ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

コシボソヤンマ 2021<8月②>

2021-08-22 | コシボソヤンマ

<8.20>

やはり高い

前回から15日、同じ沢でコシボソヤンマの産卵狙い。15時半、2♂が隣接するテリトリーで飛び始めました。
♀が入るには厳しい状況ながら16時頃に目撃。見失ってしまい探していると足元から連結態が飛び出しました。
交尾態は見上げる枝に着地。前回よりは低く見通しのきく位置ではありますが、3m以上のやはり高い所です。
2回連続で交尾を撮影しましたが、♀の目撃はこれのみ。当地での産卵撮影は容易でありません。最高気温32℃。

交尾態






ぶら下がっていたのは1♂。対岸の奥の枝にいました。縄張り飛翔せず16時半を過ぎても止まったままでした。

♂のぶら下がり





2021.8.20 神奈川県

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ルリボシヤンマ 2021<8月>

2021-08-20 | ルリボシヤンマ

<8.19>

トンボが少ない

昨日、関東ではおよそ1週間ぶりに晴れ間があって、撮り残しのマルタンヤンマの産卵に行くも強風で空振り。
この日は別の場所に行き連日の空振りでした。数日間の低温でダメージがあったのか、トンボが少ないようです。
マルタンヤンマの待ち時間に辛うじてルリボシヤンマを撮影。目撃は3♂、2♀。2♀とも♂に捕捉されました。

14時半頃、縄張りの♂の隙を突いて♀が飛来、♂に見つかり一旦逃げ、戻って草間に入って産卵しました。
開けた所に出てきた途端に♂に連結され上空に。この間1分程、撮れたのは草のなかのみ。最高気温は32℃。

♀ 産卵


上の♀を捕捉した♂です。♀が飛来する20分程前からホバリングを交えて飛んでいました。

♂ 飛翔






13時半頃、最初に現われた♂です。探雌行動中、隣接する湿地に飛来した♀を直ちに捕捉しました。




2021.8.19 東京都

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マルタンヤンマ 2021<8月③>

2021-08-16 | マルタンヤンマ

<8.10>

締まらない結末

ネアカヨシヤンマの出がよかった埼玉のぶら下がりヤンマのポイント、他の目撃は低い所のマルタンヤンマ1♂。
腹部を曲げ移精の気配、10秒間全神経を集中すると移精しました。ところが、肝心の場面でストロボが発光せず。
何とも締まらない結末でした。以前にも同じような経験があります。移精は一瞬で1秒間、一応前後の記録です。

♂のぶら下がり


移精4秒前


移精1秒前


移精して8秒後


約2分後 再度移精する動きがあり待ち構えるも、飛び去る

2021.8.10 埼玉県


<8.11>

サイズ大きめ

翌日、埼玉の別ポイントのやや高い梢にいたマルタンヤンマ♀です。腹長が長く一回り大きく見えました。
当地はマルタンの個体数が少ないようで♂は目撃なし。今季のぶら下がりヤンマはこれが最終回になりそうです。

♀のぶら下がり 





2021.8.11 埼玉県

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ネアカヨシヤンマ 2021<8月②>

2021-08-13 | ネアカヨシヤンマ

<8.10>

低い所に

各地で異常な高気温を記録。そこまでではなかった南関東も今夏一番の気温上昇予報で、埼玉のぶら下がりです。
最高気温37℃、林内は5℃程低く、台風の余波で風が強く湿度50%で体感温度は覚悟した程ではありません。
午前中姿がなかったネアカヨシヤンマは午後になって4♂、1♀を目撃。低い所に降りていました。

♂のぶら下がり






かなり低い所にいた♂ このパターンが多い


少し離れた場所で♀を発見しました。これも低い所。今季は発生が遅れたのかまだ若い個体です。

若い♀のぶら下がり 



2021.8.10 埼玉県


<8.11>

10年以上前の林で

翌日は埼玉の別の産地のネアカヨシヤンマ。10年以上前に行って、当時は見つけられずに終わった林です。
今回はポイントを案内してもらって産卵も撮影できました。前日より下がり最高気温35℃、林内は32℃前後。
3♂が産卵ポイント周辺でぶら下がっていました。探雌行動の目撃は♀が飛来した後の1回のみです。

♂のぶら下がり






高い梢の♂




高い梢の老熟♂




♀のぶら下がり


13時45分頃、1♀が水が引いた湿地で産卵を始めました。10数分間、飛んでは現われる繰返しで相当敏感。

♀ 産卵








別個体 14時半頃の産卵 これも敏感で一瞬で飛ぶ

2021.8.11 埼玉県

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コシボソヤンマ 2021<8月①>

2021-08-09 | コシボソヤンマ

<8.5>

枝の隙間から

昨年から観察を始めた沢のコシボソヤンマ。15時前の到着時はまだ♂が飛ばず、コオニヤンマが活躍中でした。
ぶら下がりも見ず、さらに高い梢を眺んで交尾態を発見。目を離すと再び見つけるのに苦労するような位置です。
枝の隙間を探して撮影。到着前から交尾していたようで見つけない方がよかったのかも。最高気温34℃。

交尾態 今回も高い所






15時半頃、1♂が飛び始めましたが、コオニヤンマが干渉してすぐに姿を消し、しばらく現われませんでした。
交尾態撮影に時間を割いているうち、16時半頃に2♂が本格的に飛び始め、2♀が次々に捕捉されました。
交尾態は行方不明で、入れ替わった♂が縄張り飛翔を始めました。暗くて見にくくなった17時半で打ち止め。

♂ 飛翔



2021.8.5 神奈川県

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