ナオミ・クライン ショックドクトリン

ナオミ・キャンベル　　ちゃう。

ナオミ・ワッツ　　　　ちゃうちゃう。

ちゃいまんがな。

ナオミ・クラインでんがな。

新マネー敗戦の著者、岩本さんが、仕切りに持ちあげるのが、ナオミ・クラインなんで。
時々彼女はいろんな番組でインタビューなんかが出てるんで、気にはしてたんですが、日本じゃこの本で有名なんですかね。あたしゃ読んでませんがね。

	ブランドなんか、いらない
	ナオミ クライン
	大月書店

岩本さんがしきりに引用するナオミ・クラインのショックドクトリン。

人間にショックを与えると退行して幼児のようになって、物事を素直に受け入れるようになる、そこを狙って白状させる、というのがCIAの尋問マニュアルにでてる、とかなんとかで、それは個人レベルでなく社会レベルでもそうで、大事故や自然災害が起きた時を狙って、大きな政策転換をやる。普段なら実現できないことをショックのどさくさにまぎれると受け入れられてしまう。ミルトン・フリードマンが提唱したとかなんとかで、攻撃されてます。

これが短くて、まとまってます。ご本人のナレーションのようですね。



彼女が、どんな人かと見てみますと、

レイチェル・メドウの番組に呼ばれてショックドクトリンについてインタビューされてます。



金融機関の救済について話してますが、ショックのどさくさにまぎれて、パブリックの富が、プライベート部門の金融機関に移転されてしまったということだ、これはニューオリンズでハリケーンカトりーナのショックの時に、公的な住宅建設事業がプラツベートセクターに引き渡されてしまったことと同じだ、みたいなことを言ってます。

彼女は、ショックドクトリンの事例として、チリのピノチェト政権へのシフト、ハリケーンカトリーナやハイチ地震、スマトラの津波の大災害、911テロのショックのどさくさにまぎれて行われた政策を取り上げているようなんですが、詳しくは著書を読んでみたいと思うんですが、ショック・ドクトリン、岩本さんの著書によると、もうじき日本語訳がでるそうです。

	The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism
	クリエーター情報なし
	Picador USA