ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

昭和40年代前半の鉄道写真(13)

2014-12-21 | 昭和40年代の鉄道(北陸線他)

北陸線の交直両用急行電車

昭和38年、北陸線の金沢電化開業に合わせて大阪・金沢間で電車急行"加賀"、"ゆのくに"の運行を開始した。
投入された471系は国鉄初の急行形交直両用電車で60Hz対応車両。特急形の481系に先行して製造された。
電動車以外は、同時期に製造された50Hz用の451系を共用した。

撮影当時は、"ゆのくに"が"加賀"に名称統合された後であり、他に大阪・富山間に急行"立山"が運行されていた。
39年の富山電化時から"越山"、"越前"が1年間定期運行される等、北陸線の急行は目まぐるしい名称変更があった。
"加賀"は、その後再び"ゆのくに"に変更されている。

451系と共用のクハ451を先頭にした上り急行"加賀"

1965.12  新大阪駅

米原停車中の上り急行"加賀"最後尾 60Hz対応の電動車クモハ471

1966.1  米原駅

40年電車化の471系下り急行"立山" 先頭クモハ471 当初は60Hz用電動車のみ側面下部に細帯が塗装された


最後尾のクハ451

1966.3  米原駅

米原付近  新幹線と交差する地点を行く上り急行第1"立山"       

1968.5 北陸線 米原・坂田

名古屋・金沢間の電車急行は、特急"しらさぎ"から遅れること約2年後の41年に"兼六"が定期運行を開始した。

名古屋に到着した上り臨時急行時代の"兼六" 先頭車クモハ471

1965.10  名古屋駅

41年には米原始発の"くずりゅう"も運行を開始。新幹線連絡列車であり、湖西線開業後も運行された。

米原到着の上り急行"くずりゅう" 手前"兼六"との併結切り離し作業 この頃は付随車も細帯塗装されていた(手前はクハ)

1967.12  米原駅

雪の湖東を行く下り急行第1"くずりゅう"

1967.12 北陸線 米原・坂田


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