宮嶋勲/日本経済新聞社
昨年9月末に市川で予約して、順番待ち。やっと借りることができた。市川で本を借りるのもこれが最後だな。
借りたらあっという間に読むことができた。とても読みやすい。
イタリア人は時間にルーズで、計画通り行動せず、寄り道ばかりする。だが物事は兎角予定通りにいかないものだから、予定通りにいかない訓練を常にやっているものだから、臨時の対応能力がすごいのである。寄り道をしても最後はちょっと遅刻するぐらいで済ませ、途中寄り道をした果実も得る・・・・といったところ。
だが、問題先送りにする癖があり、そういうところは真似をしない方がいい・・など。
寄り道・・のところ、ひまわりという映画そのものかもしれない。寄り道をしても戻ってくることもあれば、戻ってこないこともある。でもそこで本来の人生を見つける。オデュッセウスの冒険になぞられた項目は興味深い。
もちろんこういうことは、イタリアにおいても人によるだろう。私も時間にルーズであるが、予定通りいかないことの対応能力も低い。まるで悪いとこどりみたいな・・・。
寄り道も、寄り道をしてあまりよくないことになった経験が多すぎるものだから、あまりしない。
たまには寄り道をした方が良いのかも。ま・・今の私の生き方自体が寄り道だという解釈も成り立つのではあるが。