ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マダラヤンマ 2019<9月③>

2019-09-30 | マダラヤンマ

<9.30>   

栃木にて

5年ぶりの栃木のマダラヤンマです。9月も末日なのに午前中から30℃超えの残暑、♂も全く姿を見せません。
産卵が見られないかと僅かな期待を持って♀が好むガマの群落を回っていると、何と交尾態が止まっていました。
当地での交尾の目撃は稀で、12年、14年に各1回撮影したのみです。今回を含め3回とも♀は青色型です。
交尾態以外に目撃はなく相当運に恵まれたようです。過去2回は一瞬で飛びましたが、落着いた後の発見でした。

交尾態 青色型の♀




発見は14時直前。交尾後の連結態が撮れそうな位置で、その瞬間を待ちます。約12分後に交尾を解きました。

前回の信州のように、交尾を解いた♀は数秒かけて腹部を伸ばし突然飛立ち連結を解くことが多いと見受けます。
一方、一気に交尾を解いてからアオヤンマのように連結態でしばし静止することがあり、今回は後者のパターン。
かつて2分間に及ぶ連結態での静止を目撃していますが、今回は33秒間。連結態のままでガマに飛びました。
産卵に向かったのは間違いないと思われますが、当然のごとく今回も姿を見ることができませんでした。

連結態 交尾を解いた直後


♀ 連結態


約10秒後


飛立ち直前 連結態のまま飛んだ

2019.9.30 栃木県


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