MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

会社の部活動に拍手

2010年02月18日 | 社会・経済

先週のNHK朝の番組で紹介されていたが、今、企業内の部活動が見直されて評判だそうである。

番組では、会社で部活動を始めたら、社員同士の交流が活発になり、社員の定着が良くなって離職率が下がったと紹介されていた。

この会社では、IT関連業種でパソコンに向かっての仕事が多く、どうしても社員同士の直接フェースToフェースの交流が少ないのだそうである。

そこで部活動に参加すれば、お手当てとして1万円/月支給される制度が出来て、参加者が増えたようであるが、人の繋がりが出来て社内の活性化にも効果が上がっているそうである。

部活と言えば、運動系の部を連想するが、この会社では、運動系、文科系、生活系などもあり、何と社内を綺麗にする「掃除部」があるそうだ。

現役時代は人事・総務関係にも従事していたので非常に関心があるが、最近の傾向として、いろんな仲間と交流するのが不得手だという若手が少なくない。

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昔のように社内旅行や社内運動会、文化祭のような異なる部門や年代層を越えて交わる機会が少なく、社員同士の連帯感が薄くなっていると感じている。

元会社でも、昼休みにジョギングや散歩したり、アフター5には、飲み会部やバスケット部も存在していたが、いつの間にか無くなっていた。

スキルアップのための研修会も、いろいろ企画してきたが、必ず交流の場に重点的に時間を費やしてきた。

社内の執務環境の変化もあって最近の傾向は、昼休みは昼寝かパソコンゲーム、アフター5は家庭部活が多いと感じていた。

学校でも部活参加者は、バイトや塾通いなど忙しくなり、以前と比較して減少していると聞いている。

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高学年ほど自分の得意分野で活躍するという傾向になるのだろうが、部活を通じて上下・同僚との交流するという「人と人」との繋がりを強める意義は大変大きいと思うが・・・

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自分も、バスケット部、山岳部を経験し、家族達もバスケット部、野球部、トライアスロン部と経験した事が、今の人間性の役立っていると感じているところ。

今、周辺の学校環境では、部活動の活性化のネックは、子ども達の参加意識と共に、指導者の指導能力のようだ。

熱意ある指導者がいる部活は、大変人気がありその成績も高いが、熱意が足りない部は低調と聞く。

現在の経済・社会環境の中で、妨げとなる要素も少なくないが、今こそ地域連携・学校内連携・指導者育成を図り、人間関係の絆と連帯感を強めていかねばならないと痛感している。

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