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MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

日本の未来を強くする「絆」に思う

2011年08月06日 | うんちく・小ネタ

住友生命保険が先日発表した、『日本の未来を強くするために必要なものを表す漢字一文字は?』のチャリテイーアンケート結果によると、『絆』がダントツで1位に選ばれたそうです。

東日本大地震や原発事故から復旧・復興に向かっているときに、今、日本の未来を強くするために、何よりも人と人との「絆」が必要だと感じている結果だが、逆に考えると、今の日本にはこの「絆」が不足していると感じている証ではないのだろうか?

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多くの人が、人と人との絆を上げられた理由を見てみると、「一人の力は小さくても、互いに協力し合っていけば、必ず出来る・・・」、「非常事態の中で、見知らぬ者同士が支え合って生きていくことの大切さを学んだ・・」など、日本の復興に向けて人との繋がりを重視している表れであろう。

また、アンケートの2位、3位には、「愛」、「信」がランクされたそうだが、何れもモノではなく、『心』であったことが、管理者には寂しい思いがして、今の社会で一番必要なものであることを表している。

メデイアの報道によると、被災地では地域のコミュニテイを支えてきた自治組織が解散したり活動を中止に追い込まれていそうで、最も大切だと感じている「絆」が切れかかっていて不安が拡がっており、復興への支障になる恐れがあるという。

『絆』の文字は、糸・半ばと書き、糸と糸を結ぶように、人と人が手を結び糸になり、糸が束になって太い綱になり、人と人とが生きていくための綱(生綱・キズナ)になるという意味をもっているそうだ。

また、『人』という文字も、互いに寄り添って支え合っている姿を表しているが、人は互いに寄り添い支え合っていく生き物である。

今、我が周辺を見ていて感じることは、自治会・町内会組織から脱退したり その存在すらが危ぶまれており、存続しても参加意識が薄れているの見聞きしており、実に寒い現状である。

昔から、非常時には「遠くの親戚より近くの他人」と言われているように、最も頼りになるのは、お隣やご近所の仲間であり、日頃の在り方が問われているところである。

先日の地域の夏祭りでも、地域コミュニテイーの大切さを述べ、家族や地域交流を図るべく訴えてきたが、残念ながら満足できる絆が出来ているとは言い難い。

日頃の町内会組織にも、役員となる手は少なく参加意識が非常に低く、頼めば高齢や体調が悪いとか、忙しいからと逃げ回る住民が多く、情けない現状である。

今こそ、住民相互の親睦を図りながら心の繋がりを深め、地域街づくりを進めるよい機会であると考えているが、町内の祭への参加呼びかけへの反応も憂うべき現状である。

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時もおり、夏の高校野球選手権が今日から甲子園で始まったが、開会式の選手宣誓では「・・・・この甲子園から消えることのない深いと、勇気を日本中の仲間に届けられるよう全力でプレーすることを誓います・・・」 と力強く、共にがんばろうと訴えていた。

今こそ、互いの存在を認め合い互いのやるべきことをキチンと果たして、支え合う心を持ちあって、美しい日本の社会を作りなおす時であろう。 

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