MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ブラ散歩~横浜三塔巡り

2019年10月10日 | まち歩き

横浜日本大通りで知人の絵画展を観てから横浜三塔などをブラ散歩してきました。

大通りの横浜都市発展記念館の中庭には、横浜の歴史を示す貴重な「卵型下水道管」や「横浜市瓦斯局のガスタンク基礎」、「国内最古のガス管」が展示されています。

「卵型下水道管」は、横浜開港時整備されたレンガ造りの下水管で一定の流速を保つために卵形に造られたそうです。

「日本最古のガス管」は、日本初のガス灯を造った「横浜瓦斯会社」から発見されたもので、当時のカス局にあったガスタンクのレンガ造りの基礎も残されています。

復元されたガス灯です。

隣接する情報文化センターの日本新聞博物館のロビーには、巨大な新聞オフセット輪転機が設置されており、今も回転して印刷の光景が見られ驚きでした。

文化センターから三塔の一つ「キング塔(神奈川県庁本庁舎)」では、内部見学は出来ませんでしたが、みなとみらいのシンボル的存在で、アールデコ調の素晴らしい外観で圧倒される貫禄を感じます。

続いて「クイーン塔(横浜税関)」へ向かうと、対照的に優美な姿で、青いイスラム風のドームの塔と本館の建造がクイーンの名に相応しい外観が見られます。

「ジャック塔(横浜開港記念会館)」では、百年前に創建した当時のままの姿に復元されており、時計塔や八角ドームと共に、華やかな赤レンガと花崗岩の外観は、三塔随一のデザインが見られます。

内部に入ると、2階広間や貴賓室前の階段には美しいステンドグラスが飾られており、開港時に来航したペリー提督の黒船が描かれています。

 ジャック塔から約10分で馬車道の「エースのドーム(県立歴史博物館)」へ向かいます。

「エースのドーム」は、名前の通りシンボルの屋上には、八角形の土台の上に高さ19mのドームに目を引かれ、建物の外観は柱と彫刻が施されたネオ・バロック様式のデザインで、三塔以上に魅力ある重厚さを感じるもので、今や三塔に加えて「横浜四塔」とも言われています。

横浜四塔は、これまで何度も描いてきましたが、またの機会に挑戦したい意欲が湧いていました。

馬車道から桜木町へ向かう途中の弁天橋では、船の帆をイメージした親柱が立ち、隣接して建築中の横浜市役所の新庁舎の完成近い姿も見られ、みなとみらいの景観も高層ビルが立ち並び、変貌していました。

横浜開港160周年を迎えた横浜の歴史の重さを感じながらの横浜三塔巡り散歩でした。

 

 

コメント (2)
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