
コブシ[辛夷](モクレン科)
近所の林には、自生と思われるコブシの木が幾つかあります。見上げるくらい大きな株も珍しくなく、そんなコブシの花が満開でした。
ここの林縁には、3本のコブシが少し間をあけて生えています。それぞれ満開の花を付けていて、見事な様子でした。

春になるとサクラよりも先に咲き始め、人気のある花と思いますが、以前から観察していた住宅に近い所に生えていたコブシの大木は、何本かバッサリと切られてしまいました。
このコブシは、近所のお寺の山門脇にありますが、数年前に上の方1/3程切られてしまっています。
たくさんの花も咲き、樹形も綺麗なコブシでしたが残念です。

幹の上を切られても、健気にたくさんの花を咲かせています。以前の樹形を知る私には、可哀想に思えてしまう姿です。
木々の緑を大切にしないと、温暖化も進んでしまいます。でも、今の私たちには木を育むという余裕が無いのかもしれません。
緑の減少は、止まることを知らないようです。
3月中旬 横浜市内にて
1本残った木は、今年は私の初動が遅れ、気がついたときには傷み始めていました。
上のほうを見上げて、なんとか撮影した写真は、そのうちブログに載せようかな、と考えていますが、最近撮影した写真はサクラも含めてたくさんあるので、時期遅れとなってしまうかも…。
コブシは花は大きいけれど、大木になりやすく、見上げての撮影はちょっとつらいですね。
街中でハクモクレンの大きなつぼみが
いまにも咲きそうになっているのを見
かけます。コブシ。山野で写真のよう
な風景になるのはまだ先ですが良いで
すねぇ。こちらの山では雪解けととも
に花が山を登ります。
そちらでも切られてしまいましたか。
立派に育ったコブシ、切られてしまうのは可哀想です。
腐っていたりすれば仕方が無いでしょうが、そうではないのでしょうね。
雪解けと共に花が山を登る、素敵な表現です。
あっという間に登りきるんでしょうね。