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自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

これもやっぱり、毒・・・ヨウシュヤマゴボウ

2011-07-28 21:52:00 | お散歩


ヨウシュヤマゴボウ[洋種山牛蒡](ヤマゴボウ科)
各地の道端や空き地などに生える、北アメリカ原産の多年草。茎は赤味を帯びて、高さ1~2mになります。
6~9月、総状花序を斜上して出し、わずかに紅色を帯びた白色の花をつけます。花弁状の萼片が5個あり、子房は緑色のカボチャ状になります。果実は偏球状の液果で、黒紫色に熟します。
これも道端でよく見かけますが、全草に毒のある有毒植物です。根や実に特に毒があるそうです。
色濃く熟す実は、ブドウのようにも見えますが、潰すと紫色の液が出るので、子供たちが遊んでいることもありますね。
口にしなければ大丈夫のようですが、取扱いには注意が必要です。種子の散布は、鳥によるということですが、鳥は丸呑みにするから、毒性がより低いとも言われています。
先日載せたタケニグサ同様、道端で折られている姿を見かけることは珍しくありません。有毒だと知っている方が、そういうことをするのでしょうか。ただ単に、大きくなるからという気もしますが、折られた姿を見るのはかわいそうですね。

7月中旬 横浜市内にて

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (エフ・エム)
2011-07-29 16:42:20
ヨウシュヤマゴボウの紫の実は今では秋の風物になった感がありますね。毒草という知識は広める必要があるでしょう。なんとなく甘そうに見えますから。
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Unknown (ディック)
2011-07-29 19:18:14
案外と、まっさらの自然の中にはなくて、市街地で放置された空き地とか、空き家の庭とか、そういうところで見かけるのはなぜでしょうか?
裏で伸びきったのは、どうせ取りにくい場所だからと、かみさんが伐採するのに任せました。
玄関前に残してありますが、なかなか大きくなりません。
実が大きくなると、赤い柄と黒い実のコントラストがきれいなので、じつは結構好きなのですが…(笑)
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Unknown (YAKUMA)
2011-07-29 20:43:00
エフ・エムさん、こんばんは
とにかく、見慣れた植物になりました。
子供の頃は、食べたいと思いましたね。
似た目がいかにも美味しそうです。
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Unknown (YAKUMA)
2011-07-29 20:45:19
ディックさん、こんばんは
これも先駆性植物になるのでしょうか。
お庭にあるんですか。今年は大きくならなくても、来年期待できるかもしれませんね。
私もこの実は好きですね。
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