ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヒメサナエ 2021<6月①>

2021-06-21 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<6.17>

たまの晴れ間に

早いとは思いつつヒメサナエの撮影に行きました。雲が次々に通過する天気ですが、たまに晴れ間がありました。
♂を見ないので油断してると、正午近くに♀が飛来。駆け寄ると1回打水して産卵終了でした。産卵はこれのみ。
気温21℃で肌寒いくらいの悪条件下、産卵に出会えたのは奇跡的でした。14時過ぎに雨が降って撤退です。

♀ 産卵




♂ 静止 日が射すと水辺に降りて来る





2021.6.17 東京都

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キイロサナエ 2021<6月③>

2021-06-19 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.15>

隙を突かれ

昨日、関東地方で遅い梅雨入り宣言。大気不安定ながらも晴れ間を見込み、4回目のキイロサナエに行きました。
今季は巡り合わせがよくないのか、飛翔して卵塊形成する♀に出会えず、産卵撮影がしっくりいきません。

午前中は♀が姿を見せず諦めモードのなか、12時50分頃になって、水路でホバリングする♀を見つけました。
目立たぬ場所で一瞬の隙を突かれた感覚です。数秒で静止して卵塊形成を始めました。撮影時は晴で29℃。

♀ 産卵 用水路の入口に現われる


卵塊造り 約25秒後に1回打水して飛び去る


2日前と比較して♂の数が少なく、大半の♂は水辺で長く待機せず、すぐ樹上に飛びました。

♂ 静止 縄張り行動



2021.6.15 埼玉県

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キイロサナエ 2021<6月②>

2021-06-16 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.13>

交尾拒否

3日後のキイロサナエ、いよいよ産卵モードで3♀を目撃し、いずれも♂に捕捉され1対は交尾が成立しました。
交尾態は樹上高く着地。こういう日は産卵撮影ができないのが常です。♀の目撃は午前中。薄日が射し29℃。

土手の草叢に落下した連結態です。♀の飛来を見逃していましたが、草のなかで翅の音。結末は交尾拒否でした。

連結態


引きずり出して飛ぼうとする♂に対し、♀は茎にしがみ付いて抵抗


♀ 静止 約6分が経過して♂は断念して飛ぶ


♂は活発で、常時数頭が水辺に陣取り、長時間に亘って♀を待つ様子が見られました。

♂ 静止 縄張り行動



2021.6.13 埼玉県

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ウチワヤンマ 2021<6月①>

2021-06-14 | サナエトンボ科ウチワヤンマ属

<6.11>

単独で飛来

ウチワヤンマの撮影は交尾態で飛来して産卵場所で交尾を解く瞬間が楽しみですが、近くに来ないと撮れません。
この日は8♀の産卵を目撃して、待機場所で撮影できたのは単独で飛来した2♀です。♂は気付きませんでした。
♂が産卵中の♀を捕えると大概は空中で交尾態になって林に消え、交尾を終えると交尾態のまま水辺に戻ります。

最初の♀は、♂を警戒する素振りもなく2分以上産卵しました。風が吹いて比較的凌ぎやすい天候で29℃。

♀ 産卵 黄色が鮮やかな若い個体


コシアキトンボ♂の干渉を受ける
















ここは♂の死角になるのか、続いて♀が単独で飛来。♂を警戒かあまり余力がないか、一旦静止して産卵開始。



約20秒間で飛び去る


<コフキトンボ> ♀オビトンボ型 静止



2021.6.11 東京都

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キイロサナエ 2021<6月①>

2021-06-13 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.10>

まだ早い

5月末にキイロサナエの若い♀の産卵を狙って行きましたが、空振り。殆ど♂も見ず、羽化中の1♀がいました。
10日経ち出直すと、一転して6、7頭の♂が縄張り。♀がやすやすと産卵できる状況ではありませんでした。
11時頃 ♂に隠れるように♀が飛来。相当敏感な動きで、静止して卵塊を形成し草陰に隠れて産卵しました。
撮影はワンチャンスで、気温が28℃から31℃に上昇すると気配なし。産卵にはまだ時期が早いようです。

♀ 静止 卵塊造り


♂ 静止 縄張り行動






縄張りの♂が産卵を始めたオオシオカラトンボを襲い、腹部に掴みかかりました。目的が分からない行動でした。

オオシオカラトンボの♀を捕える 因みに♂の産卵警護はなし


約3秒間押さえ込んたが、オオシオカラトンボは逃げる

2021.6.10 埼玉県

10日前の前回撮影分です。当所ではこの時期も羽化が続いていました。

♀ 羽化


<シオヤトンボ> 交尾態 まだ生き残りが活動

2021.5.31 埼玉県

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