今週末は歌モノの本番が3公演。加えてゴールデンウィークの公演も控えているし、所属オケや職場合唱団の練習、5月や6月の発表会を見据えた練習など入れ代わり立ち代り稽古が続いている。今日も土曜日の「こうもり」の通し稽古。ソリストの先生方も揃って、想像していた以上の見応えと面白さに、本当にワクワクする思いでいっぱいだ。
で、そんな私を帰宅後に待っているのは、録画した時代劇専門チャンネルの「真田太平記」。この番組、大河ドラマが時代劇ではなかった時期に水曜日に放映されていたものの一つ(放映期間:1985年4月3日 - 1986年3月19日)。
当時私は大学生だったが、毎日夕方~夜は剣道の稽古だったし、稽古の後は家庭教師をやっていたから、見ている余裕もなかったな。幼い頃、人形劇の真田十勇士を見たくても見ることかなわなかった私にとって、真田氏の話は今も昔も気になって仕方が無いが、ずっとしっかりと見る機会がなかったのだ。
ひょんなことで、先日「真田太平記」第2回目を観てから、ハマッてしまって、録画してでも見るようになってしまった。若き渡瀬恒彦(信幸)や草刈正雄(幸村)のりりしさ、遥くららのカッコよさ、なぜ弟幸村が源二郎で兄信幸が源三郎なのかという不思議さ、夏八木勲さんの隙のなさ、丹波哲郎のオヤジくささ、「ました」を「まいた」という忍び言葉などに引き込まれる。
今日は真田氏が家康と戦って上田城を死守の後、幸村が援軍を出してくれた上杉景勝(秀吉側)の人質となったが、秀吉の斡旋で真田家は家康の傘下に入らざるをえなくなり、信幸が家康の婿にされ、上杉の人質であった幸村は秀吉の人質に変わるというハラハラする展開。秀吉や家康の二大勢力の間で翻弄される真田家の様子が今後も見逃せない。
音楽とは無縁だったあの頃、テーマ音楽の作曲者が林光さんだという題字を観ても、きっと何とも思わなかったのだろうな。恥ずかしながら林光さんの名を知ったのは、社会人になって合唱団に入って、相当経ってからであったから。
今、大河ドラマでは「軍師官兵衛」を観ていて、同じ時代を取り扱っている過去の時代劇で、別の役者さんが、同時代の主要人物を演じているのを比較するのは面白いなぁ。実は時代劇専門チャンネルでは先日まで大河ドラマの「徳川家康」をやっていた。「徳川家康」は、若い頃全部まじめに見たけれど、あの時はほぼ全ての登場人物が自分より年上だった。今、昔の映像を見ると、オジさんだと思っていた人達の若さに驚く。昔は「また同じような戦国ものを、役者を入れ替えてやっているな」など思っていたけど、今は、演じている役者の真剣さを見て、色んなことを考えるようになった。1つのものを観て、いろんなものが見えるようになること、イマジネーションを膨らますことができるようになることこそが、年齢を重ねるということなのだなぁと感慨深く思う。
で、そんな私を帰宅後に待っているのは、録画した時代劇専門チャンネルの「真田太平記」。この番組、大河ドラマが時代劇ではなかった時期に水曜日に放映されていたものの一つ(放映期間:1985年4月3日 - 1986年3月19日)。
当時私は大学生だったが、毎日夕方~夜は剣道の稽古だったし、稽古の後は家庭教師をやっていたから、見ている余裕もなかったな。幼い頃、人形劇の真田十勇士を見たくても見ることかなわなかった私にとって、真田氏の話は今も昔も気になって仕方が無いが、ずっとしっかりと見る機会がなかったのだ。
ひょんなことで、先日「真田太平記」第2回目を観てから、ハマッてしまって、録画してでも見るようになってしまった。若き渡瀬恒彦(信幸)や草刈正雄(幸村)のりりしさ、遥くららのカッコよさ、なぜ弟幸村が源二郎で兄信幸が源三郎なのかという不思議さ、夏八木勲さんの隙のなさ、丹波哲郎のオヤジくささ、「ました」を「まいた」という忍び言葉などに引き込まれる。
今日は真田氏が家康と戦って上田城を死守の後、幸村が援軍を出してくれた上杉景勝(秀吉側)の人質となったが、秀吉の斡旋で真田家は家康の傘下に入らざるをえなくなり、信幸が家康の婿にされ、上杉の人質であった幸村は秀吉の人質に変わるというハラハラする展開。秀吉や家康の二大勢力の間で翻弄される真田家の様子が今後も見逃せない。
音楽とは無縁だったあの頃、テーマ音楽の作曲者が林光さんだという題字を観ても、きっと何とも思わなかったのだろうな。恥ずかしながら林光さんの名を知ったのは、社会人になって合唱団に入って、相当経ってからであったから。
今、大河ドラマでは「軍師官兵衛」を観ていて、同じ時代を取り扱っている過去の時代劇で、別の役者さんが、同時代の主要人物を演じているのを比較するのは面白いなぁ。実は時代劇専門チャンネルでは先日まで大河ドラマの「徳川家康」をやっていた。「徳川家康」は、若い頃全部まじめに見たけれど、あの時はほぼ全ての登場人物が自分より年上だった。今、昔の映像を見ると、オジさんだと思っていた人達の若さに驚く。昔は「また同じような戦国ものを、役者を入れ替えてやっているな」など思っていたけど、今は、演じている役者の真剣さを見て、色んなことを考えるようになった。1つのものを観て、いろんなものが見えるようになること、イマジネーションを膨らますことができるようになることこそが、年齢を重ねるということなのだなぁと感慨深く思う。