MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ブラ散歩~上野恩賜公園

2018年10月19日 | まち歩き
国立博物館の「快慶・定慶のみほとけ 特別展」を見学後、上野恩賜公園をぶらついていました。
博物館では、シンボルの「表慶館」が宮殿のような美しい景観が見られましたが、大正天皇のご成婚記念に建てられた明治時代の代表的な宮殿建築でその名前は国民が「慶びを表す~」名前が付けられたそうです。


特に緑青色のドームが印象的で屋根上には鉢を担いだ獅子像が見られ、ネオ・バロック様式の意匠は、スケッチのモチーフとしても描いてみたい誘惑を覚えました。


表慶館の隣には、旧因州池田屋敷の表門だった「黒門」が、左右に向唐破風造りの番所を備えた名門で、東京大学の「赤門」と共に、名門とされています。


博物館用地の角には、京成電鉄の「旧博物館動物園駅」であった国会議事堂風の駅舎が残されていますが、まもなく駅舎内が一般公開されるそうで、楽しみですね~


また、長く改修工事中だった「旧東京音楽学校の邦楽堂」が工事が終わり、日本最古の木造音楽ホールであの懐かしい音楽ホールが開放されるそうです。




上野公園には、多くのアートなオブジェや記念石碑などが見られますが、奉楽堂前には蛸足が絡んだようなオブジェです。


動物園前の歩道では、アーテイストが子ども達のリクエストにより、水泡でパンダやアヒルなどを描き大変な人気を呼んでいました


上野東照宮前では、高さ6mの巨大な「お化け灯籠」も見られました。


上野精養軒の前には、「~花の雲 鐘は上野か 浅草か~」と芭蕉が詠まれた「時の鐘」が残されており、今も朝・昼・夕に懐かしい音色を上野公園に響かせているそうで、「日本の昔風景百選」に選ばれています。


西郷隆盛像の近くには、東京大空襲や関東大震災での犠牲者を悼む母子像の記念碑「時忘れじの塔」の時計塔が立ち空襲で亡くされた家族がモチーフとなっているそうです。


上野駅側の森の中には、白衣姿で試験管を持つ野口英世像が立てられていますが、その威風堂々とした姿を見て思わず千円札に描かれている野口英世氏の姿と比べていました


上野の森の博物館や公園内で日本の歴史や古き良き時代の懐かしさを感じたブラ散歩でした。
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