鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

伊野波、チームメイトに感謝

2011年06月30日 | Weblog
【鹿島】クロアチア移籍へ伊野波「感謝」
 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでクラブへの感謝の思いを口にした。伊野波にはクロアチアの名門ハイデュク・スプリトから獲得オファーが届き、本人は移籍を決意。クラブ側も希望を受け入れている。今後は違約金の額などクラブ間での交渉となる。伊野波は「早く決まってほしい。ぼくができることは、今のチームでいつも通りやること。鹿島では79年組の満男さん(小笠原)、本さん(本山)、浩二さん(中田)や、大樹さん(岩政)に、いろいろ教えてもらって成長できた。感謝している」と話した。7月2日のアウェー清水戦に向けて「必要とされるなら出たい」と意欲を見せた。
 [2011年6月30日17時16分]

ここまで成長させてくれたチームメイトに感謝する伊野波である。
いよいよ移籍が迫っておることを改めて感じる。
我等としても、ここまでタイトルを獲り続けておるのは伊野波の尽力あってのことだと理解しておる。
感謝するのはこちらの方と言えよう。
欧州に渡る日も近いが、それまでは鹿島の勝利に力を尽くしてくれるとのこと。
鹿島の伊野波有りと謳われる日を楽しもうではないか。
残り少ない日々を。

U-17日本代表、成長中

2011年06月30日 | Weblog
【U-17日本代表】快進撃を見せる吉武ジャパン。大型DF岩波と植田の可能性
93年日本、95年エクアドル、2001年トリニダード・トバゴ、2007年韓国、2009年ナイジェリアと過去5回のU-17ワールドカップ出場経験がある日本。しかし自国開催だった93年に決勝トーナメント進出しているだけで、他の4回はいずれも1次リーグで敗退している。95年大会には小野伸二、高原直泰(ともに清水)ら黄金世代、2001年大会には矢野貴章(フライブルク)や藤本淳吾(名古屋)らA代表経験者、2007年大会には鈴木大輔(新潟)や山田直輝(浦和)ら現U-22代表世代の選手たち、そして2009年大会には宇佐美貴史(G大阪)、宮市亮(フェイエノールト)ら10代で欧州に羽ばたいた面々がいた。が、それでも世界の壁は高かった。

それだけに今回、2011年メキシコ大会に挑んでいるU-17日本代表も苦戦が予想された。1次リーグでジャマイカ、フランス、アルゼンチンという強豪揃いのグループに入ったうえ、このチームには看板になるような頭抜けたタレントがいない。そういう意味でも期待はさほど大きくなかった。しかし初戦でジャマイカにまず幸先のいい勝利を挙げ、第2戦でフランスに引き分けたところで、選手たちは大きな自信をつけたようだ。勢いに乗った彼らはグループ最終戦・アルゼンチン戦を3-1でモノにし、1位でグループを通過した。

この3試合を通して吉武博文監督が大胆だったのは、メンバーをつねに入れ替えながら戦ったこと。特に3戦目は勝負が懸かっているのに、正守護神・中村航輔(柏U-18)をサブに回して牲川歩見(磐田ユース)を先発起用。大黒柱であるセンターバックの1人である植田直通(熊本大津)もベンチスタートにした。攻撃陣の入れ替えならまだしも、GKと最終ラインの真ん中を変えるというのは大きなリスクを伴う。吉武監督は「頭抜けた選手がいない分、全員で戦って勝ち上がる」という考えが強いのだろう。このアルゼンチン戦で控えの高木大輔(東京Vユース)が先制点を挙げたのも、こうした「チーム全体で一致団結して戦う」という意識が前面に出たからではないか。

日本時間30日朝に行われたラウンド16・ニュージーランド戦も素晴らしい内容の勝利だった。立ち上がりから日本は人とボールの動くサッカーを面白いようにピッチ上で表現し、相手を寄せつけない。前線の石毛秀樹(清水ユース)、松本昌也(JFAアカデミー)、早川史哉(新潟ユース)が巧みなポジションチェンジと連動性は見事で、次々と相手守備陣を攻略。ゴールを重ねる。前半だけで石毛が2点、早川が1点、オウンゴールで1点とこれだけ面白いように点が入る。後半も途中出場の南野拓実(C大阪U-18)、早川が追加点を奪い、終わってみれば6-0の圧勝。日本時間4日朝に行われる次の準々決勝・ブラジル戦で勝てば、いよいよメダルも見えてくる。99年に黄金世代がナイジェリアで達成した快挙に迫る迫力が今の吉武ジャパンには感じられる。

石毛、早川、松本の決定力や攻撃の連動性に目が行きがちなこのチームだが、やはり全体を支えているのは植田と岩波拓也(神戸ユース)の長身センターバックだろう。昨夏の豊田国際ユースで当時のU-16代表を取材した際、吉武監督はこんな話をしていた。

「今の日本サッカー界には長身のセンターバックが少ない。指導者はどうしても状況判断がよくて足元のうまい選手を選びがちだが、サイズがないと上の年代に行った時に世界では通用しない。そういう問題を実感したので、私はあえて高さのある選手を我慢して育てて行こうと思っています」と。

過去何世代かのユース代表のセンターバックを見ても、金井貢史(横浜)、内田達也(G大阪)、平出涼(富山)のように読みやフィード力には優れていても、高さの問題で上の年代代表に生き残れていない選手が非常に多い。今のザックジャパンでも、185cm以上あるDFは吉田麻也(VVVフェンロ)ただ1人。今野泰幸(FC東京)と伊野波雅彦(鹿島)は170cm台、栗原勇蔵(横浜)や槙野智章(ケルン)らも180cm台前半で、世界の凄まじい大型化の波を考えるとやや心もとない。185cm以上のDFを起用しながら育てるという吉武監督の試みは、今後の日本サッカー界にとって大きなプラスといえるだろう。

実際、植田と岩波はこの1年間で確かな成長を遂げているし、U-17W杯でも穴のない仕事をしている。植田を預かる熊本大津の平岡和徳監督も「まだ成長期が終わっていないのでもう少し背が伸びるかもしれない。人間的にも大人になってきたし、将来が楽しみ」と太鼓判を押していた。2014年ブラジルワールドカップが行われる3年後、彼らは19~20歳。A代表入りも十分考えられる年齢だ。その時に本当に期待通りの選手になっているのか。まずは今大会でできる限り、高いレベルまで勝ち上がり、国際経験と自信をつけてほしい。次のブラジルとの決戦が大きな正念場になりそうだ。


元川 悦子 06月30日16:46

悦っちゃんによるU-17日本代表の躍進のコラムである。
特に最後尾で控える大型CB二人にスポットを当てておる。
一時のフル代表が大型で専門職のCBを起用せず、足技に優れるMFをコンバートしておったあたりから、屈強なCBを軽視する傾向にあった。
しかしながら、最後尾からのビルアップに頼らずとも中盤が作れるのであれば、高く強いCBが有利であることは言うまでもなかろう。
餅は餅屋である。
今回のU-17でそれを担うひとりの植田くんには鹿島が興味を持っておる。
まだまだ、身長が伸びるであろう植田くんは、身体だけでなく人間的にも成長著しい。
鹿島のDFを任せるため、更なるスケールアップを期待したい。
楽しみに逸材である。

戦術練習実施

2011年06月30日 | Weblog
2011年06月30日(木)

戦術練習の後、紅白戦を実施しました。その後もサテライトメンバーは、シュート練習などをお昼過ぎまで行っています。

明後日の戦術はどのようになるのであろうか。
小笠原満男の起用法は如何に、FWは誰が担うのか、ボランチの人選は、etc…
今季から清水を指揮を採るゴトビ監督はかなりの戦術家と見受けられる。
スカウティングも的確であろう。
ここは、監督力の勝負となる。
負けるわけにはいかぬ。
高いレベルの勝負に勝利で花を添えたい。
監督のプランを実行する選手たちの能力に期待である。

満男、別メニュー

2011年06月30日 | Weblog
精彩欠く小笠原 ミニキャンプ“再調整”指令
 鹿島のMF小笠原満男(32)が29日、オズワルド・オリヴェイラ監督(60)からミニキャンプでの再調整を命じられた。

 練習では紅白戦が行われたが、指揮官の指示により、小笠原は先発組、控え組のどちらにも入らず、別メニューでフィジカルトレーニングを消化。小笠原は「(コンディションに)特に問題はない。言われた(練習)メニューをやるだけです」と気丈に話したが、今季3試合で先発から外れるなど不動の司令塔が精彩を欠いているのも事実。クラブ関係者は「試合に向けた調整ではなくて、一度きちんとコンディションを整えるということ」と説明した。

 7月2日の清水戦では2試合連続のスタメン落ちは確実でベンチ入りも微妙な状況となったが、小笠原は「(試合で)使ってもらえるように準備するだけ」と淡々と話すしかなかった。

[ 2011年6月30日 06:00 ]

昨日の練習では紅白戦に参加せずフィジカルトレーニングを課せられた満男である。
今季の不調の戦犯が如く扱われておる満男であるが、ここは満男だけでなくチーム事情もあろう。
中盤に於いて、まずは満男にボールを預ける傾向は相手に読まれており、狙われておることも事実なのである。
これは、今季だけでなく、ここまでも相手が採ってきた戦術と言えよう。
ここは、満男のコンディションだけでなくチーム全体で改善していく必要がある。
清水戦ではその戦術を確認したいところ。
気持ちを込めて、試合に入りたい。
気合を入れておる。

聖地、芝のローテーションへ

2011年06月30日 | Weblog
鹿島 来夏にも実現!国内初の芝ローテ化へ
 鹿島が国内初となるスタジアムの芝生のローテーション化を進めることになった。鹿島幹部によると、茨城県内にピッチ5面分(約5ヘクタール)の畑の確保にメドが立ち、今後は芝生の栽培を行っていく予定だという。

 また、畑で栽培した芝生を巨大なロール状にして運搬し、張り替える技術も導入する予定。年間を通して最高のピッチ状態を維持できるため、これまで敬遠されてきたコンサートなどのイベントも積極的に開催することが可能となる。

 通常の芝生は5年から7年は張り替えないため、傷んだときには使用を控えるしかなかった。だが、ローテーションを導入すれば、状態に応じた張り替えが可能になる。鹿島幹部は「早ければ来年の夏から使えるようになる」と話していた。

[ 2011年6月30日 06:00 ]

ここ数年、毎年のように夏場の荒れが目立っておったカシマスタジアムの芝であるが、芝生のローテーションで張り替えを行うとのこと。
これは重畳。
正確なパスが身上の鹿島のサッカーに於いて、芝生の劣化は命取りであった。
ホームで自分たちのサッカーを100%出来なければ、勝利も覚束無い。
とはいえ、この案は早くても来季からである。
今季は現状で戦わねばならぬ。
高いテクニックで荒れた芝と相手に勝利したい。

大迫、ゴール宣言

2011年06月30日 | Weblog
大迫、U―22エース奪取へ毎試合得点宣言…鹿島
 鹿島FW大迫が29日、U―22代表エース奪取へ、Jリーグ毎試合ゴールを目標に掲げた。ロンドン五輪2次予選・クウェート戦ではホーム(19日)でゴールを決めたが、アウェー(23日)では先発落ち。「リーグ戦でゴールを取り続けて(関塚監督に)見てもらう」と宣言。同監督からも「点を取り続けろ」と言われており、清水戦(7月2日)から実行に移す。
(2011年6月30日06時02分 スポーツ報知)

大迫がリーグ戦でのゴール連発宣言である。
これは頼もしい。
U-22日本代表での経験が大迫の心に火をつけたのであろう。
強い気持ちでゴールに向かって欲しい。
しかしながら、大迫がU-22日本代表でチームを留守にしている間に、レギュラー・ポジションは田代に奪われておる。
大迫にとっては、ポジションを奪い直すところからのスタートと言えよう。
カルロンも復活しており、ポジション争いは熾烈を極める。
大迫にはチーム内の競争に勝利し、その上で得点を積み重ねて欲しいと思う。
大迫の躍動に期待である。