無知の知

ほたるぶくろの日記

家事は科学だ!7- 洗濯ふたたび

2015-07-12 11:03:55 | 生命科学

急に暑くなりました。梅雨もそろそろ明けそうです。今日は今年初めての蝉の声を聞きました。夏が来たー!と感じます。高温多湿になってきて、いよいよ微生物も活発になっています。

人間も汗だくになりますから、洗濯ものの性質が変わってきます。冬の間はそのまま洗濯機で何とかなっても、この時期はそういうわけにはいかなくなってきます。

汗の多い季節は洗濯の仕方も変えます。布に滲みた汗を洗い流すためにはある程度の量の水と時間が必要です。ひと手間かけて、洗面器かバケツに洗剤液を作り、浸け置きして前洗いをします。面倒ですが、これが一番。一時間ほど浸けてさっと洗い流し、あらかたの汗を流しておいて洗濯機へ。もちろん色の選別は重要です。

私が浸け置きをするのは下着類、Tシャツ、ポロシャツ、靴下(綿製品のもの)などです。綿素材のものが中心です。綿の繊維の中の方まで汗が滲みているので、汗の成分が外に溶け出すのにある程度の時間が必要なのだと思います。

汗を落とすのために、本来洗剤は必要ありませんが、こうして酵素入りの洗剤に浸けておけば皮脂の汚れも分解してくれますから一石二鳥。洗濯機での洗浄でより汚れが落ち易くなります。

もうひとつ、洗濯機自体の汚れも気になってきます。空の洗濯機に顔を入れてちょっと臭いをチェック。なんだか嫌な臭いがする~、と思ったら洗濯槽のクリーニングをします。汗の多い季節の洗濯を続けていると洗濯槽からなんとなくアンモニア臭がすることがあります。そうなったらすぐに洗濯槽クリーニングです。夕方から次の日にかけて時間のある時にやります。一晩薬剤を洗濯槽に入れておき、次の日すすぎます。

いろいろな種類の洗濯槽洗浄剤がありますが、洗濯槽の素材によっても向き不向きがありますので、じっくり調べて選ぶことをお勧めします。ちなみに私が使用しているのは木村石けんさんのものです。いくつか試した中で一番すっきりとしました。

今年は雨も十分降って水不足の心配もなさそうなので、お洗濯に十分水を使えそうです。有り難いことです。