子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ札幌まるやま校~冬のミステリーツアー~

2014年03月02日 19時31分34秒 | 札幌まるやま校

今日は小学生向けの「イエティくらぶ」

今年度最後の開催は「冬のミステリーツアー」

どこに行くか?何をするか?わからないワクワクドキドキのツアーです。

みんなに伝えてあるのは最高の雪質で遊ぶという事だけ。

 

全員集合したら今日のミステリー発表!

①   札幌の〇〇〇〇スキー場の近くで遊びます

②   幻の山小屋に行くぞ!

③   〇〇〇湯温泉であったまるぞ!

 

車2台でさっそく出発です。

男子の車は最初からエンジン全開。

女子はどっちに行くのか少し車窓を気にしてヒントをつかんでいます。

車で約1時間、

ミステリー①「札幌こくさいスキー場」近くに到着。

解放されたように一気に全開遊び。

 

斜面を駆け上がり、転げ回り滑り落ちる

大人に戦いを挑み、坂から転がされる。

自ら大回転も。

しりすべりシートとそりが投入され、

そりの立ち乗りやコースづくりが始まります。

 

一方登りやすそうな木を見つけたので木のぼりからのジャンプ。

「この木は登れる」

「下が固いからダメだね」なんて木を見極める力もなかなかです。

 

ひとしきり遊んだら

ミステリー②幻の山小屋をチームで目指します。

 

ヒントカードと地図を頼りに目的地を目指します。

・目的地に全員で着いて問題に正解するとゴール

男子チームは団結しています。

 

いざ出発です。

男子チームが「川の近くだよ」というヒントをもとに川沿いを歩きます。

新雪を歩くのが疲れると判断した女子チームは男子の足跡をたどる頭脳戦です。

両チームとも高学年が小さい子に「大丈夫?」と声をかけたり

少し立ち止まって待っていたりと優しさが感じられました。

歩く事20分、先に男子チームが山小屋を発見。

 

最後の問題に取りかかります。

このヒュッテは「〇〇ベチアヒュッテ?」

英語を必死に解読します。

解答権は2回まで、なんと男子チームは1回間違えてしまいました。

残る解答権は1回だけ・・・慎重になっている隙に女子チームが追いつきました。

屋根の上で雪下ろしをしていた大学生に答えを聞き、なんとか両チームとも正解。

ここでお昼休憩です。

ヘルベチアヒュッテの中で食べる子

天気が良くて外で食べる子。陽射しがあったかく本当に最高の天気。

中華スープを飲んであったまります。

 

お腹を満たしたらさっそく遊びに出かけます。

今日はこのフィールドで遊ぶのが本番です。

何しろふかふかすぎる斜面の雪、大人がジャンプすると腰まで埋まります。

しり滑りのロングコースを作ります。

自然にジャンプ台ができてかなり恐怖心のあるコースになりました。

途中から子ども解説員がジャッジをしはじめました。

オリンピックの影響でしょうか?

技の名前や得点を言い合って子ども達同士で競っています。

しり滑りでジャンプしても体勢を崩さずに下まで滑りきれるか?

6年生はこれが滑れないとイエティくらぶを卒業できないとか・・・

 

滑り終わったら次は大ジャンプ大会。

回転を入れたり、飛距離を競ったり、バク転をしたり、前転をしたり

着地がふかふかなので子どもたちも変な体勢の着地になろうがおかまいなし、

 

その他にもターザンロープでどこまで遠くに飛べるか?

穴掘りをしてトンネルをつなげようなど思い思いに雪あそびを満喫しています。

女の子はエゾリスなどが夜やってくるために動物のお城を作っていました。

飾り付けもかわいいです。

 

午後の楽しい時間もあっという間で帰る時間。

ヘルベチアヒュッテの前で記念写真。

 

ミステリー③あったかい温泉「〇〇〇湯温泉」を目指します。

これはみんなもうわかっていました小金湯温泉。

今日はまつの湯を満喫。

芯まであったまるというよりはたくさんかいた汗を洗い流すと言った感じでした。

 

温泉を後にしていざ円山公園に戻ります。

帰りの車内は疲れて眠った子、まだまだ遊びたりない子などそれぞれ。

今日は自分のやりたい雪遊びを満喫してもらいました。

子どもたちが自発的に何をしたいかを実現したり、

大人の呼びかけに反応して遊びを展開する、

そんな場面が多く見られたような気がします。

 

この一年を通じて、

思いきり自分を出せるようになった子、

忍耐強く最後まで物事をやり通す事ができようになった子、

自分の事をなるべく自分でやるようになった子、

低学年のお世話をしてくれる子、

他のお友達や大人とたくさんコミュニケーションをとれるようになった子、

時にはけんかをしたり、泣いたりする事もあったけど、

自然の中で美しい景色や楽しく過ごせる事があればそれもどこかに吹き飛んじゃいます。

僕たちはそんな自然の中で過ごすことで

もう1つの居場所を子どもたちに提供できればと考えています。

 

今度の3月16日には旭山記念公園で活動報告会「イエティカフェ」です。

そんな話も少しできればと思っています、

ぜひまたみんな遊びにきてくださいね。

カツオこと高野克也

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