今週は、第1回神戸マラソンや福知山マラソンが開催され、週末には、河口湖・つくば・丹沢湖・・などビックマラソンが開催されるが、どの大会も数千人から2万人のランナーが走るという正にマラソンシーズンの真っ只中である。
先月には、3万人参加の第1回大阪マラソン、2万人参加の湘南マラソンと各地でビックマラソンが行われたばかりである。
さらに驚くのは、どの大会も参加するには、高い倍率の抽選であったり、先着順では申し込み受付された日に数時間で、締め切られる例も少なくないという、驚きの状況が続いている。
超人気の都市型ビックマラソンである東京マラソンの倍率が9.6倍、大阪マラソンが5.5倍、先の神戸マラソンが3.7倍となっており、マラソン大会を走る前に、この高い難関をクリアすることが、必須となっている。
昨日も、申し込みしていた「第1回京都マラソン」の落選通知が届いたが、定員15,000人に対して50,000人の申し込みがあり、3.3倍だったようで、この状況はいつまで続くのだろうか?
情報によると、現在の国内のランニング愛好者は、2600万人に及ぶと言われているが、それにしても、この過熱ぶりには、何とも不思議でならない。
今日のブーム到来以前からマラソンに親しんできた我々ランナーにとっての悩みは、レーススケジュールが組めない事である。
シーズンにおいては、多くの大会が各地で行われるが、抽選結果待ちでは、先着受付の大会は締め切られており、どちらも参加出場権が取れないことになっている。
一方では、制限時間も大幅にゆるくなり、初心者にとっては参加しやすくなったことや、「走る人+応援する人+支える人」の3者一体となってのお祭り気分の楽しい大会が増えたことなどがあり、マラソンブームに火を付けたようだ。
関東エリアでは、相変わらずランニング・メッカの皇居では、平日・休日に拘わらず終日ランナーの姿が見られており、時間帯によっては、渋滞になっているようだ。
先日、大阪城を訪れた時も、ランナーの姿が行き交っており、メッカとなっているそうである。
以前は、ランニングは苦しいものというイメージが拭えなかったが、今やマラソンの魅力は、「楽しいもの・カッコいいもの・・・」が定着しており、生活への活力の源ともなっている。
多くの大会を見てきたが、社会の活性化につながる大会へと、主催者と参加者、地元の三位一体となってのイベントであって欲しいと願いながら、次に参加する大会を選んでいる毎日である