子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

かわあそびキャンプ2日目

2007年08月09日 18時19分24秒 | いぶり校
起きてみますと、あら、晴れていますよ。
こりゃ、今日の天気も期待できるのかなぁ…。
実際は曇り・雨だったのですが、
早朝のつかの間の青空の下、少しだけ遊んで一日が始まりました。

 

きっちりと朝ごはんを食べたあと、今日もかわあそびの準備です。
みんな、少しずつ準備のスピードが早くなってきました。
今日は、一日かけて川又温泉へ行くことになりました。
しかも、林道ではなく、沢を登っていくのです!
大人でも結構登り応えのあるコース、果たして大丈夫か?と思ったのですが、
みんなの元気とテンションを見て、イケルと判断しました。
「いくぞー!おー!」と声をかけて、出発。ライジャケ・ヘルメットも様になってきます。
でも、みんなが思っていたよりも、すごい山奥で…、
すごい大きな木が倒れたりしていて…、足元は結構ツルツルで…。
子ども達も、スタッフも本気モード100%です。
結局、小さい子は楽ちんコース、大きい子はハードコースと二手に分かれて進みました。
でも、途中にはものすごく面白い「天然ウォータースライダー」とか、
「洗濯機」とかあって、ビュンビュンすべったり、
ぐるぐる回ったりと今まで味わったことのない刺激を
体中に感じることができました。

   

そんなこんなで、きゃあきゃあ言いながら沢を詰めていったところに、
川又温泉の登場です。
すっかり冷えて身体をぬる~いお湯でしっかりとあたたまります。
ぬるい、というとちょっと寒いのか?という感じに思えるかもしれませんが、
実は長く入っていることができるので、じんわりと暖まることができるのです。
みんな、1時間近くも入っていたな。ヘルメットでお湯をかき出してみたり、
「第2川又温泉」を作ってみたり、川と温泉を何度も行ったり来たりと、
まあ呆れるほど温泉を楽しんでいました。
そして、お昼は、野菜たっぷりのラーメン。
しかも、川又温泉のお湯を沸かして作ります。
目の前からコンコンと湧き出る川又温泉、昔からアイヌの方々には「薬湯」として知れ渡っていました。
今も、わざわざ汲みに来る人もいます。
そんな、ありがたいお湯で作ったラーメンは、おいしくないわけがありません。
ちょっと多めに作ったのだけど、あっという間になくなっちゃった。

   

まだまだ体力のある子は、川又温泉のもうちょっと先に行ってみました。なんと、一番のちいさな子も頑張ります。そこには、小さいながらも存在感のある滝があるのです。
ということで、一日中、水の中に入っておりました。
冷たかったり暖かかったり、大変だったり気持ちよかったりとじつにさまざまなことが次から次へと沸いてきて、今までで一番体と心を使ったのではないでしょうか。
毎食ごとにごはんの食べる量が増えてきています。一方、ハードな活動の後は、十分な休息時間をもうけたり、子どもの動きに合わせて柔軟にスケジュールを作り変えたりしています。
楽しい活動と、子ども達の体力と、心模様をうまく照らし合わせながら、「もう1週間ぐらい泊まっているような気がする」ようなゆるやかな時間を提供していきたいと思っています。



■生活の様子
みんな、とてもきれいにお部屋を使ってくれています。自分の荷物をまめに整理して、狭い部屋を広く使えるようにしているのです。何度か泊まったことのある子が、初めての子に教えているようです。また、今回はみんなでご飯を作ることにしました。自分達でできることをできる範囲で作っています。キャンプ中は、次から次へと「あれやって」「これやって」と指令が出ますので、最初は準備に手間取りました。でも、だんだんとコツがつかめてきたようです。やはり、自分の荷物をしっかりと把握している子が、動きが速いです。






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