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ナオミ・クラインその2

2010-09-15 07:10:29 | 政治

ナオミ・クラインの少し長い講演の動画です。


ナオミクライン講演


岩本さんは、大事件に先駆けて為替マーケットが動くと指摘してるんで、ある意味、ショックそのものがある意図をもって仕掛けられているんじゃないか、というインボー説にビミョーに近づいていますが、

ナオミクラインはどういう立場かと言えば、

『コンスピラシーセオリーだと批判されたり』と講演の前半で言ってるんで、ご本人は気にしているようですな。

講演後の質疑応答で、911テロに、ブッシュ政権が関わっていると思うか、と質問されてるんですが、

『事件には疑問点が多い』としています。

ただ、政権が関わっているとは言っていない。そこまで言うと、インボー説論者になって、あっち側に行っちゃう。まともな人とはみなされなるんですな。

為替だけではなくて、テロの前に航空会社の株が大量に売られたというハナシを読んだこともありますが、事前に知っていた、嗅ぎつけていた人達が居た、ということは言えるかもですな。

ナオミ・クラインの議論は、

政策実現のために、特に、フリードマン流の政策実現のために、ショックを意図的に起こす、としたならば、確かに問題視する必要があるんですが、そこまでは言ってなくて、

ショックが起きた時に、それを利用してそういう政策を実現した、と言う場合、それかどうした、とも言うことでもあるトコで。

弱みに付け込んでひどいことをしている、というのがポイントのようで。


で、彼女の議論を評価するには、指摘する市場原理主義者達が行ったひどい政策、というものをみておく必要があるってことですね。弱みにつけこんで、リベラル政策を実現する、ということだってありうるわけでしてね。



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