MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

北の丸公園散策

2021年10月20日 | まち歩き

靖国神社に参拝した後、北の丸公園を散策してきました。

靖国神社から九段坂公園に出ると、春には桜咲く千鳥ヶ淵を望むフォトスポットですが、桜に代わって柿の木の実が実り、多くのスズメたちが飛び交う静かな秋の光景が拡がっていました。

九段坂は過っては九つの坂があった急坂だったことから名付けられ、坂上からは東京湾の品川沖を出入りする船の目印として灯台の役割を担った高灯台(常透明台)が、石組の塔の上に方位盤や風見がある画になる景観を見せています。

九段下の牛ケ淵は、夏の花蓮の葉で埋め尽くされていました。

田安門は、現存する江戸城の最古の城門だそうで、高麗門と渡櫓門の二つの門からなる桝形門となっており、扉の釣金具なども風格ある景観で国の重要文化財となっています。

日本武道館では、この日はイベントは開催されていませんでしたが、日本の伝統の武道など心身錬磨の行事が開催される会場で、屋根上には巨大な擬宝珠が光り輝き、緑青色の屋根など日本の伝統の美しい印象的な景観が見られます。

北の丸公園には、近衛師団の兵営地があったところで、園内には近衛歩兵の連隊石碑が残されています。

「近衛第一連隊碑」

「近衛第二連隊碑」

園内の散歩道では、まだ紅葉は見られませんが、緑豊かな自然の森が拡がり心癒される空間が拡がっていました。

中の池の芝生広場は、春の桜の時期には大変賑わう人気スポットですが、人影も少なく池辺にはススキが色づき秋の光景も見られました。

北の丸公園の名所の国立近代美術館工芸館は、昨年金沢に移されていましたが、現在も閉館されていて今後どうなるのでしょうか?

過って近衛師団司令部庁舎だった工芸館は、重厚な赤レンガのゴシック風の建築で今もその素晴らしい外観が見られますが、内部へ入ることは出来ませんでした

清水門近くの広場には、戦後に日本の復興に尽力された吉田茂氏の銅像が立ち、コロナ禍の終息でこの国の経済回復はどうなるんじゃ?と心配されているようです~

清水門も田安門と同じ桝形門で、雁木坂の長い石段坂があり敵が攻め入ることが出来ないように工夫されているそうです。

高麗門の扉や門構えも圧巻の風格を感じる姿となっています。

桝形広場から見る渡櫓門も独特の姿となっています。

江戸城跡の自然豊かなオアシスの雰囲気を満喫したひと時でした。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
静かな所ですね (maria)
2021-10-20 17:35:32
korman さん、こんばんは。
皇居の周りは静かな良いところがたくさんありますね。
私達も5〜6年前?皇居の桜の頃、通り抜けをした後
この辺りを歩きました。
国立近代美術館工芸館の建物はまだそのまま残っていますね。
とても立派な建物です。新しく何かに利用されて中に入ってみたい建物です😄
武道館の前は別の機会に1人で歩いた時に通りました。
korman さんのきれいなお写真で歴史的な背景にも想いを馳せながら散策させて頂きました。
いつも有難うございます。
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Re:静かな所・・・ (korman)
2021-10-20 20:36:52
mariaさん こんばんは~
北の丸公園や東御苑などは、江戸城の歴史が残るオアシスで、久しぶりに訪れましたが、武道館や工芸館など重要文化財の建築や自然豊かな公園で、四季の雰囲気を堪能できましたね。
 皇居外苑や日比谷公園など秋の散策を楽しめますね。
 いつもご覧いただき温かいコメントありがとうござます。
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