部分の総和・全体の総和

世の中、部分の総和が必ずしも全体の総和になるとは
限らないと・・・W.ケーラーという人が言ったと思いますが。

枝廣淳子さん（環境系の講演など通訳また幅広く講演活動など）の
メルマガで「ハブとマングース」の話を読んだのですが、皆さん
ご存じかと思います。
ハブの退治のため、ハブの天敵とされるマングースを外来種でもあるの
かかわらず奄美大島に持ち込んでハブ一掃を目論んだのですが、実際は
マングースがハブ以外の弱い家畜や動物（固有種）も絶滅の危機に追い込んで
しまったという事実。
まさにハブの天敵マングースという部分の総和が全体の総和にならないという
図式を表していると思いますが。

昨日は「ちょっと待ったMY箸」運動のことを書きました。
これも日本の林業、CO2削減、世界の木材、外食産業etc
いろいろな部分がありまして、それぞれの良いと思う
利益の総和は全体の総和になならないんだろうなあ・・・