MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

上野恩賜公園散策

2022年08月29日 | まち歩き

上野の森美術館の絵画展を観た後、上野恩賜公園の名所をブラ散歩していました。

上野西洋美術館の前庭には、ロダン作の希望を失い地獄へ向かう「地獄門」や「考える人」のブロンズ像が設置されて人気スポットとなっています。

国立科学博物館前には、巨大なシロナガスクジラが空から池に飛び込むような姿のオブジェが設置されてフォトスポットとなっているようでう。

科学博物館近くの開山堂(両大師)では、東叡山の開山である慈眼大師と慈恵大師を祀られる江戸時代には、庶民の信仰を集めた寛永寺の原点となっているようです。

本尊の阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂は開放されていました

山門を入った横には、和やかな立像と座像の地蔵菩薩に迎えられました 

本尊の阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂は開放されていて、堂内には三体の阿弥陀様のお姿に心尽くして参拝していました。

両大師が祀られている本堂に厄除けを祈願しながら参拝していました。

境内の参道には、天女や徳川家御紋などが彫られた由緒ある銅灯籠が見られます。

本堂と輪王殿の間には、明治の文豪の幸田露伴の旧宅の門が移設されています。

輪王殿前には、寛永寺旧本坊の正門の表門が移設された黒塗りの「黒門」には、弾痕跡や赤い菊のご紋が見られ黒漆で塗られ威厳のある重厚さを感じられる景観が保存されています。

 

国立博物館の正門近くの東京国立博物館には、因州池田屋敷から移設された重要文化財の「旧因州池田屋敷表門(黒門)」が、今も江戸の名残を感じる武家屋敷の姿が見られ、この日は御門が開かれていました。

恩賜公園の名スポットの上野東照宮へ向かうと、神門から参道には、大小約250基の石灯籠が並びその先の豪華に光り輝く唐門へと続く光景がみられます。

煌びやかな唐門の扉の両側には、左甚五郎作の豪華な昇り竜と降り龍の飾りが嵌め込まれています。

東照宮には、徳川家康・吉宗・慶喜が祀られていて、勝利・健康長寿のパワースポットとなっているようで、開運上昇の雰囲気が感じられます。

唐門前の両側には、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家より奉納された6基の豪華な灯籠が立ち、国の重要文化財となっています。

唐門近くには、豪華な彫り物が装飾された風格ある48基の銅灯籠が置かれています。

威風な姿の狛犬さま

参道のお手水舎には、巨大な鈴が吊るされていますが、鐘楼の代わりでしょうか?

参道からは、全層が和風造りの旧寛永寺の五重塔が望めます。

東照宮近くの「上野大仏」は、関東大震災で首が落ちて崩壊した後に顔だけが復元されたそうで、もう落ちないということから、合格祈願のパワースポットとなっています。

大仏前の摺鉢形の擂鉢山は、前方後円墳の古墳跡ですが、今は涼しさを感じるお休み広場となっていました。

清水観音堂の舞台からは、歌川広重の浮世絵にも描かれた「月の松」の輪の中に、不忍池の中の島に鎮座する弁天堂が望める名スポットとなっています。

清水観音堂から上野の金運上昇のパワースポットの不忍池弁天堂へ向かいます。

本堂の前には弁財天の宇賀神がにこやかな姿で祀られていました。弁天堂の六角塔屋根には、珍しい擬宝珠や鬼瓦も見られ、お堂の周りにも多くの供養塔や記念碑が設置されて

不忍池のボート池の散策路には、多くの鳩達もお散歩中で長閑な雰囲気となっていました。

蓮池では、見頃は過ぎていましたが、大輪の蓮の花が名残の美しさを見せていました。

上野恩賜公園もまもなく開園150年を迎えますが、今も変わらぬ江戸東京の上野の歴史を感じながらのぶら散歩を楽しんでいました。

コメント (2)
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