ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カトリヤンマ 2018<10月①>

2018-10-10 | カトリヤンマ

<10.6>

10月の暑い日

気温が上昇する予報でしたが、埼玉のカトリヤンマの産卵撮影に行きました。到着時28℃を超える暑い日です。
14時半頃に産卵を目撃しましたが、これはたまたま。待機時間が長くなることを覚悟せざるを得ません。
15時半頃、27℃に下がると♀数頭が飛来、その後断続的に産卵しましたが、敏感な個体ばかりでした。
暗くて見えなくなる17時に撤収。その時点で25℃、気温が低ければもう少しゆとりをもって撮れるはずです。

♀ 産卵
















少しの動きに反応して産卵を中断します。産卵を再開しても同じ場所に戻ることはまずありません。

♀ 静止








15時50分頃、湿地に♂が飛来。♀の存在を意識して地上30㎝程の所でホバリングしつつ執拗に探雌します。
隅の草叢で産卵する♀は簡単には見つかりません。飛んだ時に追い回しますが、すべて逃げられていました。
♀待ちでなく捕捉を狙ってのホバリングは、暗い湿地を転々と移動するので見失いがちになり撮影に苦労します。
後から飛来した♂とバトルを繰返しましたが、双方とも数分後に姿を消しました。

♂ 飛翔 縄張り行動










16時20分頃、別の♂がホバリングを交えて約2分間、同様の行動をしました。高気温ならではの出来事です。




2018.10.6 埼玉県


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