昔のお寺の床は黒光りしていたような・・・

「昔の遊んだお寺の床は板のままでしたが、なんかつるつる黒光りしていた
ような記憶がありますね。」と、これは先日から打合せをしているKD様のお話。
無垢の床の手入れはどうしたらいいだろう・・ということを考えていて
ご自分の昔の思い出を頼りに、今はどうしたらいいか？？をお話しました。

現在ヤマジョウでは無垢の床は、蜜蝋ワックスをかけて引渡し、あとは
自然素材のメンテナンスワックスをお勧めしています。
これがベストかどうかはわかりませんが、ベターであるとは思っています。
というのも毎日の掃除にぬか袋を使って拭き掃除をしてもらっている方も
いらっしゃいますが、これはこれですっごくいい感じの仕上がりになってきます。
年数が経っても風合いがいいですね。

木の種類によっても風合いは違ってきますが、やはり無垢の床には自然系の
オイルやワックスがいいと思いますね。

先のKDさんのお話で、「どこかの高僧がいつも手にしている杖が真っ黒に
ピカピカ光っているのだと。その高僧がいつも”鼻の脂”をつけてはこすって
いるからよ。」っていうようなのがありました。
ちょっときたなく感じてしまうかもしれませんが、漆黒って感じですよね。
昔のお寺の床も子供たちが走り回る足の裏で光っていたんじゃないのかな？？
なんて話も出ていました。違うとは思いますが・・・

無垢は手入れをすればおこなっただけの効果はあると思います。
なにより大変な分だけ自分が一番わかっているから効果の認識も
人一倍にわかるんじゃないかなと思います。

皆さん、大変ですが頑張って手をかけてあげてください！


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