ヤマジョウ博士の家は外断熱工法なので屋根の断熱材は
化粧野地板の上にあります。
したがって屋根裏の板なども化粧材としてあらわしの仕上げをお勧めしています。
これは杉の登り梁に檜合板24mmを使用しています。
もちろん杉の梁も檜の合板も岐阜県産材です。
化粧野地(天井)に24mm檜合板を採用することで屋根面の剛性が格段にアップする
ことと構造計算上でも有利なため耐震等級が高いランクでとれることになります。
天井が高いお家は視覚的にも開放的で気持ちがいいです。
ある説によると偉人の生家は天井が高かった・・というお話もあるぐらいです。
高い天井になると照明器具の取付場所や器具デザインも含めて
早い段階での検討が必要ですね。
以前はこのようなお家が少なかったためかあまり格好のよいデザインの照明器具が
なかったのですが、最近ではかなりいいものが増えてきましたね。
吹き抜け間取りのお家が増えてきたのかなと思います。
大きな空間や吹き抜けがあっても上下の温度差がない快適な空間が提案できて
はじめて視覚的にも体感的にも心地よい空間と言えると思います。
断熱性のよい、本当にいい家が提案できないと実現できない空間となりますね。