MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

相模国分寺史跡訪問

2022年08月15日 | イベント

座間の谷戸山公園の帰路に、海老名市の国の指定史跡である「相模国分寺跡」に立ち寄ってきました。
国分寺は、国分尼寺とともに奈良時代に聖武天皇の命「国分寺建立の詔」により、自然災害や疫病防止のため全国に68箇所建立され、相模の国では神奈川県のほゞ中央の海老名市に建てられたそうで、国の指定史跡に指定されて昨年百年を迎えて記念の年となっています。

現在も塔跡や金堂跡、僧房跡、回廊跡が復元されています。

塔跡には、高さ65mの法隆寺式の七重塔が建てられていたようで、貴重な史跡として基壇の上に礎石が当時は17個あったそうですが、現在10個が残されています。

当時の様子が、基盤の前の説明版に記載されています。

金堂跡には、現在は広い芝生広場となっていますが、礎石らしいものは見られませんでした。

資料館の「温故館」内には、当時の国分寺の七重塔や金堂、講堂、回廊の法隆寺式伽藍配置の復元模型が展示されています。

他にも、国分寺跡から発見された土器や軒丸瓦など多くの貴重な出土品が見られ、中世の人々の暮らしが想像されます。

当時の貴重な五輪塔には、「キャ・カ・ラ・バ・ア」の梵字が刻まれています。

二階の資料館にも、「衣・食・住」をテーマにした明治から昭和時代の農具や生活用具が展示されて当時の庶民生活の様子が伺え知る品々が見られます。

奈良~平安時代、中世などの湘南の歴史を学ぶひと時でした。

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