子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

コソコソどうぶつようちえん~イエティーズ札幌まるやま校~

2014年02月23日 18時19分09秒 | 札幌まるやま校

今日は快晴!

円山公園の動物園前に集合していざ円山の森へ。

 

今日のテーマは「どうぶつ」

動物を見つける力・見る力・感じる力を身につけよう

 

まずは動物の事を知るには動物の気持ちにならなけりゃいけません。

俊敏性を身につけて動物の動きに近づくために、

しゃがんでジャンプのウォーミングアップ。

次は見る力。

動物のぬいぐるみを辺り一面の雪から探します。

 

たくさん見つけられた子、見つけられなかった子

「その違いは?」の問いに

「人の足跡をたどった」「よく見たら色が違う」

などのキーワードがでてきました。

次は雪の中に白いシーツで大人が隠れます。

しかも今度はシーツを雪で隠したり、嘘の足跡もたくさんついています。

何か違和感を感じるところはないかと歩みを進めて行き、

シーツの端っこを見つけました。

雪をどかしすとなかから隠れていたひろきが出現。

みんなびっくり!

 

次は「聞く力」。

動物の気配を感じたりするのもちょっとした音に気づけるかが重要です。

音を出したラジオを雪の中に隠します。

微かに聞こえるラジオの音を自分の気配を消して探します。

「こっちかな?」

「いやこっちから聞こえる?」

「あった~」

 

さていろんな力を鍛えたので次は「動物のように遊ぼう!」

木のぼり。

するすると上まで行ってからの大ジャンプ。

 

穴掘り。

動物が休むところはこんなところじゃないかな?

 

雪に埋まって隠れる。

意外とあったかいかな。

倒木に積もった雪やスコップをバイクに見立てる。

子どもそれぞれの感性で遊びが広がります。

男の子は最後雪の上で大人との格闘になっていました。

ふわふわ雪に投げられてはしゃいでいます。

思いきり遊んだ最後はしりすべりで動物園へ

しり滑りは保護者の方にも人気でした。

お昼は動物園の休憩所で「いただきます」

 

食事が終わったら木のプールで遊んでいます。

 

 午後は午前中に養った力を本番で試す時間です。

「目指せ!動物博士」を合い言葉にクイズに挑戦です。

 

動物を良く観察したあとに問題に答えます。

答えは2択。

正解するとシールがもらえます。

真剣な目で動物を観察。

「耳はどうなっている」「しっぽは?」「何を食べている?」

「体の模様は?」「どう泳いでいる?」「舌の形は?」

 

午前中の活動で鍛えた力を存分に発揮しています。

間違ってしまった友達ももう一度良く観察する事で「な~るほど」と納得しています。

 

動物園が楽しすぎてあっという間に時間が来てしまいました。

最後までじっくりまわれなかったけど、

今日のみんなのがんばりを表彰して

動物博士認定カードを最後に授与しました。

 

イエティくらぶでは割と珍しい、

動物園内でのクイズラリー。

生き物の動きを生で感じる事、

じっくりと見るという事を子どもたちに伝えたい。

単なる「見た」ではなく「よく見た」「細かく見た」

知っていたけど「本物を初めて見た」「思っていたことと実は違った」

子どもが体験して気づく瞬間を大切にしたいです。

 

今日の活動を持って今年度のまるやま校のイエティーズは終了です。

また来年度も新しいラインナップをそろえて楽しい時間を作って行きます。

3月16日は報告会もありますのでぜひご参加ください。

カツオこと高野克也

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