減少したアカネ(その1)
10月はやたら雨天の日が多く、中旬からは冷え込みがきついうえ台風の連続。好天の日も外ればかりでした。
11月になって久々に晴渡り、2年前多産していた湿地にヒメアカネを見に行くと2♂の目撃に終わりました。
10月下旬に空振りのキトンボは遠方でこの状況で再び行く気にならず、今季のトンボは断念する方が賢明か。
ところで、個体数の減少が話題になって久しいアキアカネ、関東では今季はとくに見かけないように感じます。
何だアキアカネかとレンズを向けない存在ですが、これだけ少ないと心配です。過去の画像を探してみました。
交尾態
2007.10 神奈川県横浜市
2009.9 栃木県真岡市
2012.9 栃木県真岡市
2012.10 栃木県真岡市
2016.9 長野県上田市
池端の水溜りでの連続打水産卵です。この頃は10月になると次々に産卵に飛来していました。
連結産卵
2011.10 栃木県真岡市
2012.10 栃木県真岡市
♀ 単独産卵
2011.10 栃木県真岡市
♀ 単独産卵 腹部背面が赤化した個体
2013.10 栃木県真岡市
休耕田での連続打泥産卵です。アキアカネらしい産卵光景。
連結産卵
2015.10 東京都町田市
平地で羽化した個体が高山に移動して未熟期間を過ごし、成熟して涼しくなる頃に山から降りてくるまでの過程です。
♂ 羽化直後 6月下旬、田植前の水田で羽化
2013.6 東京都八王子市
♂ 未成熟 静止 6月下旬、平地にいた個体
2009.6 千葉県野田市
♂ 未成熟 静止 7月下旬の高原
2010.7 群馬県草津町
♂ 未成熟 静止 8月中旬の高原
♀ 未成熟 静止
2010.8 長野県佐久穂町
♂ 静止 9月上旬の高原 腹部が赤くなってきている
連結産卵 9月上旬にムツアカネのいる池で産卵する個体
2012.9 長野県佐久穂町
秋になり平地に戻ってきた個体です。9月中旬から10月に撮影しています。
♂ 静止
2011.9 栃木県真岡市
2012.10 埼玉県長瀞町
♀ 静止
2012.10 栃木県真岡市
2012.10 埼玉県長瀞町
♀ 静止 腹部背面が赤化した個体
2008.9 埼玉県長瀞町
2011.9 埼玉県飯能市
2012.10 栃木県真岡市
2012.10 埼玉県長瀞町
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