ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヤブヤンマ  2016<7月②>

2016-07-23 | ヤブヤンマ

<7.17>

休む間なし

関東一円が一日曇、昼頃に晴れ間があるかの微妙な天気予報。期待できるのはヤブヤンマの産卵しかありません。
暗くて蚊が多いのが難点ですが、昨年の様子から確度が高いと思われる多摩方面の池に行きました。
最高気温は29℃止まりでも昨日よりは上昇。結局、晴れ間はありませんでしたが、2♀が産卵しました。
最初の♀は約50分、2番目は1時間15分産卵。1番目の終盤に2番目が現われて約2時間休む間なしでした。
一旦落着くと撮り飽きる程の満足感があります。曇天のため♂は姿を見せませんでした。

♀ 産卵 正午過ぎに飛来した最初の♀ 左の複眼に傷がある








産卵移動


最初の個体が産卵を終える頃、次の♀が飛来。黄色が鮮やかな若い個体です。2♀とも複眼は青みがかっています。
落着くまでしばらくは敏感でしたが、先の♀よりも長時間の産卵になりました。

♀ 産卵




























ストロボなしで撮れるのは僅かなスポットしかありません。





長時間の産卵を終えると猛スピードで林に消えていきました。
10数分後、高い位置でホバリングする♀が梢に止まりました。先程産卵していた♀とは異なるようです。
これから産卵するとは思えず行動パターンが読めません。昨年も♀が同じ木に長時間止まったことがありました。

♀ 静止



2016.7.17  東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする