さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

千葉商大でリゴレット本番

2013-06-08 23:40:02 | ただの日記
快晴のよき日、待ちに待ったオペラ「リゴレット」のチェプラーノ伯爵夫人役の本番を迎えた。

少ない練習回数を補うために、この一週間イメージトレーニングを繰り返した。一瞬の出番で失敗したら、何もなくなってしまうからね。

この日のために通販で取り寄せたドレス・・・着れないんじゃないかと思うほど、直さなきゃいけない箇所が多くて・・。一人で着れるように、後ろの編み上げ紐を3mのゴム(昨日買って来た)に変えたんだけど、結局他の出演者に相当助けていただいてしまった。恐縮しまくっていたら、「ステージ全体がうまくいくために、他の方を手伝うのは当然よ~」「貴女が変なズルズルの格好で舞台に出て行ったら困るもの。」「ドレスっていうのはね、手伝ってもらって着るものなの。」と、みなさんお優しい方ばかり。ジルダ役の先生には、アイラインまで描いていただいて・・。

午前中のリハはドキマキしまくり。マントヴァ公との絡みは週初の練習でやったが、チェプラーノ伯爵(夫)に連れられて行くところは今日の練習が初めて。夫との位置関係、礼のタイミングとかが分からなくて、どうしようどうしよう・・と思っているうちに、1回目のリハが終わってしまった。でも出演者の皆さんから色々アドバイスをいただき、最後にもう1回だけそこの練習が出来たんで、納得して本番を迎えることが出来た。

本番では、思ったよりすんなり行った。衣装をつけて、ステージ上でお客さまの顔を見ると、私ってかえって落ち着くみたい。「わざわざ足を運んで来てくださっているお客さまに、日常を忘れ、最高の舞台を楽しんでいただきたい」・・・合唱で参加している時もそう思っていたが、今日はオペラキャスト初挑戦の記念すべき舞台。いつもよりもそれを強く思いながら、短い出番を無事終えることが出来た。

かくして、独り者の私に、もう一人お父さんが出来、夫と愛人まで出来てしまったという、非日常的な夢のような時間は過ぎ去った。また次に向かって精進していこう。
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