無知の知

ほたるぶくろの日記

掃除について

2011-08-29 00:11:45 | 日記

太平洋プレートとフィリピンプレートの境界では小さな地震の数が数十倍になっているというデータがあるようです。まだまだ備えは怠ってはいけないと思います。太陽のフレア活動はいまのところ静かなようですが、黒点数はかなりあります。9月末から10月にかけてのお話はなんとも気になるところではありますが、防災意識とお天道様への感謝を忘れずに日々を頑張るしかありません。今のところ、どこかへ移住する可能性はありませんし、備蓄のお水と食料、子供との打ち合わせなどをしっかりやっておくしかありません。

ところで、お掃除のことをおもっていました。「お手入れ」という言葉を使うときもあります。

ずいぶん前のことです。以前の職場の近くにやや古いマンションがありました。マンションの周りは植木でぐるりと囲まれていました。しかし、そこはあまり空気がよくないところであったため、その植木はずいぶん貧弱なものではありました。建物も周りにもっと高い建物がたってしまったため、陽当たりも悪く少々古ぼけた感じがしていました。ところが、それにもかかわらず、何か荒れた感じがしなかったのでした。

そこの管理人さんがマンションの周囲の掃除を毎日されるのです。午前中に植え込みの根元は掃き清められ、水が遣られていました。それを見るたびに、古ぼけたマンションにもかかわらず、なにか清新なすがすがしいものを感じていました。「お手入れ」というのはこういうものなんだな~とその様子を見るたびに思っていたものです。掃除の本質はもちろん「清潔にすること」なのですが、その他に「もの」への感謝、という面もあると思います。掃除をする=手を入れる=感謝の散布ということになりますか。

この経験は自宅のお掃除でも感じられることです。何がきれいになっているのか分からないくらいではあっても、定期的に手を入れているところとそうでないところとは明らかに違います。気分の問題と言えるのかもしれませんが、人の感謝が乗るところには結界とでもいえるものが張られるのかもしれませんね。