先週の土曜日が本来の絵画レッスンだったが、都合が悪くなり、ちょうど今日のトランペットレッスンが休みだったので、今日に振り替えてもらった。
ということで、前回レッスンから2週間くらいあったのだが、自主練に結構苦しむ。高望みをしてうまくいかず没にした絵は数多い。
↓まず、模写系その1。こちらはお手本さえあれば、食べ物はかなりそれらしく描けるようになっている。
↓模写系その2。動物と建物。
ああ、お手本があるとはいえ、割り箸で動物描くの難しい。右上のは、先日の洋館巡りの中の解説パネルにあったものを模写して、適当に色をつけたもの。これらで手慣らししてオリジナルに挑んだが・・・
↓こちらがオリジナルだが、どれもうまくいかず、それぞれ2度ずつ描いている。一番ガッカリなのが左上の風景画で、線画の状態は良かったのだが、色をつけたら暗くなってしまった。塗りすぎてしまったかな。
これらを先生に見せたところ、せっかく割り箸で描いているのに、カスレが少なく、面白みに欠けるとのこと。特に自分では綺麗に描けたと思ったさつまいもの絵が、黒線が全部同じようになってしまっていると指摘される。木の枝もベタ塗りにせず、ホワイトを少し入れても良かったかもと言われた。
そこで、もっと面白みのある絵を目指すために、今まで耐水性のアクリル黒インキを使って線画を描いていたが、パイロットの万年筆インキを使って、わざと線を滲ませる手法を習った。
一番左が最初に書いたもの。竹串のお尻を万年筆インキに浸しながら描く。なんだかうまく描けなかったが、線画の描けたところで先生を呼んだら、先生は影になっているところに水筆を置き、水のある方向に滲みを誘導することで、立体感をだすやり方を教えてくださった。本物そっくりではないが、味気ない線画がどっかの歴史ある建造物のように見えてきた。
真ん中と右の絵はそれを踏まえて同じ方法で描いてみたもの。もう1点注意されたのは、私は紙の下の方に絵を描く癖が有り、もっと上の方に描き、下部には余裕を持たせた方が良いとのこと。
右のコーヒーカップとケーキを描いてる時は悩んだけど、描きながら・・そうだ、別に写真と同じように描かなくていいんだ・・・と気づいたら、表現が前に進んだ。真ん中の絵と右の絵は他の生徒さんにも好評だったので、しばらくこのやり方で描いてみるか・・。