子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

20年度・イエティくらぶ登別校5月・1日目

2008年05月10日 22時28分27秒 | いぶり校
◆まずは近くの森から
とにかく、半分の子達が、今年度始めての参加です。
最初に集まったときの空気がとても新鮮です。
スタッフもみんな少し緊張したオモモチで自己紹介を始めました。
子ども達は、緊張していないのかな・・・、
でもやっぱり身体のどこかが緊張していたようです。

天気がとてもよいので、挨拶もそこそこにして早速外に出て遊びました。
施設の前にあるグランドやその周辺で少し自由に遊んだのですが、
イキナリ池に足を入れてしまってビショビショになったりして、
面白かったな。



お弁当の後は、もっと身体を動かします。
みんなの顔や名前を覚えやすくなるじゃんけんゲームをして
グランドいっぱいを走り回った後は、
食べられる野草探しに周辺を歩きました。



なんと、アサツキが所々に生えているんですね。
早速晩御飯のスープに入れることになりました。
さらに、鉱山町の氏神様である「山神社」に行きました。
境内の前で鬼ごっこをしたり、クマザサに分け入ったりと、
基本は自由あそび・全開遊びです。
ちょッと難しいルールのある鬼ごっこをやってみたら、
やはり少し難しかったかな。反省です。



最後は、この夏にかわあそびをする河原に出かけました。
相変わらずきれいな水が流れる渓流に、
はじめてきた子はもちろん、
もう何度も来ている子達も心を奪われていたようです。



相変わらずここでも長靴を濡らしちゃった子がいたりしましたが、
こんだけフルボリュームの自然あそびをして身体を動かし続けたので、
なんかやっと心と身体のバランスが取れ始めた感じがしました。

◆ぬえの啼く夜は・・・!?
帰ってきてから、晩御飯までの間は、自由時間です。
この自由時間、というのが隠れた名プログラム。
ここまでの活動の中でできたいろんな人間関係を、
自分たちであれこれ操りながら、
自分たちで楽しい時間を作っていくのです。

子ども達だけでなくスタッフも自分のペースで過ごします。
だから、食事作りの手伝いなんかもどんどん関わることができるのです。

 

そんな風に、
いろんな人たちの手を通して作った晩御飯はおいしくておいしくて・・・。
ビックリしました。
みんな、自分のお皿のものをペロンと食べてしまいます。
残さないぐらいの量を自分で調節して盛り付けるんですね。
いいアイデアだと思います。

 

そして夜は、懐中電灯を持って昼間に出かけた森へまた入ります。
今回は2グループに分かれていきました。
うえちゃんチームは「暗くて楽しくて明るい森のお散歩」、
対するたっつあんチームは、なんと「鵺(ぬえ)探し」であります。
ぬえとは、伝説の妖怪です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B5%BA

今の時期、毎晩「ヒョー。ヒュー」という
ぬえの泣き声が聞こえるという噂・・・。

その正体を暴くべく、勇んで出かけました。
イエティくらぶ初の妖怪プログラム、
思ったよりたくさんの子が出かけましたね。
果たしてどうなることやら・・・。

コメント
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