトンネルとなって野鳥の声も聞こえてこもれびの空間となっていました。

清水谷戸を出た坂道には、桜の木が真っ赤な実を付けてサクランボではありませんが、青い空を背景に美しい姿を見せています。

長い坂道を上り切った農園からは、春の富士山が見られ、絶好のビューポイントとなっていました。

農園の花畑には、愛らしいシラーぺルビアナの花が咲き誇っていました。

春の自然豊かな谷戸の光景をみながらのぶら散歩でした。

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境川ポタリング~天王森泉公園・境川遊水地公園

2023年05月12日 | サイクリング

境川サイクリングで横浜の俣野公園から急坂を経て近くの和泉川沿いにある天王森泉公園・境川遊水地公園をポタリングしてきました。

天王森泉公園は、14年前に開園された緑豊かな市民の森公園で、園内には、明治時代に創業された旧清水製糸工場だった建築が保存されて「天皇森泉館」として、当時の姿のまま拠点施設となっており、横浜市の歴史的建造物にしていされています。

森泉館の裏山の急斜面の「涌水の森」と名付けられた森には、竹林の小径があり、わさび田や生態池があり、清水が流れる里山の光景がみられます。

わさび田にも豊富な湧水が流れてわさびが生育されていました。

小径には、ナデシコなど春の花も対照的な色合いで咲き誇っていました。

園内で一番広い雑木林の森は、クワガタが多くいたことから「くわくわの森」と名付けられ、現在はクヌギやコナラの若い木が茂る緑豊かな自然の森となって野鳥の声が響き渡り、生物多様性豊かな雰囲気となっていました。

天王森泉公園の森の中には、多くの石像が設置されて不思議な雰囲気でした。

天王森泉公園から近くの境川遊水地公園では、自然創出のビオトープとして自然豊かな水辺環境が創出されていて、四季を問わず優雅な光景が見られ、人気のお休み処の鷺舞橋で一休みしていました。

公園内の水辺には、アオサギやダイサギが楽しんでいる姿も見られました。

遊水地公園で一休みして、長い坂道を上った丘の上の農場では、珍しい牧草ロールが並び、牧草の刈取りが行われる光景が見られました。

「雲昌寺」は、大河ドラマ鎌倉殿で話題となった鎌倉幕府2代執権の北条義時が入道したことに由来して建立された曹洞宗の名寺となっています。

本堂には、宝輪や三つ葉葵の御紋が見られ、歴史ある景観が見られます。

境内には、ユニークな石像や庚申塔などが見られ、湘南の人気の名寺の雰囲気が残されています。

広い境内の墓苑の歴代住職の墓地の一角には、開基北条義時の供養塔が立てられていました。

横浜の天王森泉公園や遊水地公園など緑豊かな春の景観を満喫しながらのロングライドでした。

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俣野公園バラ園散策

2023年05月11日 | まち歩き

春の花のバラが満開となるローズウイークを迎え、俣野公園のバラ園へ花見ポタリングしてきました。

俣野公園は、元ドリームランド跡地に造られた総合公園で、園内のメモリアルグリーンには、約600株のバラが咲くバラ園として人気スポットとなって、今年艶やかなバラが満開となっていました。

メモリアルグリーンの正面入口から慰霊碑までの中央ロードには、新緑の銀杏並木が続き、緑豊かな空間となっています。

慰霊碑の周りの花壇には、美しい花々や樹木で包まれて、花束が献花されていました。

フラワーロードには、珍しい大輪のバラが満開となって、赤や黄、ピンクなど彩り豊かな姿で咲き誇っていました。

広い芝生墓苑には、ドーム型のお休み処も設置されており、聖なる雰囲気も感じられました。

俣野公園近くの相州春日神社に立ち寄り参拝してきました。

当神社は、旧横浜ドリームランド開設にあたって奈良の春日大社の御分霊を勧請した神社で、朱色の鳥居や本殿など奈良の春日大社に似た荘厳な雰囲気となっています。

 

手水舎には、龍ではなく二頭の鹿がお水を流してくれました。 

春日神社は、必勝祈願・心願成就など多くのご利益があるパワースポットとなっています。

境内には、家内安全、疫病退散のご利益多いお稲荷さんも祀られています。

境内の神鹿苑には、約10匹の春日大社から賜った神鹿がお出迎えしてくれて参拝客のお土産せんべいをねだっていますが、礼儀正しい姿で感謝する鹿となっています。

満開のバラ咲く光景と春日神社の神々しい雰囲気を堪能していました。

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スケッチ水彩画~春の風景

2023年05月10日 | 水彩画

  久しぶりに春に訪れた満開の桜並木や竹林、果実画を描いてみました。

東京多摩市の宝野公園の富士見通の桜並木は、今年も桜と緑のコントラストな光景は素晴らしいモチーフとなっており、暖かみを感じながら描いてみました。

 

小田原城址公園の二の丸東堀の隅櫓周辺の桜スポットも城址公園で一番の素晴らしい眺望に魅せられた一枚です。

先月、春の筍を求めて訪れた知人の竹林のこもれびの美しい春の見応えある光景です。

その日に求めた春の代表的なタケノコと甘い味覚と美食に魅せられたオレンジの拙作です。

猫の日に描いたニャンちゃんの様子

久し振りに筆を取って春の風景や果実を描いた一日でした。

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俣野別邸庭園散策

2023年05月09日 | まち歩き

旧モーガン邸でアートフェステイバルを見た後、近くの俣野別邸庭園を散策してきました。

俣野別邸庭園は、緑豊かな丘陵地帯にある広い風致公園で、広い庭園には内苑と外苑があり、内苑の俣野別邸は、住友財閥の住友家の別邸跡で、和洋折衷の独特のモダニズム・デザインの建築の光景がみられます。

外苑の散策路では、つつじ園やあじさい園、山野草の小径、芝生広場など新緑萌える雰囲気となっています。

シャクナゲ園では、見頃を過ぎていましたが、鮮やかな大輪の花も見られます。

山野草の小径では、珍しいソシンロウバイが大きな実を付けています。

四季の花苑では、ナデシコやシャクヤクなど春の花々で覆われています。

広い芝生公園では、緑豊かな開放感溢れるお休み処となっていました。

外苑のもみじ坂では、珍しいバナナの実や花が見られます。

秋の紅葉時期には、赤く染まるもみじ坂では、新緑もまぶしいグリーンワールドとなっています。

内苑の広い芝庭では、モダンな邸宅と緑の豊かな静かな雰囲気の光景が見られます。

庭園から急坂を下り、境川サイクリングロードに出ると、湘南の風に乗った凧揚げの光景も見られました。

アートフェステイバルと春の庭園風景を楽しんでいました。

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ふじさわアートフェステイバル

2023年05月08日 | アート・文化

市内の旧モーガン邸庭園で開催された「アートフェステイバル 2023」を見学してきました。

会場の旧モーガン邸は、横浜山手のベーリックホールなどの西洋館や山手外人墓地正門など全国各地の建物を設計された建築家のモーガン氏の自邸だった跡で、現在は火災にあった建物の修復工事が行われていましたが、レトロな歴史記念館で、今年も緑豊かな自然の野外庭園で立体・彫刻・陶芸など地域の27人のアーテイストの作品が展示されていました。

煉瓦造りの中門には、当時の原形のままの扉が保存されています。

会場のイベント広場では、篠笛やバンド演奏が行われて、和やかな交流の場となっていました。

新緑豊かな広い庭園内には、自然観察の緑地庭園となって温室跡の周りには、想像を超えるユニークな作品が見られました。

大木の樹の下をクジラやカメさんが泳ぐ作品

井戸ポンプ小屋内に飾られたお伽の空間?

主屋の本棟脇には、巨木のレバノン杉が立ち太い枝には、大小の◇額縁が吊るされて不思議な空間を創り出されています。

竹林の小径のカラフルな布プレートや団扇で描いたゲート作品

築山やさわら林には、陶芸やカラフルな衣類やカーテンなどが飾られて自然と一体化したアートな雰囲気が創り出されています。

修復工事中の主屋の一部ですが、邸内の様子が想像できる景観が見られます。

自然豊かな庭園内で発想豊かな彫刻や絵画、立像などの現代アート作品に魅せられてアーテイストと交流していました。

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ぶら散歩~白旗神社・長久保公園

2023年05月07日 | イベント

ゴールデンウイークを迎えて恒例の鯉のぼりイベントが行われた白旗神社と長久保公園をぶら散歩してきました。

義経公を祀る白旗神社では、約100匹の鯉のぼりが泳ぎ、子供たちの成長を祝う「牛若まつり」が行われ、家族連れで賑わっていました。

遅咲きの義経藤も今年は開花が早かったようで、白フジも散り初めていました。

白旗神社近くの長久保公園では、今年も緑の普及を目的とした「春のみどりと花のまつり」が開催され、芝生広場には、市のマスコットキャラクターのふじキュンのふわふわランドが設置されて、鯉のぼりが泳ぎ、多くのキッチンカーが出店されてゴールデンウイークの賑いが見られました。

特設ステージでは、地元の中高生の吹奏楽演奏やジャグリングのパフォーマンスが行われ、素晴らしい演技に観客から大声援が送られて大変な盛り上りとなっていました。  

園内の展望台からは、湘南のシンボルの江ノ島も望めお休み処となっていました。

花のプロムナード大花壇では、春の花々のペチュニアやベコニア、キンギョソウなどでデザインされた彩り豊かなフラワーワールドが創られています。

広い園内の池端や牡丹園、バラ園、温室などでは、シャクナゲやバラ、牡丹など彩り豊かな春の花が咲き誇って、赤や白の花々や、緑豊かな自然を五感で触れる雰囲気となっていました。

温室内では、胡蝶蘭やカポック(パンヤの木)など貴重な姿が見られます。

春本番の華やかな花々を愛でながらゴールデンウイークの雰囲気に感動を覚えたぶら散歩でした。

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小田原歴史散歩~総構巡り

2023年05月06日 | まち歩き

北条五代祭りの武者行列を見た後、小田原城の総構を巡ってきました。

総構は、小田原北条氏が豊臣秀吉との合戦に備えて城下を囲って作った約9kmの大規模な堀戸土塁による要塞で、三か月の籠城戦で小田原城を守り抜いた歴史遺構で、現在もその名残の光景が保存されています。

この日は、総構の一部の小田原駅から八幡山、城山公園、小峰御鐘ノ台大堀切、三の丸外郭土堀を巡っていました。

小田原駅西口には、小田原城主だった勇壮な北条早雲公像が設置されています。

小田原駅近くの八幡山入口に設置された「八幡曲輪」の石標から急坂の階段坂を上り八幡山へ向かいます。

城山公園の周辺は、八幡山古郭の巨大曲輪群だったようで、土地名の「毒榎平」と呼ばれる史跡の石標が見られました。

城山小園には、戦没者の慰霊碑もあり、緑豊かな森林公園として憩いの場所となっています。

城山公園の西側には、「小峯御鐘ノ台大堀切」の三つの巨大な堀と土塁が残されており、総構の見所一番の姿が保存されていました。

「小峯御鐘ノ台大堀切・西堀」は、雄大な堀と土塁が残されています。

「小峯御鐘ノ台大堀切・東堀」も堀幅約30m、長さ280mで、2カ所の「横矢掛かり」で、大堀切一番の壮大な姿が保存されています。

小峯御鐘ノ台大堀切の先の「三の丸外郭・新堀土塁」では、総構の内側にあった新堀と呼ばれる外郭後で、新堀と土塁が保存されて、展望テラスからは、相模湾や伊豆大島、箱根連山を望む絶景ポイントとなっています。

三の丸外郭新堀から、小田原競輪場沿いの急坂を下りて、小峯曲輪にある二宮尊徳を祀る「報徳二宮神社」に向かいました。

境内には、多くの苦難を乗り越えてこられた偉人の二宮尊徳翁を祀る神社で、コロナ禍や令和の様々な苦難を乗り越える知恵を学んでいました。

城址公園の南曲輪の南堀の「御感の藤」は、見頃を過ぎていましたが、名残の花房が見られました。

南堀には、蓮の花の葉がお堀を埋め尽くしており、蓮の花咲く名所となっていました。

常盤木門の下の本丸東堀の花しょうぶ園では、多くの花しょうぶが植えられて来月には見頃となって、花しょうぶまつりが行われるようで、夏の人気スポットとなっているようです。

城址公園から春の例大祭が行われている松原神社へ向かうと、神輿や山車は街中に出ていましたが、境内の本殿前には「吉兆の大亀」が置かれて、触ると御利益があるパワースポットとなっています。

松原神社近くの三の丸には、大手門跡の石垣上には、時の鐘が残されており、現在も朝・夕に鐘が鳴らされている国の指定史跡となっています。

堀端通りから駅前のおしゃれ横丁に入ると、商店街の一角に、北条四代の領主の北条氏政・氏照のひっそりとした墓所があり、多くの鈴が架けられて願掛けスポットとなっていました。

小田原駅前通りには、新しく「ミナカ小田原」商店街が出来て、江戸情緒溢れた城下町の光景をイメージさせる雰囲気で新しい名所となっているようです。

金次郎広場には、薪を担いだ姿の二宮金次郎 夫婦像が設置されてフォトスポットとなっています。

ミナカ小田原ビルの屋上の「展望足湯庭園」では、湯元温泉の天然温泉の足を浸しながら小田原城や相模湾を望める新しい人気スポットとなっており、多くの家族連れで順番待ちとなっていました。 

北条五代祭りや総構の史跡を巡りながら、難攻不落の小田原城の歴史を学ぶ街歩きでした。

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小田原北条五代祭り

2023年05月05日 | イベント

小田原の恒例のイベント「北条五代祭り」が4年ぶりに開催されました。

今回は、小田原北条氏(後北条氏)が伊勢氏から北条氏へ改姓してから500年の節目を迎え、記念の「小田原北条氏誕生五百年」の記念イベントとして、関東一円を治めた北条五代の功績を称える壮大なイベントが開催されました。

銅門広場では、武者隊の出発式が開催され、鉄砲音が響き、さあ~イクゾ~と、勇壮な声が響きわたっていました。

三の丸並木通りとなりわい交流館では、地域の神輿が出発前の準備中でしたが、小田原の賑やかな光景が戻ってきていました。

午後一時半過ぎには、出陣式の後、馬出門から武者隊の先駆け軍団を先頭に、初代北条早雲隊、二代北条氏網隊、三代北条氏康隊、四代北条氏政隊、五代北条氏尚隊の北条軍団の約1600人の順列隊の武者行列が続き、沿道から大声援が送られていました。

武者隊がお堀端通りからかまぼこ通りへ向かった後、大工町通りを出発した地元のジュニアバンドやチアダンス、吹奏楽部の吹奏楽隊が、行進曲など数々の名音楽を演奏しながら馬出門へ進み、北条五代祭りを祝う音が城下町に響きわたり、観客と共に賑やかな祭りを祝う光景が見られました。

吹奏楽隊に続いて、北条軍団の武者隊もパレードコースを一巡して、戻ってきて沿道の観客と武者隊との交流が行われていました。

パレードが終了後、小田原城の総構を巡ってきました【続く】

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ミラーボーラ~光アート・春の宵

2023年05月04日 | イベント

江の島岩屋で洞窟探検の後、江の島のサムエルコッキング苑で開催中の「光アート・春の宵」を見てきました。

この日は、五月晴れの好天となり、サムエルコッキング苑のサンセットテラスからは、春のダイヤモンド富士は、見れませんでしたが、富士山の北側に沈む太陽と富士山がコラボして西の空が茜色に染まる絶景が見られ、約20分の自然が織りなす幻想的なシーンが見られ、感動のシーンが湘南の空に映し出されていました。

陽が沈むと、新緑のサムエルコッキング苑内に設置された約300個の大小のミラーボールとモニュメントがライトアップされて、光と影の「春の宵」と名付けられたアートフルな空間が描き出されていました。

「春の宵」では、広い苑内の植物や樹々とアート作品が融合された光煌めく空間が創り出されていました。

湘南の海の貝やクラゲを連想される作品

コインを積み上げて作られた作品

恐竜❓のような姿の大作

シーキャンドルと蓮の花❓アートが融合した光景

陽が沈むと、大小のミラーボールから反射する光が、苑内のアート作品を照らされて幻想的なインスタレーションがラブラブな世界を創り出していました。

湘南の海風によりミラーボールから飛び交う光が照らす星屑の世界も見られます。

苑内を巡った後、出口広場には、華やかな姿のアート人形さんがまた来てね~と呼び掛けて、感動していました   

 

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江の島岩屋洞窟見学

2023年05月03日 | まち歩き

江の島岩屋30周年を迎えて、記念イベントのプロジェクションマッピングが行われ、岩屋を洞窟探検してきました。

五月晴れの中、朱色の欄干の岩屋橋は湘南の海を背景に際立って輝く江の島の絶景が見られました。

第一岩屋では、江の島誕生の五頭龍と天女にまつわる江の島縁起の伝説が、約3分のプロジェクトマッピングで岩壁に映されて、江の島誕生の秘話が説明されていました。

ストーリーでは、鎌倉の海に棲んでいた五頭の龍が江の島付近の山を崩し洪水など災いをもたらし住民を苦しめていたところに、突然天女が現れてその天女の美しさに一目ぼれした龍が結婚してくれと依頼したが、悪行に拒否されたため、龍は悪行を止めて結婚して江の島に平和をもたらしたと伝わる伝説が表示されていました。

洞窟は「第一岩屋(奥行152m)」と「第二岩屋(奥行56m)」に分かれていて、背の高さほどの洞窟内は神秘的な空間となっていました。
岩屋洞窟は、長い年月を経て波の浸食で出来た岩屋で、古くから信仰の対象となっていたようで、江の島詣で人気スポットとなっていたようです。

入口でロウソクを受け取りその灯りで長い洞窟内を進むと、歴史的・民族学的遺産の仏像や弁財天像などの石造物が多く並んで神秘的な雰囲気となっています。

第一岩屋の奥には、富士山の風穴に繋がっていると伝説の穴倉があり祠が残されて、聖水が滴り落ちていました。

その横には、人が寝そべったような大岩があり、「日蓮上人の寝姿石」と命名されていますが、日蓮上人の修行スポットだったようです。

石仏が並ぶY字路の右奥には、江ノ島神社の発祥の地で、欽明天皇がこの場所に鎮座されていたそうで祠が残されています。

第一岩屋から第二岩屋への分岐路から望む江の島の海を臨む絶景のフォトスポットとなっています。

記念イベントでしょうか、洞窟内の散策路には、江の島の樹々で創られたアート作品が展示されていました。

第二岩屋へ向かう岩屋橋近くには、沖の龍宮城?に向かって泳いでいるような亀石や江の島の絶景が見られます。

第二岩屋の奥には、洞窟内に姿を現した龍神が待ち構えて周りに不思議な異音が流れ、龍神伝説を実感できるように演出されてパワースポットとなっていました。

岩屋出口では、自然が作り出した岩肌や断層が見られ海蝕の痕跡が見られ岩屋の長い歴史が刻まれた姿も見られます。

岩屋を出て稚児が淵に出ると、湘南の海と岩・波が描く「神奈川の景勝50選」に選ばれている湘南の絶景が見られました。

稚児が淵から250段の急な階段を上った龍宮大神(わだつのみや)では、岩屋の洞窟の真上にあり、伝説の五頭龍を祀られておりパワースポットとなっています。

龍神の隣の奥津宮の拝殿の天井には「八方睨みの亀」が描かれており、どこから見ても参拝者を睨んでいるように描かれています。

御神木のイチョウの樹と亀石(亀甲石)も歴史が刻まれた見応えある姿が見られます。

この後、江の島の名所のサムエルコッキング苑で開催中の「光アート~春の宵」を見てきました【続く】

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花見ポタリング~富士見ファーム・甘沼成就院

2023年05月02日 | ハイキング

快晴の富士見日和となり、茅ヶ崎の富士見ファームから甘沼の成就院の名木「なんじゃもんじゃの木」の花見ポタリングしてきました。

富士ファームでは、空に浮かぶような白富士山が春本番とは思えない姿が見られました。

甘沼の成就院は、創建400年以上の歴史ある名寺で、今年も「なんじゃもんじゃの木」の花咲く名所となっています。

本堂の参道には、今年も造花が飾られて清楚な雰囲気となっていました。

境内の墓所には、元東大総長だった茅誠司氏の居宅から移植された「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれる、学名「ヒトツバタゴ」の樹が、枝の上に雪が積もったような清楚で可憐な姿で咲き誇っていました。

ヒトツバタゴの樹の隣にも、名木のハンカチノキが見られますが、既に花は散っていましたが、白いハンカチを垂れ下げたような白い花びらの姿から名付けられたようです。

墓地の上の富士山のビューポイントからの光景

ビューポイントに立つ観音菩薩像

境内には、不動明王のレリーフ前では護摩供養も行われる邪気払いのスポットとなっています。

真言宗ゆかりの弘法大師空海像と願い事を叶えてもらえる南無一言大師と呼ばれる「一言大師」が祀られてパワースポットとなっています。

見どころ多い境内を散策してから急坂を上り、湘南スリーハンドレッドの正門前の富士見スポットからも雲間に富士山の山頂が見られました。

この後、湘南の名門ゴルフコースのスリーハンドレッドクラブ周辺の散策路をへて浄見寺へ向かいました。

浄見寺は大岡越前守の代々の菩提寺で、先日、4年振りに大岡越前祭が茅ヶ崎駅付近や浄見寺周辺で地元祭りが行われたようで、境内には、大岡家一族のお墓が木立に囲まれて並んでいます。

浄見寺前の広場には、茅葺屋根の茅ヶ崎民俗資料館(旧和田家)があり、江戸時代末期の大きな民家で、館内の六部屋には漆喰の壁や欄間、箪笥などが飾られて、江戸時代の豪壮な格式高い様子が保存されています。

春本番の富士山や名木の姿に感動を覚えながらのサイクリングを楽しんできました。

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