ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

キイロサナエ 2018<6月②>

2018-06-14 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.9>

梅雨の晴れ間の真夏日

1週間程空けるつもりでいたキイロサナエ、先の天候が読めず前倒しで行きました。梅雨の晴れ間の真夏日です。
2日前は、卵塊形成のホバリングが見られず、目の前で♂に捕捉された連結態を目撃しているので心残りです。
待機した直後、♀が入った瞬間に捕捉され交尾態で樹上に消えました。前回と同じ場所で同じパターンでした。

同所で見張ると10時半頃に♀が飛来しました。ところが、草陰に入り行方不明。幸い数分後に姿を見せました。
約4分間に亘る長い産卵でした。産卵はこの1回で気温が上昇した午後は気配なし。最高気温32℃。

♀ 産卵


姿を見せてから数秒のホバリング後に産卵。打泥に見えますが、泥の間の水流に産卵したのか微妙です。





この後、葉の上に止まり卵塊形成を始めました。先程はこの葉の下に隠れていたようです。

♀ 静止 卵塊造り


約10秒で飛立ち、約3分間ホバリングして卵塊形成を続行。最初の打水までは長く30秒以上でした。











数回打水しましたが、決まって右上の葉の下に入り込むので姿全体が見えません。





殆ど動かず同じ場所でホバリングしていましたが、この後は完全に葉の下に入ってしまい撮影不能になりました。
産卵終了まで出てきませんでしたが、これだけホバリングしてくれれば十分です。


2018.6.9 埼玉県

コメント
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