鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

伊野波、クロアチア移籍を決意

2011年06月28日 | Weblog
鹿島DF伊野波、クロアチア移籍を決意
 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)がクロアチアの名門ハイデュク・スプリトへの移籍を決意した。欧州の他クラブからも興味を示されていたが、27日に「(既にオファーが届いている)ハイデュクで勝負したいと思う。気持ちは固まりました」と明かした。

 ザックジャパンで守備の万能型選手として存在感を示すDFが決意を固めた。獲得の動きを見せ始めていたブンデスリーガの数クラブの動向も視野に入れていたが、最も早く伊野波に興味を示し、センターバックと右サイドバックで具体的な起用計画を持つスプリトの熱意に応えた。

 既にスプリトから鹿島にはオファーが届いている。今日28日には鹿島の強化部門を統括する鈴木満常務と交渉し、あらためて現在の思いを伝える。12年1月末まで契約が残っており、数千万円の違約金が派生するため、クラブ間での条件交渉が行われることになる。

 既に2年契約、年俸40万ユーロ(4600万円・金額は推定)を提示され、7月4日から始まるオーストリア合宿からの合流を求められている。クラブ間交渉が合意し次第、渡欧してメディカルチェックなどを経て合流する見込みだ。

 「14年のブラジルW杯を目指す上でもこの半年が勝負。より厳しい環境に身を置いて自分をレベルアップしたい」。7月中旬からは欧州リーグでの戦いも始まる。欧州トップリーグへステップアップするために、ザックジャパンの主力に成長するために、伊野波が欧州での戦いに挑む。

 [2011年6月28日7時39分 紙面から]

スポニチにはクラブと話すことしか空かさなかった伊野波であるが、ニッカンには胸の内を明かした伊野波である。
既に心は決まっておるとのこと。
ハイデュク・スプリトのオファーは二年契約であり、完全移籍となろう。
ここは、快く送り出したい。
11-12シーズンに於いて活躍し、更にステップアップを望むのだ。
ELでの篤人との対戦も期待したい。
伊野波の決断と、ニッカンのスクープを賞賛したい。

岳、全治三週間

2011年06月28日 | Weblog
鹿島柴崎 ねんざで全治3週間
 22日の神戸戦で右足甲を負傷した鹿島MF柴崎岳(19)が27日、香取チームドクターの診察を受け、右足甲ねんざで全治3週間と診断された。神戸戦で途中出場しながら、直後に接触プレーで負傷退場。23日に精密検査し、この日あらためて診察を受けていた。骨折の形跡は見られず、「気持ち次第では早く治せると思う」と前向きに話していた。
 [2011年6月28日7時41分 紙面から]

柴崎、右足捻挫でリーグ戦欠場も…鹿島
 鹿島MF柴崎岳(19)が27日、鹿嶋市内のクラブハウスでチームドクターの診断を受け、右足甲の捻挫で復帰に3週間かかる見通しとなった。22日の神戸戦(ホムスタ)で負傷。リーグ戦3~4試合を欠場する見込み。骨折の疑いもあったが、香取チームドクターは「CTスキャンで見たが、目に見える骨片は確認できなかった。ただ、サッカーができるまではそれくらいかかると思う。若いから回復が早くなるかもしれないが」と説明。柴崎も「気持ち次第で早く(回復)できると思うし、前向きにやっていきたい」と話した。

(2011年6月28日06時01分 スポーツ報知)

岳の捻挫は全治三週間とのこと。
負傷が「重い」との報道もあり心配しておったが、骨折などはなく、ホッと胸をなで下ろした。
しばらく岳が起用出来ぬのは辛いところではあるが、岳本人の方が苦しいのである。
とはいえ、「気持ち次第」と本人は語っておる。
この療養で精神面を強化して欲しいところ。
完治し、大いなる戦力として還ってくるのを楽しみにしておる。

守りきれぬ原因は如何に

2011年06月28日 | Weblog
【名波浩の視点】鹿島が2点のリードを守れなかった3つの要因

田代有三が競り合いで強さを発揮するなど、非常にいい働きを見せていたアントラーズだったが……。photo by Kai Keijiro

 Jリーグ第18節で川崎フロンターレと対戦した鹿島アントラーズ。試合は前半で2点のリードを奪いながらも、最後に追いつかれて痛い引き分けに終わった。
 前半は、アントラーズが“今季イチ”と言える内容でフロンターレを圧倒。攻守のバランス、そしてその切り替えの速さが本当に素晴らしかった。そのうえで、チーム全体のバランスを取る選手と、その組織を壊して前へ仕掛けていく選手との兼ね合いがよく、その展開のメリハリも効いていた。見ていて、すごく心地のいいサッカーだった。

 それが後半14分、フロンターレのDF薗田淳の退場で流れが一変した。まさに試合の行方を左右する大きなポイントとなった。

 特にアントラーズは、ボランチの伊野波雅彦がケアしていた中盤のスペースで混乱をきたした。退場者が出るまでは、スペースの潰しも、人の潰しも、守備に関してはほぼパーフェクトだったが、ひとり減ったフロンターレがやむを得ず変更したシステムに、逆に対応できず、バランスを崩してしまった。

 なかでも、ひとつポジションを下げた中村憲剛と稲本潤一との斜めの関係性に翻弄された。前線の選手がどちらかを守備へと引き付けることもできず、その分、ふたりを自由にさせてしまった。結局、悪い取られ方をすると、さすがに伊野波ひとりではふたりを捕まえ切れず、フロンターレの持つ攻撃のパワーとスピードを止めることができなかった。

 そしてもう一点、その中盤の守備を修正しようとしたメンバー交代が、アントラーズにとっては裏目に出たように思う。決して、交代出場した本山雅志と小笠原満男が悪いわけではない。ただ、田代有三がピッチにいるのといないのとでは、どちらがフロンターレにとって嫌だったのか、と考えると前者だと思うからだ。

 なにしろ、アントラーズのリズムが良かったのは、FW田代がボールをよく収めていたからこそ。加えて、シュートポイントにもスッと入ってくるし、囮(おとり)になって敵を引っ張り出すこともできていた。興梠慎三が自由に動き回れたのも彼のおかげだった。そんな田代の対応にフロンターレは手を焼いていただけに、あと10分、せめて7、8分でも田代を我慢して使っていたほうが、アントラーズの時間帯をキープできたと思うのだが……。

 また、勝っているゲームをそのまま終わらせることに長けたアントラーズらしからぬプレイも目立った。というのは、2-0になってから「そんなに攻めなくてもいいのにな」という場面が多く見受けられたことだ。今季あまり点が取れていないからなのか、内容が良くてもっと点が取れるという自信があったからなのか、その理由はわからないけれども、増田誓志は積極的に前へ飛び出していって、サイドバックの西大伍も頻繁に上がっていった。野沢拓也にしても、前を向いているときには常に仕掛けていくような姿勢を見せていた。

 本来のアントラーズなら、そこまで攻め続けることはなかったと思う。だいたい、ひとり減ったフロンターレは矢島卓郎の1トップとなり、自陣では中田浩二と岩政大樹、そして伊野波の3人が後方で控えていて、常に数的有利な状態だった。もっとそこを有効に使ってボールを回していれば、結果は違っていたのではないだろうか。

 とはいえ、アントラーズのチーム状態は春先に比べてかなり良くなっている。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)もこなしていたころの、全体の動きが「重たい」といった感じもなくなった。悪いときのアントラーズは、勝っていても堅守速攻だけ、といったイメージがあるが、今では前述したように攻守のバランス、切り替えの速さが抜群。前線の動き出しもよく、ボールの収まりも非常にいい。

 その結果、サイドバックの上がりのタイミングがとてもスムーズになった。西にしても、新井場徹やアレックスにしても、一旦止まってからクロスを上げるシーンが開幕当初は多かったけれども、今ではトップスピードで上がっていって、そのスピードを保ったままクロスを配球。それによって、サイドでスペースを作ってから敵から逃げるように中央へ入っていく興梠が生きてくる。

 田代の良さも際立っていて、今の調子ならふた桁ゴールも計算できそう。今後、アントラーズは間違いなく浮上してくるだろう。

 ただひとつ、懸念されるのは、選手たちのメンタルコンディション。選手の疲労をためないためのターンオーバー制を敷いている中で、試合に出たり出なかったりする選手が、どれだけいいコンディションで出場試合に臨めるかどうか、である。大きな問題ではないけれども、選手というのはやはり試合に出続けたいものだから、その辺の折り合いはどうつけていくのか、気になるところだ。


名波氏による川崎戦のコラムである。
二点差で勝っており、相手が退場したところで、攻めすぎたことを問題視しておる。
確かにもっともな意見と言えよう。
そして、現時点でのチームの調子は春先に比べ、遙かに良いとの見識をしておる。
それは、我等にとっても見て取れる。
チームが好調故の攻めであったとも取れるであろう。
メンタル・コントロールさえ出来れば、成績も付いてくると言える。
ここからの反撃に期待したい。

伊野波、クラブと協議へ

2011年06月28日 | Weblog
伊野波 ハイデュク・スプリトからの獲得オファーを鹿島と協議
 クロアチアリーグのハイデュク・スプリトから獲得オファーが届いた鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)は「(クラブとは)まだ話していない。あす話すと思う」と28日にも鹿島幹部と移籍について話し合うことを明らかにした。

 鹿島側は慰留する方針だが、伊野波の移籍への意志が固い場合は、ハイデュク・スプリトとのクラブ間交渉に入ることになる。伊野波と鹿島との契約には、海外クラブからオファーが届いた場合は推定2500万円の違約金で移籍が可能との条項が盛り込まれており、ハイデュク・スプリトが移籍金を用意すれば交渉がまとまる可能性が高い。

[ 2011年6月28日 06:00 ]

ハイデュク・スプリトからのオファーについてクラブと協議する伊野波である。
海外志向が強かった伊野波については格安の違約金の契約条項が盛り込まれており、伊野波本人が移籍を望めば、この話はすぐにでも進むであろう。
我等としては、静観する以外に無い。
チームとしては、レギュラーCBを中田コに切り替えており、放出時の被害を最少に抑える努力はしておる。
紅白戦の控えに問題が出るくらいであろうか。
伊野波の立場で考慮すれば、所属チームでリーグ優勝し、日本代表に選出されてアジア優勝を果たした。
ここで、新たなチャレンジをしたくなる気持ちが表れても不思議ではない。
アスリートとして頂点を目指す選手であれば、そういったメンタリティが必要不可欠であると言えるであろう。
とはいえ、クロアチアリーグがどの程度のレベルなのか、情報が少ない。
ユーロリーグ出場は魅力的ではあるが、勝ち上がれなければ、注目度の低い大会であることは否めない。
しかしながら、ハイデュク・スプリトが欧州のクラブであることは紛れもない事実である。
伊野波の意思を確認したい。

青木、実戦復帰

2011年06月27日 | Weblog
【鹿島】練習試合で青木が実戦復帰
 鹿島は27日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで東洋大と練習試合を行い、2-1で勝った。控え組中心のメンバー構成で臨み、FWイゴール(18)と、この日が復帰戦となったFWカルロン(24)がゴールを決めた。また、肺炎で離脱していたMF青木剛(28)も実戦復帰した。25日の川崎F戦で先発したメンバーは、軽い調整に終始した。
 [2011年6月27日18時58分]

青木が東洋大学との練習試合で実戦復帰したとのこと。
これは重畳。
肺炎を患い、一時は体重が3キロも減ったとのこと。
青木が復調したとなれば、中盤の安定が期待できよう。
豊富な運動量と、タスクに忠実な動きで相手を圧倒することが叶う。
青木と共に勝利を目指して戦いたい。

練習試合 東洋大学戦

2011年06月27日 | Weblog
2011年06月27日(月)

東洋大学との練習試合はイゴール選手とカルロン選手のゴールで2-1と勝利しました。

練習試合で躍動する本山である。
このレベルでは本山のスルーパスは止められぬ。
そのパスに反応するのはイーゴルとカルロンである。
二人ともゴールを決めFWの仕事をした。
特にカルロンの復帰は朗報と言えよう。
カルロンがここでチームになじめば鬼に金棒となる。
7月攻勢に向けて、負傷者の復帰が心強い。
今季は夏場を苦手とせぬため、多くの選手の力が必要となろう。
楽しみにしておる。

勝利への思い

2011年06月27日 | Weblog
連勝を飾った鹿島「勝利への思い」
22 6月 2011



鹿島アントラーズが“らしさ”を取り戻した。

80%近い湿度の厳しいコンディションの中で、中盤からの激しい守備で1点を守りきる。

敵地での闘いで、今季、リーグ戦初の連勝。

勝ちきる強さ、それが鹿島の強さだ。

若手の台頭により、チーム内の競争も激しさを増し、鹿島は“勝者のサイクル”を取り戻しつつある。

「負けられない。勝ち続ける」

チームの思いは一つ。

WITH HOPE WE CAN COPE

希望と誇りを胸に、鹿島は勝利を追い求める。


神戸戦の勝利を伝えるナイキである。
鹿島の“らしさ”が発揮されたこの試合で、勝ち点3を持ち帰った。
勝ちきることで、ここまで歴史を積み重ねてきたのだ。
そのメンタリティを忘れてはならぬ。
勝利を求めて、走り続けたい。

川崎戦レポート

2011年06月26日 | Weblog
【J1:第18節 鹿島 vs 川崎F】レポート:手に汗握る好ゲーム。ただでは終わらない大熱戦は小林悠の劇的な同点弾でドローに。(11.06.26)
6月25日(土) 2011 J1リーグ戦 第18節
鹿島 2 - 2 川崎F (18:34/カシマ/17,409人)
得点者:31' 田代有三(鹿島)、45'+1 中田浩二(鹿島)、70' 田中裕介(川崎F)、90'+5 小林悠(川崎F)


「鹿島は前半を2-0で終えたなら、後半も2-0で終えられるチーム」
中村憲剛は敬意を込めて鹿島のイメージをそう語った。それはなにも、中村だけでなく、誰もが抱くものだ。前半45分が終わったとき、古巣のカシマスタジアムへ敵将として凱旋した相馬直樹監督は、あまりの内容の差に、戦術ボードを見つめたまま立ち上がることができなかった。
 しかし、そこからさらに退場者を出す苦しい展開となりながら、最後は引き分けで終わるのだから、サッカーはわからない。これまでも数々の名勝負を演じてきた鹿島と川崎Fの両雄だが、今回の対戦も手に汗握る大熱戦となった。

まず、ペースを握ったのは鹿島だった。ここ2試合、機能してきた田代有三の高さが今節でも効力を発揮。彼を起点に川崎Fを押し込んだ。「そのあとのルーズボールの出足で鹿島さんの方に完全に上回られたな、と感じてます」と相馬監督が話したとおり、セカンドボールへの集積も鹿島の方が早い。2列目の野沢拓也や遠藤康だけでなく、ボランチの増田誓志もいち早くボールの落下点を察知したため、川崎Fは対応が後手を踏んだ。
とはいえ、この日の鹿島の増田と伊野波雅彦のダブルボランチは出色の出来だったと言えるだろう。守備になれば、いち早くセンターバックの前のスペースを埋め、パスをまわされても、しつこくボールを追いかけ回す。特に伊野波が2度、3度、4度と連続してボールを追いかけるため、川崎Fはフリーの選手をつくることができず、次第に攻撃は手詰まりになっていった。
そして、31分にすばやいリスタートから田代有三が薗田淳と体を入れ替えてゴールを決める。45+1分には、FKのクリアボールを中田浩二がハーフボレーで蹴り込み、2点のリードを奪う完璧なゲーム内容で折り返したのである。
さらに56分、59分と立て続けに薗田が警告を受け、退場処分となったところで、試合の行方は決した雰囲気がスタジアムに漂い始める。しかし、この退場により、攻撃姿勢がはっきりした川崎Fは前に出る意識を強めたのである。特にそれまで2列目で苦戦していた中村がボランチに下がったことが大きかった。2点のビハインドを負ったことで、得点に繋がるパスを通そうと躍起になっていたが、2列目ではパスの選択肢となるのはFWの2枚。それがボランチに移った途端、サイドバックを含め、5人ほどになり、おもしろいようにパスがまわるようになる。
70分、中央で稲本潤一がドリブルであがると、田中裕介が右サイドを駆け抜ける。ペナルティーエリアでスルーパスを受けると思い切り右足を振り抜き、ゴールへと突き刺した。
鹿島はその直後、小笠原満男と本山雅志を投入。田代有三と遠藤康を下げて、逃げ切りを計ろうとするがうまくいかない。運動量が逆に落ち、ボランチのポジションを埋めるのが伊野波雅彦だけになってしまったことで、川崎Fは勢いはさらに増す。矢島卓郎の突破は西大伍がなんとか帰陣して防ぎ、アディショナルタイムに矢島がゴールを揺らしたプレーはオフサイドの判定となり、このまま鹿島が逃げ切るかと思われた。
しかし、ドラマはまだ終わっていなかった。川崎Fが左CKを得ると、エアポケットに入ったように鹿島の選手の足が止まってしまう。中村がすぐにゴール中央へ蹴り込むと反応したのは小林悠のみ。ヘディングシュートは、相手DFに当たってしまうも、その跳ね返りが自分の前に戻って来る強運。これを難なく蹴り込み、土壇場で川崎Fが同点に追い付いたのである。
これには呆然と立ち尽くす鹿島の選手たち。完全な勝ち試合がするりと手のなかからこぼれてしまった。

「最後まで戦い抜いた選手たちを誇りに思いたい」と誇らしげな相馬監督に対し、「采配ミスということになるのではないかと思います」と声にハリのないオリヴェイラ監督。勝点1を分け合ったが、好対照な結果となった。


以上
2011.06.26 Reported by 田中滋


2011年06月26日(日)

本日はチームオフとなっています。写真は昨日行われた川崎F戦より。

一人退場しながらも土壇場で同点に追いついた川崎視点のレポートである。
交代の失策さえなければ、歴史は異なっており、三戦連続弾で先制した田代にスポットが当たり、川崎攻撃陣を抑えきった誓志と伊野波が賞賛されたことであろう。
山形レンタル帰参が注目されておったやもしれぬ。
ながら、現実は辛いものとなった。
この経験を糧とし、7月は逆襲の月としたい。
苦手の夏とは言わせぬ。
強い気持ちで勝負していかねばならぬ。
気合いを入れ直したい。

川崎戦報道

2011年06月26日 | Weblog
【鹿島】監督バッサリ小笠原&本山/J1
<J1:鹿島2-2川崎F>◇第18節◇25日◇カシマ

 鹿島は1人多いアドバンテージを生かせず、2点差を追い付かれて3連勝を逃した。

 オリベイラ監督(60)は1点差とされた後の試合運びを問題視。後半27分に小笠原満男(32)、本山雅志(32)の両ベテランMFを投入したが、指揮官は「ボールを保持することが狙いだったが、期待したパフォーマンスではなかった」と厳しかった。

 終了間際に同点ゴールを許したが、その前にも危ない場面はあった。先制点を決めた田代は「ぬるい空気があった」と反省し、増田は「単純に相手の方が走っていた」と分析した。
 [2011年6月25日22時58分]

【鹿島】岩政ぶぜん「大間違い」 /J1
<J1:鹿島2-2川崎F>◇第18節◇25日◇カシマ

 鹿島DF岩政大樹(29)が「挑戦者の意識」の必要性を訴えた。2-0とリードを奪いながら、退場で10人になった相手に2失点。しかも終了間際に同点弾を許す後味の悪い試合に「いつまでも自分たちが王者に居座っているという気持ちでいたら大間違い。次の試合まで1週間空こうが、2年空こうが、意識を変えないと変わらない」と、ぶぜんとした表情で答えた。
 [2011年6月25日22時20分]

鹿島ドロー、岩政「戦い方悪かった」
2011.6.26 05:02

 J1第18節第1日(25日、鹿島2-2川崎、カシマ)鹿島はFW田代、MF中田浩のゴールで前半を2-0で折り返すもまさかのドロー。10人の川崎に1点差に追いつかれると、後半27分のMF小笠原、本山の投入も裏目に出てロスタイムに同点弾を浴びた。「戦い方が悪かった。2点リードして攻められるなんてあり得ない」とDF岩政。3試合連続ゴールの田代も「得点はよかったが、勝てなかったことが残念」と悔やんだ。
(紙面から)


後半、ヘディングシュートを放つ鹿島・中田(右)。GK相沢=カシマ


鹿島-川崎 後半、競り合う鹿島・アレックス(左)と川崎・小林=カシマ


後半、競り合う川崎・稲本(左)と鹿島・伊野波=カシマ


鹿島、采配裏目…小笠原、本山投入も逃げ切れず
J1第18節 鹿島2―2川崎F (6月25日 カシマ)


<鹿島・川崎F>サポーターのブーイングの中ガックリ引き揚げる小笠原(右端)ら鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 鹿島はオリヴェイラ監督の采配が完全に裏目に出た。1点差に詰め寄られた2分後の後半27分に田代、遠藤に代えて、本山、小笠原を投入。ボール保持率を高めて逃げ切る策に打って出たが、逆に攻守が目まぐるしく入れ替わる“撃ち合い”の展開となり機能しなかった。

 指揮官は「采配ミス。小笠原と本山を入れてボール保持を狙ったが、逆にボールを失う回数が増えた」と失敗を認めた。

 立ち上がりから伊野波、増田のダブルボランチが機能。2点リードで後半を迎える理想の展開だったが、後半14分に川崎Fに退場者が出たことで歯車が狂い始めた。バランスを崩して攻撃を仕掛ける相手の勢いに押されて、後半25分にカウンターから失点。1点リードの段階で慌てる必要はなかったが、直後の選手交代でバランスが崩れた。

 選手が入れ替わったことでセットプレーのマークにもズレが生じ、後半ロスタイムにCKから被弾。選手交代の難しさを再確認する一戦だった。
[ 2011年6月26日 06:00 ]

悔しいドローに岩政「意識の問題」…鹿島
 ◆J1第18節 鹿島2─2川崎(25日・カシマ) 不覚をとった。鹿島は、後半20分の時点で2―0、数的有利と勝ち点3に近い位置にいながらロスタイムに追いつかれ、痛恨ドロー。数的有利の状況では、あまりしない1トップへの布陣変更が機能しなかった。DF岩政は「10人の相手が自陣からあれだけフリーで回してくるのは、考えられない。全体の(守備)意識の問題」と振り返った。
(2011年6月26日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島逃げ切れず 堅守崩れ、終了間際被弾

【写真説明】
鹿島-川崎 試合終了間際に同点に追い付かれ、肩を落とす鹿島の選手たち=カシマスタジアム、撮影・嘉成隆行



ロスタイムの悲劇だった。CKの混戦で同点ゴールを押し込まれ、終了の笛。鹿島サポーターからはブーイングの嵐が巻き起こった。2点をリードして相手が1人少なくなったにもかかわらず、追い付かれたのは大失態。痛い結果に増田は「負けですね」とぼやいた。

後半14分、相手DFが警告2枚目による退場。数的優位に立ち、勝負は決したかと思われた。それでも、今季通算得点リーグトップの川崎には十分警戒すべきだった。素早く縦へ展開するカウンター攻撃は無駄な動きがない。するするとゴール前に持ち込まれ、後半だけで9本シュートを打たれた。

「走れないと鹿島のサッカーはできない」(田代)。その意識が、ピッチ上には見えなかった。攻守の切り替えは川崎よりも遅く、「相手が1人少なくなり、どこか気の緩みがあった」と田代。オリベイラ監督も「采配ミス」と悔やむ。1点を失ってから小笠原、本山らを投入したが狙い通りボールを保持できず「期待したパフォーマンスではなかった」と指摘した。

アウェーで敗れた川崎に、リベンジできるはずだった。田代が3戦連発となる先制点。さらにFKからの相手クリアボールを中田が左足で決めた。「入り方が悪かった」(曽ケ端)という前回とは違い、前半の戦いぶりが勝利に結びつかないのはもったいない。

山形戦から15日間で5試合という過密日程が終了。疲労が募る中、3勝1分け1敗で勝ち点10を得たことを考えれば十分な結果だ。しかし、鹿島にとって勝負はこれから。「いい教訓になった」(田代)と、前向きに突き進むしかない。


ホームで先制し、突き放し、相手に退場者が出た後に追いつかれるという失態を考えれば、悲観的な記事が並ぶのは致し方がなかろう。
しかしながら、田代が連発、中田コの豪快なボレーは見事であり、賞賛されるところであった。
指揮官が「采配ミス」と言う交代までは相手につけいる隙を与えていたとは思えぬ。
いらぬコールの連発で不調のように思われてしまう興梠もキレのある動きを魅せておった。
結果は無念であるが、課程は間違っておらぬ。
田代の申すように良い教訓として次につなげたい。
同じ過ちを繰り返さぬことが肝要である。

ハイデュク・スプリト、伊野波にオファー

2011年06月26日 | Weblog
伊野波にクロアチア名門から獲得オファー
 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)にクロアチアの名門ハイデュク・スプリトから獲得のオファーが届いたことが分かった。鹿島の鈴木満強化部長が明言した。関係者によると、提示は2年契約で年俸は推定40万ユーロ(約4600万円)。12年1月末まで鹿島との契約が残っており、数千万円の違約金が生じる。来季欧州リーグに出場するハイデュクは、DFの即戦力を求めている。この日、移籍について無言だった伊野波には、他の欧州クラブも注目しており、動向が注目される。
 [2011年6月26日8時20分 紙面から]

クロアチアリーグ、伊野波獲り!鹿島認める
2011.6.26 05:00

 クロアチアリーグのハイデュク・スプリトが、日本代表DF伊野波雅彦(25)の獲得に乗り出していることを所属する鹿島が25日、認めた。2日前に届いた獲得の意志を示す文書をもとに同日、鈴木満取締役強化部長が代理人と初交渉を行った。

 ハイデュクは今季、同国リーグで2位となり、来季は欧州リーグに出場する。伊野波はサイドバックとしてリストアップ。現時点で金銭面や完全移籍かなどの条件提示は受けていない。ただ、伊野波と鹿島との契約は今季限り。海外移籍に有利な設定も付帯しており、条件さえ折り合えば移籍が成立する可能性はある。

(紙面から)

7月にも渡欧?伊野波にクロアチアLから獲得オファー

<鹿島・川崎F>前半 ジュニーニョ(右)のシュートを防ぐ伊野波
Photo By スポニチ


 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)に対し、クロアチアリーグのハイデュク・スプリトから獲得オファーが来た。25日までに今夏の移籍市場での獲得意志を示す正式な文書がクラブ側に届いた。

 金銭面や完全か期限付きかなどの条件は明記されておらず、鹿島幹部は「どのような条件になるのかはこれから」と説明。本人の意思を確認するため、近日中に伊野波と話し合いを持つ。

 伊野波は今季終了まで鹿島との契約を残すが、海外からオファーが届いた場合は移籍しやすい契約となっており、推定2000万円の違約金で移籍が可能になる。クラブ間の交渉がまとまれば、7月上旬にも渡欧する可能性がある。

 ハイデュク・スプリトは今季クロアチアリーグでディナモ・ザグレブに次ぐ2位となり、来季は欧州リーグに出場。選手層を厚くするため、守備的位置ならどこでもこなせる伊野波をリストアップした。
[ 2011年6月26日 06:00 ]

伊野波、クロアチアL移籍も…鹿島
 クロアチア1部リーグのハイデュク・スプリトが、日本代表DF伊野波雅彦(25)=鹿島=の獲得に動き出していることが25日、分かった。所属先の鹿島に獲得の意思を示す文書が届いた。伊野波は鹿島との契約が今季まで残っており、移籍には違約金が発生する。鹿島は相手クラブからの条件提示を待って判断する考えで、伊野波本人とも来週中に面談を行う予定だ。

(2011年6月26日06時02分 スポーツ報知)

伊野波・クロアチア移籍の続報である。
正式にオファーが届いたとのこと。
鹿島としては条件を詰め、伊野波本人の意思の確認を行っていくとのこと。
ここで注目は違約金であろう。
2000万円という金額は日本代表選手としては破格である。
ハイデュク・スプリトは目の付け所が良かったと言えよう。
こうなると、伊野波本人が希望すれば、急展開する話である。
伊野波の下す決断を待ちたい。

川崎戦コメント

2011年06月26日 | Weblog
J1リーグ 第18節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督

(伊野波、増田のボランチコンビは)意図ではなく、やむを得ない選択だった。そのポジションをやれる選手が先発で出来る状態ではなかった。他の選手より伊野波の方がコンディションが良く、走ることが出来た。増田は以前から使っている。(後半の交代策は)采配ミスだったかも知れない。2人の能力を考えれば、小笠原や本山にはボールを失う機会が多くなっていたチームを落ち着かせ、ボールを保持するプレーを期待したし、それが狙いだった。しかし残念ながら、期待したパフォーマンスではなかった。相手が10人になれば両サイドが空くので、サイドチェンジで相手をスライドさせれば、チャンスがあると思った。(チームは)エンジンではないので、質の高い部品を入れて良くなるというものではない。人間なのでうまく機能しないこともある。(田代のパフォーマンスには)非常に満足しているし、感謝している。まだ彼の負傷は完全に癒えたわけではないし、90分フルで動ける状態ではない。それにもかかわらず、あれだけのプレーをしてチームに貢献している。私は彼に対し深く感謝しているし、早く完全な状態でプレーできるように周りも努力している。

【岩政 大樹】
選手交代も含め、戦い方が悪かった。2点リードして攻められるなんてありえない。11人の相手と10人の相手で戦い方が変わり、相手によってもプレーが変わるのはプロ選手としてありえない。でも自分もそのチームの一員なので、何とかしないといけない。

【田代 有三】
やってはいけない結果。前半は良いペースで戦えていた。相手が1人少なくなってから、もうちょっと冷静にやれればよかった。前半の早い時間にチャンスもあったので決めないといけない。得点を決めたことは良かったけど勝てなくて残念。

【西 大伍】
個人的には一番良さが出た試合だっただけに悔しい。失点してから、みんながボールを受けるのに顔を出していなかったし、低い位置でボールを失うことが多かった。優勝するためにもこういう試合を勝っていく必要がある。

【増田 誓志】
今日は引き分けでなく負け。相手は10人になって1人1人の運動量が上がり、逆にアントラーズは下がった。トップ下になった時、監督が思っているようなプレーが出来なかったことで交代させられたのだと思う。残念な終わり方だけど、次に向かってやるしかない。


2011年06月25日(土)

本日行われたJ1第18節川崎F戦は、2-2で引き分けに終わりました。

【J1:第18節 鹿島 vs 川崎F】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.06.25)
6月25日(土) 2011 J1リーグ戦 第18節
鹿島 2 - 2 川崎F (18:34/カシマ/17,409人)
得点者:31' 田代有三(鹿島)、45'+1 中田浩二(鹿島)、70' 田中裕介(川崎F)、90'+5 小林悠(川崎F)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:今日は守備的中盤の二人に伊野波選手と増田選手の二人を起用しましたが、その理由と、どの辺が良かったかをお願いします。
「意図ではなくて、やむを得ない選択でした。そのポジションをできる他の選手たちが、その状態にないというところで、伊野波選手の方が運動量に関しては走れる状態だったのでそういう選択をしました。増田選手に関しては、以前から試合に出ていますので、そのまま継続して試合に使うことを考えました」

Q:立ち上がりから今日は良い試合をしていたと思いますが、最後のところで追い付かれてしまいました。そこで逆に相手に勢いをつけられてしまった最大の要因はなんだと監督はお考えですか?
「采配ミスということになるのではないかと思います。小笠原選手だったり、本山選手という彼らの能力や質を考えれば、相手は10人ながらボールを失う回数が増えていったので、もう少しボールを保持することが狙いでした。彼らの能力を考えれば、普通にボールを保持できる意図というか狙いがあったわけで、ただし残念ながら期待されたパフォーマンスができなかったというのが、結果的にありました。特に相手が10人になったことを考えれば、サイドチェンジを多くすることで相手をスライドさせる。スライドさせたところで、ギャップができる。ギャップができたところで、狙うスペースができてくるというのが僕の狙いでした。それが残念ながら、期待したとおりに機能しませんでした。エンジンであれば、部品を一つ、質の高いものに替えたことになるのですが、ただ機械ではないので、急にパフォーマンスが上がる保証は人間がやっている以上全く無いわけです。期待した結果とは正反対な機能性になってしまったことは残念なところです」

Q:甲府戦のアディショナルタイムでも失点があって、今日もアディショナルタイムで失点がありました。鹿島が得意としてきた、強みでもあった逃げ切りができていない要因はどの辺にあるとお考えでしょうか?
「前の質問と同様の回答になります」

Q:田代選手がすごくよかったと思うのですが、監督はどのように感じていますか?
「すごくよかったと思います。満足できるパフォーマンスを見せているし、怪我を背負いながらやっているのでどうしても90分保たない。もしくは90分の最後のほうはいっぱいいっぱいでやってもらっているので、感謝することが多いですし、1日でも早くそういった状態からもとの状態を取り戻すことを全員で取り組んでいます」


以上

【J1:第18節 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(11.06.25)
●岩政大樹選手(鹿島):
「うちのロングボールを相手がトラップしてそのままカウンターになった。10人のチームがそんなことできるはずがない。これだけ涼しくて疲れを感じるようなら引退した方が良い。いつまでも自分たちが王者という意識を持っているのなら、それは間違いだと思う。
(CBの前にボランチが残るやり方がうまくいっていた。試合前からの決まりだったのか?)
特にジュニーニョが下りてくるので。ただ、ボランチというより、それ以前に全体で守備をしていて途中までは良かった。そこから誓志もいなくなって変わった。相手は10人でしたからボランチというよりその前の段階。10人のチームがあれだけ繋いで勢い持ってくるのはボランチより全体の姿勢が問題だと思う」


●田代有三選手(鹿島):
「切り替えの時、甘えが出てしまったのでこういう結果になってしまった」

●伊野波雅彦選手(鹿島):
「後半、誓志と有三さんが下がってバランスをちょっと崩したんじゃないけど、難しくなったのはある。体力的にキツかったのはあるけど…。
(ボランチでのプレーは?)
FC東京時代以来なんで。鹿島では10~15分しかやってなかった。自分の役割ははっきりしてた。スペースを消すこと。ただ、その修正を自分たちでできなかった。もったいない。相手は10人だったのもあるし、途中から入ってきた選手をどうコントロールして、どう守るのかが一人ひとり中途半端だった。もったいないですね」

●増田誓志選手(鹿島):
「後半も一人ひとりの運動量が下がって、(相手に)一人分を確実に埋められた。
(監督からの指示は?)
10人になって『もっと前にいけ』という指示だった。2-0というより、3点、4点だったのだと思う。
(交代したが?)
途中、トップ下になったけど、トップ下では監督の考える流れにできなかったから妥当だと思う。
(追い付かれた要因は?)
(相手が)10人になって安心したのはあったと思う。
(伊野波選手とのボランチは?)
僕は誰が出てもその選手の特長を意識してやるので、今日は8:2で自分が攻撃ということで、はっきり役割をつくれた。いつもよりも前に思い切り高い位置にいって、後ろはイノがカバーするというのができていた。
(引き分けという結果は?)
負けですね」


[ J1:第18節 鹿島 vs 川崎F ]

共に無得点で迎えた31分、ゴール前へのロングボールを相手DFを背負いながらも田代有三(写真)が決め、鹿島が1点を先制した。田代のゴールは3試合連続。

[ J1:第18節 鹿島 vs 川崎F ]

鹿島の1-0で迎えた前半アディショナルタイム、野沢拓也のFKのクリアボールを中田浩二(鹿島)がダイレクトで蹴り込んでゴール!鹿島が2点をリードして前半を折り返した。

[ J1:第18節 鹿島 vs 川崎F ]

激しく競り合う山瀬功治(川崎F)と遠藤康(鹿島)。2点リードを許した川崎Fに諦める雰囲気は全くない!

[ J1:第18節 鹿島 vs 川崎F ]

手に汗握る一戦を物語る激しいエアバトル。鹿島は数的優位な状況で追加点を奪えなかったことが悔やまれる。


采配ミスを認めるオリヴェイラ監督である。
選手交代が裏目に出てしまったことは明白であろう。
しかしながら、思い描いたプランを実行できなかった選手側にも問題はあった。
とはいえ、選手を責めてしまっては、前へは進まぬもの。
監督としての深さをオリヴェイラ監督には感じる。
監督も人間である。
完璧になりうることは難しい。
その中で、今後につながる道を歩んでいることは紛れもない事実である。
結果は無念であるが、行ったサッカーは悪くはなかった。
田代の負傷が完全に癒え、パフォーマンスが完全になれば、プランも変わってくる。
過密日程が一息つく来週にチームの立て直しを期待したい。

聖地、復興ライブ

2011年06月25日 | Weblog
8・11カシマスタジアムで復興ライブ…鹿島
 鹿島が8月11日にカシマスタジアムで東日本大震災のチャリティーイベントとしてコンサートを行うことが24日、分かった。さだまさし、南こうせつ、夏川りみ、河村隆一、相川七瀬ら大物アーティストが参加する。Jクラブがコンサートを主催するのは史上初めて。コンサート名「SMILE AGAIN 2」として、近日中に発表される。

 鹿島は、4日に元日本代表監督のジーコ氏らを招き、チャリティーイベント(カシマ)を行ったが、今回はそれに続く第2弾。さだの関係者から、鹿島のホームタウン・潮来市に「被災地で何か力になりたい」という申し出があり、同市から相談を受けた鹿島が「復興へ向けて、継続してやることが大事」(クラブ関係者)と賛同した。運営費を除く収益金は茨城県、ホームタウン5市に寄付される。

(2011年6月25日06時01分 スポーツ報知)

チャリティマッチに続くイベントとして、復興ライブがカシマスタジアムにて開催されるとのこと。
これは素晴らしい。
震災支援を単発ではなく、継続して行うクラブの姿勢に感銘を受ける。
地元に根付く素晴らしい鹿島アントラーズというクラブが存在することを誇りに思う。

ヤスに注目

2011年06月25日 | Weblog
J1鹿島きょう川崎戦 今季初の3連勝に意欲
リベンジへ、遠藤走る

【写真説明】
FKの練習に励む遠藤=クラブハウスグラウンド


J1第18節第1日は25日、各地で5試合を行い、12位鹿島はカシマスタジアムで3位川崎と対戦する。キックオフは午後6時半。

前節の神戸戦は遠藤のクロスが決勝点を生み出し、今季初の連勝を飾った。前回アウェーで敗れた川崎にリベンジするためにも、再び活躍を期待したい。今季通算成績は4勝2分け4敗、勝ち点14。

クロスの精度もさることながら、ボールを上げるまでの過程が見事だった。敵陣のこぼれ球を、自陣からスピードに乗って奪うと、勢いに乗ってドリブルで左サイドを駆け抜けた。シュートも2本放ったほか守備にも顔を出し「あれだけ走ってくれれば、チームのためになる」(田代)と原動力になった。


二戦連続アシストのヤスである。
今日の試合でも期待がかかる。
今季はレギュラーポジションを得、よく走る姿が目につくようになった。
次は得点と言えよう。
得意のミドルシュートで我等を沸かせて欲しい。
楽しみにして聖地へ向かいたい。