昨年から非住宅の木造建物(製材品での構造材を目指す)を
積極的に手掛けています。
今月末にも社屋として木造を採用していただきました物件がオープンします。
ちょっと写真を引きで撮ってしまったので大きく感じませんが
かなり大きな平屋社屋と倉庫になります。
空間として柱なしのスパンが8m程度ありますので
木造とは思えないような室内空間が提案できます。
このような大スパンは製材品でのトラス梁を使用することで
実現できるわけですが8mといわず10mでも12mでも
どんどん広げることは可能です。
そういうことで倉庫とか大空間を必要とする店舗などにも
採用がされてきていますね。
そこで改めて考えてみると、確かに非住宅の建物は柱が邪魔だとか
いわれることが多いので大空間、大スパンを実現するには
非住宅のほうが需要は多いと思いますが、さて、住宅には
どうなんだろうということです。
最近は(ヤマジョウでは30年近く前からですが)住宅の
断熱性能も格段に向上して全館空調の家が増えてきました。
全館空調になれば屋内の間仕切りが不要になってくるわけで
そうなれば大空間がある住宅というのはより自由度が広がる
わけです。
非住宅用に開発されてきたトラス梁など住宅に採用してみると
画期的な住宅が提案できると思います。
特に平屋の場合、可能性は非常に高いものになりますね。
これからの家づくりはさらにいろいろな技術や工法の
組み合わせで楽しい夢のある提案ができてきますね!!!
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