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なんで婚姻(入籍)しなくてはならないの?

うーん、大阪氏職員の刺青門だけど、この問題は刺青にたいする許容を求めていることなんだと思うけど、事件の発端が「市役所員が刺青を見せて脅した」そうなので、まぁ仕方ないかなと思う。でも見えないところに打つ位は良識の範囲内だと思う。法で刺青禁止を定めているわけではないし。それよりは

そんな下らない事より温泉などでの刺青厳禁をきちんと行って欲しい。

僕の理解では刺青を刺してるのは社会的不適合者だという認識があるので、民間商業施設では厳罰を持って対処していただきたい。そういう輩が居たり、従業員が毅然と対応できない温浴施設には2度と行かない。刺青野郎は僕個人の認識ではうるさくてマナーがなっておらず、他者に迷惑を掛ける率が高いと僕が誤っているだろう認識を所持している。

とはいいつつ僕は他人の自傷行為には甘いので倫理的に刺青をしている若者に忌避感は持たない、売り子、営業担当、社会でのお付き合いは除く。するのは勝手だけど僕の周りにはきて欲しくない。これは統計だ。

 

話が流れるというか脱線極まりない。

 

ちょっとした論理思考ゲームを考えていただこう。夫婦お互いは経済的に独立しており、唯一の心配とすれば女性の出産リスクだ。ところが男性の方が収入は低いと云う想定で考えてみよう。
この場合、入籍の意義は何であろうか。女性は経済的に自立しており、出産後のキャリアに幾ばくか不安がある。しかし配偶者である男性は彼女よりも収入が低い。

健康保険も厚生年金(または社会保険)は独立している、このカップルの両者は自分の名前で仕事をしている。入籍してどちらか一方の姓が変わって、というのは不便極まりない。通名という裏技があるとしても上司や総務には面倒を掛けるし、男性の場合だと「養子か」と関係ない蔑みを受ける。入籍するメリットは理解できない。

仮に子供が出来てもどちらかの姓を名乗らせておけばいい、同様の例は出産後離婚したカップルで例は大挙暇ないので実用上問題ない。まぁ離婚した子弟を苛めることを至上の喜びとする守旧派からは子供を守らなければならないが、本質的にはイジメをする側の問題である。入籍しなかったカップルは面倒でも入籍を受け入れる方便があったとしても離婚した子弟が苛められるのは当然だと云う守旧派の言説があるとしたらそれは犯罪擁護である。

 

何が言いたいかというとキャリアが確立している同士のカップルは事実婚で問題ない(要は専業主婦は除く)、というか入籍するメリットが分からないことである。別にその後女性が妊娠・出産をしても事実婚での損が理解できない。姓を相手の姓に変えるのは面倒でかつ人生においての歴史から違和感がある。

婚姻届にメリットが感じられない、僕であれば定年後に届けを出せば、仮に僕の姓が変わってもビジネスは関係ないので受け入れられる。子供の姓をどうするかと云う視点はイニシアティブを握るほうの姓を選んでおけばいいという、のが僕の感覚。僕が大物と結婚したからと言って彼女の性を名乗らないければ成らないのは気分的に面倒臭い。

事実婚で子供が出来た場合も認知さえすれば僕の子供である。その状況が不幸だと云うのであれば離婚した夫婦よりは幸せである、別に嫌いで事実婚を選んだわけではないし。相続で不利があるのであれば死ぬ寸前に入籍すれば済む事だ。

 

ということで僕は今後婚姻する気は無い。するなら事実婚だ、いまさら姓を変えるのは面倒だし、自分が面倒だと思っていることを相手に強要するのもスマートではない。じゃぁ結婚式だけ挙げて事実婚で。結婚式も挙げないカップルがいてもいいし。

 

多分こういうことを述べると伝統価値観最上派からおしかりを受けると思う。では損得でのメリットを述べて欲しい、理念・道徳は僕にとって意味が無い。昔はとかおっさんの価値観を強要されてもも共感はできない、婚姻することのメリットを述べない限りは空論だと僕は思っている。

 

これは僕がおっさんだからそう思うのかもしれないけど若い人が論理でそう思ってもおかしくない。『なんで婚姻(入籍)するの』を疑うのは悪くないんじゃないの? もし婚姻しないことが不利であるならばなぜそれは正しいのかという疑問が当然あって良い。 憲法が定める基本的人権では婚姻をしたときとしないときで人権の重みを考慮しているとは思えない。 婚姻をしなくてはならない理由は無いわけで、婚姻をしない方がらくならそれでいいじゃん。もちろん婚姻したい人はすればいいし、僕にはデメリット>メリットと感じているという事に過ぎない。

というくらい姓を変えるの面倒なのでいちゃもんを付けたくなるのだ。それは多分女性も同じであろう。

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