鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山村くん、寮に宿泊

2011年06月28日 | Weblog
U22山村が「王者を体感」…鹿島で練習
 U-22日本代表MF山村和也(21=流通経大)が28日、鹿島の練習に初参加した。30日までの予定で茨城県鹿嶋市内の選手寮に宿泊し、「王者」の空気を体感する。この日の午前に行われた練習では、実戦的なメニューを消化。サポートメンバーとして帯同した南アフリカW杯の日本代表だったDF岩政と練習後に談笑した。現在、進路を鹿島、川崎F、磐田の3クラブに絞っており「どれもいいチームだと思う。岩政からは『鹿島はいいところだぞ。あとは自分で決めることだけど』と言われました」と話した。
 [2011年6月28日19時7分]

岩政に甘い勧誘を受けた山村くんである。
とはいえ、山村くん本人は絞っておる三クラブそれぞれに良さがあると述べておる。
それはそうであろう。
今日決めるわけではなく、山村くんのサッカー人生を大きく左右する決断である、安易なことは言えまい。
しかしながら、「最も成長出来るクラブは?」と問われれば、自ずから結論は導かれよう。
仏、日韓、独、南アフリカ全てのW杯に選手を送り込んだクラブを選べば良いだけである。
我等は諸手を挙げて歓迎しようではないか。
期待しておる。

伊野波クロアチア移籍、クラブは容認

2011年06月28日 | Weblog
伊野波、クロアチア移籍へ J1鹿島の日本代表DF
 J1鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が、クロアチアの強豪ハイデュク・スプリトに移籍することが28日、有力となった。鹿島は獲得の打診を受けており、鈴木満強化部長とこの日に面談した伊野波は「年齢的にも若くないし、ラストチャンスだと思っている」と海外挑戦を希望した。
 鹿島は伊野波との契約が今季終了まで残っているが、鈴木強化部長は「本人の気持ちを尊重したい」と移籍を容認する姿勢を示した。今後は両クラブで交渉を行う。
 ハイデュク・スプリトは国内リーグ2位で、2011~12年シーズンの欧州リーグに出場する。伊野波は「クロアチアに行って経験を積んで、次のステップを踏めれば理想的」と話した。
 宮崎県出身の伊野波は鹿児島実高、阪南大を経て06年にFC東京入りし、08年からは鹿島でプレーしている。

[ 共同通信 2011年6月28日 19:31 ]

ニッカンのスクープの通り、伊野波のクロアチアへの移籍が実現する様子。
本日の協議で、クラブとしては伊野波の意思を尊重し、移籍を容認するとのこと。
伊野波本人としては、「ラストチャンス」としてチャレンジする意向である。
我等としても、伊野波の悲痛な思いを受け止め、海外挑戦を後押ししたい。
クラブとしては、伊野波がサッカーに専念出来るよう、良い交渉を行って欲しい。
期待しておる。

ゲーム形式練習

2011年06月28日 | Weblog
2011年06月28日(火)

フィジカルトレーニング後、ゲーム形式の練習を実施しました。なお、今日から流通経済大学の山村選手が練習に参加しています。

山村くんが今日から練習参加である。
チームの雰囲気を掴むことは出来たであろうか。
短い期間で鹿島のこと全てを知ることは困難であろう。
しかしながら、実際に触れ合うことで、クラブの歴史を知ることは出来よう。
長く積み重ねた歴史を知り、その一部となることを選んで欲しいと願う。

伊野波、クロアチア移籍を決意

2011年06月28日 | Weblog
鹿島DF伊野波、クロアチア移籍を決意
 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)がクロアチアの名門ハイデュク・スプリトへの移籍を決意した。欧州の他クラブからも興味を示されていたが、27日に「(既にオファーが届いている)ハイデュクで勝負したいと思う。気持ちは固まりました」と明かした。

 ザックジャパンで守備の万能型選手として存在感を示すDFが決意を固めた。獲得の動きを見せ始めていたブンデスリーガの数クラブの動向も視野に入れていたが、最も早く伊野波に興味を示し、センターバックと右サイドバックで具体的な起用計画を持つスプリトの熱意に応えた。

 既にスプリトから鹿島にはオファーが届いている。今日28日には鹿島の強化部門を統括する鈴木満常務と交渉し、あらためて現在の思いを伝える。12年1月末まで契約が残っており、数千万円の違約金が派生するため、クラブ間での条件交渉が行われることになる。

 既に2年契約、年俸40万ユーロ(4600万円・金額は推定)を提示され、7月4日から始まるオーストリア合宿からの合流を求められている。クラブ間交渉が合意し次第、渡欧してメディカルチェックなどを経て合流する見込みだ。

 「14年のブラジルW杯を目指す上でもこの半年が勝負。より厳しい環境に身を置いて自分をレベルアップしたい」。7月中旬からは欧州リーグでの戦いも始まる。欧州トップリーグへステップアップするために、ザックジャパンの主力に成長するために、伊野波が欧州での戦いに挑む。

 [2011年6月28日7時39分 紙面から]

スポニチにはクラブと話すことしか空かさなかった伊野波であるが、ニッカンには胸の内を明かした伊野波である。
既に心は決まっておるとのこと。
ハイデュク・スプリトのオファーは二年契約であり、完全移籍となろう。
ここは、快く送り出したい。
11-12シーズンに於いて活躍し、更にステップアップを望むのだ。
ELでの篤人との対戦も期待したい。
伊野波の決断と、ニッカンのスクープを賞賛したい。

岳、全治三週間

2011年06月28日 | Weblog
鹿島柴崎 ねんざで全治3週間
 22日の神戸戦で右足甲を負傷した鹿島MF柴崎岳(19)が27日、香取チームドクターの診察を受け、右足甲ねんざで全治3週間と診断された。神戸戦で途中出場しながら、直後に接触プレーで負傷退場。23日に精密検査し、この日あらためて診察を受けていた。骨折の形跡は見られず、「気持ち次第では早く治せると思う」と前向きに話していた。
 [2011年6月28日7時41分 紙面から]

柴崎、右足捻挫でリーグ戦欠場も…鹿島
 鹿島MF柴崎岳(19)が27日、鹿嶋市内のクラブハウスでチームドクターの診断を受け、右足甲の捻挫で復帰に3週間かかる見通しとなった。22日の神戸戦(ホムスタ)で負傷。リーグ戦3~4試合を欠場する見込み。骨折の疑いもあったが、香取チームドクターは「CTスキャンで見たが、目に見える骨片は確認できなかった。ただ、サッカーができるまではそれくらいかかると思う。若いから回復が早くなるかもしれないが」と説明。柴崎も「気持ち次第で早く(回復)できると思うし、前向きにやっていきたい」と話した。

(2011年6月28日06時01分 スポーツ報知)

岳の捻挫は全治三週間とのこと。
負傷が「重い」との報道もあり心配しておったが、骨折などはなく、ホッと胸をなで下ろした。
しばらく岳が起用出来ぬのは辛いところではあるが、岳本人の方が苦しいのである。
とはいえ、「気持ち次第」と本人は語っておる。
この療養で精神面を強化して欲しいところ。
完治し、大いなる戦力として還ってくるのを楽しみにしておる。

守りきれぬ原因は如何に

2011年06月28日 | Weblog
【名波浩の視点】鹿島が2点のリードを守れなかった3つの要因

田代有三が競り合いで強さを発揮するなど、非常にいい働きを見せていたアントラーズだったが……。photo by Kai Keijiro

 Jリーグ第18節で川崎フロンターレと対戦した鹿島アントラーズ。試合は前半で2点のリードを奪いながらも、最後に追いつかれて痛い引き分けに終わった。
 前半は、アントラーズが“今季イチ”と言える内容でフロンターレを圧倒。攻守のバランス、そしてその切り替えの速さが本当に素晴らしかった。そのうえで、チーム全体のバランスを取る選手と、その組織を壊して前へ仕掛けていく選手との兼ね合いがよく、その展開のメリハリも効いていた。見ていて、すごく心地のいいサッカーだった。

 それが後半14分、フロンターレのDF薗田淳の退場で流れが一変した。まさに試合の行方を左右する大きなポイントとなった。

 特にアントラーズは、ボランチの伊野波雅彦がケアしていた中盤のスペースで混乱をきたした。退場者が出るまでは、スペースの潰しも、人の潰しも、守備に関してはほぼパーフェクトだったが、ひとり減ったフロンターレがやむを得ず変更したシステムに、逆に対応できず、バランスを崩してしまった。

 なかでも、ひとつポジションを下げた中村憲剛と稲本潤一との斜めの関係性に翻弄された。前線の選手がどちらかを守備へと引き付けることもできず、その分、ふたりを自由にさせてしまった。結局、悪い取られ方をすると、さすがに伊野波ひとりではふたりを捕まえ切れず、フロンターレの持つ攻撃のパワーとスピードを止めることができなかった。

 そしてもう一点、その中盤の守備を修正しようとしたメンバー交代が、アントラーズにとっては裏目に出たように思う。決して、交代出場した本山雅志と小笠原満男が悪いわけではない。ただ、田代有三がピッチにいるのといないのとでは、どちらがフロンターレにとって嫌だったのか、と考えると前者だと思うからだ。

 なにしろ、アントラーズのリズムが良かったのは、FW田代がボールをよく収めていたからこそ。加えて、シュートポイントにもスッと入ってくるし、囮(おとり)になって敵を引っ張り出すこともできていた。興梠慎三が自由に動き回れたのも彼のおかげだった。そんな田代の対応にフロンターレは手を焼いていただけに、あと10分、せめて7、8分でも田代を我慢して使っていたほうが、アントラーズの時間帯をキープできたと思うのだが……。

 また、勝っているゲームをそのまま終わらせることに長けたアントラーズらしからぬプレイも目立った。というのは、2-0になってから「そんなに攻めなくてもいいのにな」という場面が多く見受けられたことだ。今季あまり点が取れていないからなのか、内容が良くてもっと点が取れるという自信があったからなのか、その理由はわからないけれども、増田誓志は積極的に前へ飛び出していって、サイドバックの西大伍も頻繁に上がっていった。野沢拓也にしても、前を向いているときには常に仕掛けていくような姿勢を見せていた。

 本来のアントラーズなら、そこまで攻め続けることはなかったと思う。だいたい、ひとり減ったフロンターレは矢島卓郎の1トップとなり、自陣では中田浩二と岩政大樹、そして伊野波の3人が後方で控えていて、常に数的有利な状態だった。もっとそこを有効に使ってボールを回していれば、結果は違っていたのではないだろうか。

 とはいえ、アントラーズのチーム状態は春先に比べてかなり良くなっている。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)もこなしていたころの、全体の動きが「重たい」といった感じもなくなった。悪いときのアントラーズは、勝っていても堅守速攻だけ、といったイメージがあるが、今では前述したように攻守のバランス、切り替えの速さが抜群。前線の動き出しもよく、ボールの収まりも非常にいい。

 その結果、サイドバックの上がりのタイミングがとてもスムーズになった。西にしても、新井場徹やアレックスにしても、一旦止まってからクロスを上げるシーンが開幕当初は多かったけれども、今ではトップスピードで上がっていって、そのスピードを保ったままクロスを配球。それによって、サイドでスペースを作ってから敵から逃げるように中央へ入っていく興梠が生きてくる。

 田代の良さも際立っていて、今の調子ならふた桁ゴールも計算できそう。今後、アントラーズは間違いなく浮上してくるだろう。

 ただひとつ、懸念されるのは、選手たちのメンタルコンディション。選手の疲労をためないためのターンオーバー制を敷いている中で、試合に出たり出なかったりする選手が、どれだけいいコンディションで出場試合に臨めるかどうか、である。大きな問題ではないけれども、選手というのはやはり試合に出続けたいものだから、その辺の折り合いはどうつけていくのか、気になるところだ。


名波氏による川崎戦のコラムである。
二点差で勝っており、相手が退場したところで、攻めすぎたことを問題視しておる。
確かにもっともな意見と言えよう。
そして、現時点でのチームの調子は春先に比べ、遙かに良いとの見識をしておる。
それは、我等にとっても見て取れる。
チームが好調故の攻めであったとも取れるであろう。
メンタル・コントロールさえ出来れば、成績も付いてくると言える。
ここからの反撃に期待したい。

伊野波、クラブと協議へ

2011年06月28日 | Weblog
伊野波 ハイデュク・スプリトからの獲得オファーを鹿島と協議
 クロアチアリーグのハイデュク・スプリトから獲得オファーが届いた鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)は「(クラブとは)まだ話していない。あす話すと思う」と28日にも鹿島幹部と移籍について話し合うことを明らかにした。

 鹿島側は慰留する方針だが、伊野波の移籍への意志が固い場合は、ハイデュク・スプリトとのクラブ間交渉に入ることになる。伊野波と鹿島との契約には、海外クラブからオファーが届いた場合は推定2500万円の違約金で移籍が可能との条項が盛り込まれており、ハイデュク・スプリトが移籍金を用意すれば交渉がまとまる可能性が高い。

[ 2011年6月28日 06:00 ]

ハイデュク・スプリトからのオファーについてクラブと協議する伊野波である。
海外志向が強かった伊野波については格安の違約金の契約条項が盛り込まれており、伊野波本人が移籍を望めば、この話はすぐにでも進むであろう。
我等としては、静観する以外に無い。
チームとしては、レギュラーCBを中田コに切り替えており、放出時の被害を最少に抑える努力はしておる。
紅白戦の控えに問題が出るくらいであろうか。
伊野波の立場で考慮すれば、所属チームでリーグ優勝し、日本代表に選出されてアジア優勝を果たした。
ここで、新たなチャレンジをしたくなる気持ちが表れても不思議ではない。
アスリートとして頂点を目指す選手であれば、そういったメンタリティが必要不可欠であると言えるであろう。
とはいえ、クロアチアリーグがどの程度のレベルなのか、情報が少ない。
ユーロリーグ出場は魅力的ではあるが、勝ち上がれなければ、注目度の低い大会であることは否めない。
しかしながら、ハイデュク・スプリトが欧州のクラブであることは紛れもない事実である。
伊野波の意思を確認したい。