goo

[タブー]集団的自衛権はまだ時期尚早な件、米韓同盟は日本で充分じゃないか

日本が抱えている領土問題は主に3つある。1)北方領土、2)竹島、3)尖閣諸島である。尖閣諸島は日本が実効支配しているので、どうでもいい。

尖閣諸島を中国が得たとしても外洋は得られないので資源や漁業権くらいしかメリットがない。交戦して得るメリットはすこぶる小さい。もっとも南シナ海の暴れっぷりを見ると経済合理性だけで推し量れない部分もある。(反日)内政問題の対象になる可能性は無いとはいえないと思う。

日本にとって、中国の艦船が太平洋を航行すると気持ち悪い。こういう感情は開戦の理由となる。逆に言えば中国海軍を東シナ海・日本海に押し留めたい気分がある。

「気分」とか「気持ち悪い」とか非論理的である。要は片面作戦(東シナ海)と両面作戦(東シナ海+太平洋)の差だ。領土・領海拡張欲の高い中国が好き勝手することは日本にとって好ましくない。要は紛争の種を無くすための封じ込め作戦ということになる。そこにリソースを割く方が良いと思う。

 

その裏返しは、「韓国」は日本にとって火薬庫のバッファを機能しないことを意味する。どうでもいいのだ。対馬海峡とその南北の制海権を有していれば。海は陸続きと違うので北朝鮮の飛び道具さえ抑えられればいい。韓国は米MD構想に反発している。韓国を当てには出来ないので自国で守るしかない。

日本としては日本列島+台湾で中国が太平洋に出てこないことを目指せばいい。中国はインドネシア経由で太平洋に進出し、演習したようであるが日本列島が中国には脅威である証左である。

 

米軍は韓国駐留を本気で撤退したいような気がする。日本人としての僕はそれが合理的だと思う。韓国は米中こうもり外交を展開している。米軍は対北朝鮮から撤退して、対中国に専念したいのであれば沖縄・台湾に投資したいと思うのが普通である。台湾に投資できないのであれば沖縄ということになる。そしてそのとおりになるのではないかとおもうのだ。

 

結論じみたもの。韓国への軍事支援は日米にとって意味がなくなってきた。中国の外海進出を防ぐキーパーソンは日本である。軍事防衛線として韓国の意味はもはやない。米軍は速く撤退したいであろう。その種は韓国が作っている。

 

韓国が米国に見捨てられたとして、沖縄の軍事重要度が増す。それに沖縄が耐えられない場合、台湾の島嶼に自衛隊が駐留することがあるかもしれない。そのとき初めて集団的自衛権が必要になるかもしれない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 自転車のマナ... 征韓論を見つ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。