goo blog サービス終了のお知らせ 

さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

世界のお守り:モンゴリアンボーン

2008-08-06 23:56:17 | 禁断のオカルト部屋
私が嫌いな慣用句の一つに「いわしの頭も信心から」というのがある。何か信仰を持っている人に対して言う言葉としては、これほど馬鹿にしている言葉もないと思う。

実際に江戸時代の日本人はいわしの頭と柊の枝を節分の時期に戸口にさして、鬼よけにしていたわけだから、「いわしの頭だって大事なんですよ」とポジティブに使うこともできるはずなのだが、残念ながらこのフレーズは「つまらないものでも信仰の対象になれば非常に尊いものに見える」という皮肉に使われる。昨日の週刊古代文明77に対するコメントで、信じる心そのものに価値があるというオーソドックスな考え方に賛意を表明したわけであるが、同時に「いわしの頭~」というフレーズも脳裏に浮かんでいた。物事には両面あるわけで、万事「信じる者は救われる」という考え方で生きていくと、いずれ騙されることもあるだろう。嫌いなフレーズではあるが、「いわしの頭も信心から」という醒めた心も忘れてはならないのだろう。


で、「いわしの頭」のフレーズと同時に脳裏に浮かんできたのが、このモンゴルのお守りである。モンゴルでは魚は聖なるもので、長寿の象徴なんだそうだ。パッケージの外から見てて、どこが魚なんだと思っていたが、裏返してみたら、ちゃんと魚のモチーフが彫ってあった。(何かヒレが多いけど。)

モンゴルでは、人間と同じぐらいの大きさのイトウという魚が獲れるらしいけど、どう考えても、海に囲まれてる日本よりは魚は少ないだろう。だから、貴重=聖なるものと考える気持ちもわからないではないが、何故に「長寿」の象徴なのだろう? 長寿といえばカメの方がずっと長寿だよね。モーツァルト生誕250周年の年に、モーツァルトと同じ年に生まれたゾウガメが死んだというニュースに驚愕したけど、モンゴルにはカメはおらんのか?

まぁいいや。この、動物の骨に魚のモチーフを施したお守りは、健康のお守りだそうだから、私も身に着けてみようかな。デザインも可愛いし。当ブログは一部の人に「病人ブログ」と称されているから、もうちっと体調を改善させないとね。

神頼みだけじゃなくて、少しは努力もしている。実は今週から「朝晩玄関でつま先立ち」を励行しているのだ。あまりに足がむくむので悩んでいたら、足裏マッサージの人に、足の筋肉が弱っているからもっと鍛えて、ミルキングアクションを促さないと老廃物が溜まる一方だと言われたことに加え、ちょうど「つま先立ちは、時間も場所も取らない割に続けると非常に効果的である」旨の記事を雑誌で読んだので、さっそくやってみているわけである。信じる者は救われるなら、つま先立ちの効果を信じて続けてみようか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界のお守り:ハングルース(ハワイ)

2008-08-01 23:47:48 | 禁断のオカルト部屋
バーミヤンで夕食をとった私は、レジ横の小物売り場でまた変なものを見つけてしまった。携帯のストラップなのだが、題して「世界のお守り」シリーズ。ちょっとツボにハマッてしまった。


第一回目はハワイから。ハングルースというサインで、「グッド・ラック」を意味するという。

実はこの形が全く別の意味を持っている団体を知っているので、一瞬ぎょっとしたのだが、そうかそうか・・ハワイでは平和的な挨拶のサインなわけね。

興味を持って、いろんなサイトで調べてみた。「ハングルース」は、手のひら側を相手に見せるサインで「気楽に行こうぜ!」「じゃあね!」「アロハ!」という「挨拶系」で、逆に手の甲側を見せると「シャカ」というサインになって、「元気?」「頑張ろうね!」という「励まし系」になるんだとか。どっちもいいサインだよね。

ちなみに自分の手でこの形を作ろうとした場合、中の指3本の角度はこんな風にはならないぞ・・・とツッコミを入れてみたくなるところであるが、まあいいや。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉備津彦神社の盃

2008-06-02 23:58:10 | 禁断のオカルト部屋
まるで和菓子のように綺麗な素焼きの盃は、桃太郎伝説で名高い岡山の吉備津彦神社で買ったもの。20代の頃に買ったので、箱の紙が黄ばんでいる。

確か一両しかない電車、吉備線に乗って、吉備津駅から備前一宮まで、歩いたか自転車だったか、駆け足で吉備津神社と吉備津彦神社を回ったのだが、この日はひどい二日酔いだったという記憶しかないほど情けない旅だった。前日備前焼の工房を訪ね、備前の器で料理を出してくれる宿屋に泊まり、知らないおっさんと意気投合して飲みすぎてしまったのである。

ということで、当時は国内旅行をしては旅行記を書くのが常だったが、このときは最終日に二日酔いだったのと、疲れたので旅行記も途中で筆を折ってしまった記憶がある。その未完の旅行記すら金庫と一緒に盗まれてしまったから、いまやうろ覚えなのだが、確か熱田神宮→リトルワールド→瀬戸内の弥生時代の生活ができる島→備前→吉備津を4~5日で回った大馬鹿な旅程だったように記憶する。若かったな。何かを求めて飢えていたことは確か。それは今も同じなのだがとても体力がない。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タロットカード-その9(ちょっと和風?のタロット)

2008-04-03 23:18:08 | 禁断のオカルト部屋
笠井あゆみさんの「愛と神秘のタロット占い」(成美堂出版)より。

先週、中国風のタロットを紹介したけど、今日はちょっと和風?・・・こういうの何ていうのかな? モダン・ジャパニズム? 天馬の血族のワンシーンを思い出すようなちょっと妖しく・幻想的なシーンが魅力的。

左上の戦車の軍人さん、カッコいいね。月を楽器に見立てて、三味線のバチで弾こうとしている狩衣姿のオッサン、バサラ大名ちっくな聖杯のキング、和傘から星が飛び出る若き染之助?・・・じっくり見るとこういうのもいいかな・・なんて思っちゃう。

今回は普段あまり紹介しない絵札じゃない小アルカナも入れてみた。ラッキー7というごとく、小アルカナの7のカードはいいカードだ。一番左はこん棒の7。こん棒っていうよりも、何かおしゃれなスプーンが並んでるみたいだけどね。こんなデザインのスプーンとかアクセサリーとか欲しいな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タロットカード-その8(中国風のタロット)

2008-03-26 23:58:49 | 禁断のオカルト部屋
「チャイニーズ・ゴーストタロット(アレクサンドリア木星王/著・ジュリ・ゴーリアン/画)」より。

餃子問題、チベット問題、大気汚染と、最近どんどん日本での評判が悪くなっている中国だが、久々に中国風のタロットを広げてみて、やっぱり自分はこういう世界が好き・・と思ってしまう。

真ん中の「月」なんてとってもいいわぁ(カードの意味自体はそんなにいいカードじゃないんだけど)。他のタロットとの比較のために必ず載せてる「戦車(右上)」もここでは戦車に乗ってるわ。笑えるのは一番左の「運命の輪」。スフィンクスの代わりに四神が描いてある。そして左から2番目の「剣の6」・・・ああ、バイオリンレッスンの回数を増やしたんで、太極拳は自然退会状態。結局太極剣は覚えられなかったな・・と胸が痛む。最後に右から2番目の正義。昨日項羽のことをブログ書いてたんで、思わず選んでしまった。

本棚の片隅で眠っていたカードだけど、久々に見てみると神仙だなぁ。絵もよく描けてるし素晴らしい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インドの女神像

2008-03-24 23:37:42 | 禁断のオカルト部屋
う~ん・・・これはいかにも怪しいぞ・・。怪しすぎて今までネタに出来なかったのだが、先日聖トマスがインドでカーリー女神の礼拝を拒んだせいで殉教したという話が出てきたので、怖いけどついでに書いてしまおう。

これは5~6年前に有楽町の交通会館のどっかの店で買ったもので、その店の人いわく、パールヴァティーだとのこと。パールヴァティーといえばシヴァ神の奥さんだが、普通インドのカラフルな宗教画に出てくるパールヴァティーとはかなり違う。豊満な体だという共通点はあるものの、この像は古い土着の神という感じで、日本の遮光器付土偶のような怪しさを持っている。

私は20代中ごろにインドに行く前、インド神話をかなり勉強していった。お陰で、現地では同行のツアー客の中で唯一、次から次へと出てくるヒンズー教の神様の像についてすべてを言い当てることが出来た。おかげで現地の案内人に気に入られ過ぎて困ったことになったのだが、それはさておき、そんな私でもいきなりこの像を差し出されてもパールヴァティーだとは思わないであろう。それくらいこれは異形である。

ちなみにパールヴァティーは変身して、ドゥルガーと呼ばれるトラの背にまたがった勇壮な女神や、カーリーと呼ばれる血なまぐさい女神になったりする。推測するにこれらはもともとは別の土着の神だったものが、インド諸王朝の興亡の中で、征服者側が被征服者側の神話を取り込み、インド的なおおらかさを以って同一神だというつじつまを合わせたものではないかと思っている。日本の神話にもそういう部分があるからね。ギリシャ神話もそうだが、多神教というのは、色んな神を偉大な神の妻とか親族にしてしまう等、少なからずこじつけの跡が見えるものだ。

個人的には、パールヴァティーが変身したドゥルガー女神が、インド神話の中で最もお気に入り。沢山の腕にそれぞれシヴァやヴィシュヌからもらった武器を持ち、トラの背にまたがって魔族(アスラ)と戦う、美しくて恐るべき戦いの女神である。自分もかくありたしと思うくらい憧れてしまうなぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平等院鳳凰堂の文鎮

2008-02-19 23:32:31 | 禁断のオカルト部屋
関係者は怒るかもしれないけど、平等院鳳凰堂ほど実物を見て複雑な気分になったところはない。

十円玉に描かれたデザインから、まるで天上界の建物のように神々しいたたずまいを想像していただけに、実際にそばまでいったら唸ってしまった。そりゃぁ確かに綺麗は綺麗・・立派は立派なんですけどね。単に私が勝手に夢想してたイメージが過大すぎたのが悪いだけなんですけどね。

そういえば日本史の教科書なんかに載ってる写真も白黒だったから、勝手に頭の中で幽玄な色をつけていたのだ。私のように想像力がたくましすぎる人間にとって、白黒写真とか線画とかレリーフとかは、時に害になることがある・・というのが良く分かった。

上の写真は平等院鳳凰堂で買った文鎮。扉の金具のデザインをもとに作られているそうだ。これはこれで、う~んと唸ってしまうのだが、なぜか写真の方が綺麗だ。これもまた罪?

禁断のオカルト部屋に入れるほどのものでもないような気がするのだが、一応神社仏閣グッズではあるので、ここに入れておこう。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢神宮の金杯

2008-01-25 23:16:30 | 禁断のオカルト部屋
これは、前回(15年前)の式年遷宮の時に買ったもの。早いものであと5年でまた式年遷宮なのね。その時にまたお伊勢さん行きたい・・・。そしてまた赤福本店で赤福を食べれたらいいのに。いつまた営業再開されるのかしら。

式年遷宮の時は、古い社と新しい社が隣り合っているので、変な話だが、おトク感がある。15年前に初めてお伊勢さんに行って、古代史かぶれの私はすっかり感激してしまった。だから父の還暦祝いの時も、家族でお伊勢さんに行ったのだが、その時は社殿が1つしかなかったので、ちょっとさびしい感じがした。

伊勢神宮ってのは、やはり神社中の神社だなぁ。一歩踏み入れれば、本当に神域という感じで、玉砂利を踏みながら身も心も洗われたことを、今でもはっきり思い出される。その時に感激のあまり書いた、イラスト入りの旅行記は、金庫に入れておいたら泥棒に持っていかれてしまったのだが、この金杯だけは残っている。

当時、こんなものにお金を使うなんて・・と迷いながら買った杯だったが、この杯でお酒を飲むと、伊勢神宮の思い出が生き生きとよみがえってくるのだ。お伊勢さん気分にひたるためにコレでいっぱい飲んだなぁ。

そんなことが切っ掛けで神社仏閣オタクになり、神社に行くたびに杯ばっかり買っていた時期があったなぁ。いっぱい持ってるんで、そのうちまたこのブログで披露するだろうけど、ある時を切っ掛けに杯にこだわるのはやめた。なぜかというと、せっかく神社に行っても杯が買えないとがっかりしてしまい、その神社について「杯が買えなくてつまんなかった」という思い出が残ってしまうからだ。かくして杯集めからご朱印集めに趣味が変わったのだが・・・。

今は、なるべくそういうものにこだわらないことにしているけど、神社に行くとやはり無意識に「何か面白いもの売ってないかなぁ」と探してしまう。だから普通のお守りは買う気がしない。神社に「ご利益」より「面白さ」を求める私って、われながら邪道だと思う。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タロットカード-その7(神々のタロット)

2008-01-23 23:53:47 | 禁断のオカルト部屋
ひさびさにタロットカードコレクションより。

「神々のタロット(アレクサンドリア木星王/著・ジョセフ・マシェンカ/画)」というエジプト風のデザイン。信憑性は薄いのだが、タロット=エジプト起源説というのは確かに存在する。でもこのデザインはいかにもエジプトに寄りすぎ・・・まぁ創作デザインだから仕方ないのだが、エジプト好きの私ですらちょっと退いてしまうような、ケバい異国趣味が漂っている。

左上のカードは、定点観測用に置いてる「戦車」・・ここでは「オシリスの戦車」のカードだ。もともと普及版タロットの「戦車」自体がエジプト趣味だから、あまり異色さは感じられない。

ところが右下のTYPHONと書かれたカードはどうだろう。一般のカードで言う「悪魔」に当たるのだが、実に変わっている。

右上の「イシス=ウラニア」は「女帝」に当たるカード。これはなかなか気高い感じがしてよいのではないか。

下の中央は「道をきわめた魔術師」で「世界」に当たるカード。これもなかなかよし・・・古代のハープが載ってるだけでお気に入り。

で、下段の左はちょっと変わってて、小アルカナの「(杖の)奴隷」のカード。一般カードならページ(小姓)にあたるカードかな。

ということで、デザインは変わっているけど、普通のタロットと一応1対1に対応するようだ。ただ絵から得られるイメージが相当違うなぁ。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マニ車(ネパール)

2007-12-29 23:41:23 | 禁断のオカルト部屋
昨日帰宅後から完全呆けていて、一日の大半を寝床の中で過ごしてしまった。背中も腰も痛くて、何もする気力が出ない。

ボーっとテレビを見ていたら、NHKでエベレスト街道のトレッキングの模様を写した番組があった。山に登ることが目的ではなく、エベレスト周辺の人達の暮らしぶりを写した番組だ。街道にはチベット仏教の寺院が点在している。村の入り口には水車があり、水車にはマニ車がくくりつけてあり、村を守っている。

マニ車・・あるいはマニ輪とも呼ばれるこのチベット密教の法具は、回転させただけでお経を詠んだことになる、ありがたい法具。それを手ですら回さずに、水の力で回すなんて、なんて横着な・・・などと思ってはいけないのだろう。日本のお守りなんて、回さずとも我々を守ってくれるものばかりなのだから。

これはネパール製だけど、結構綺麗。表面に書かれた文字はサンスクリット語なのか、それともそれをもとに作られたチベット文字なのか?よくわからないが、神秘的な感じはする。今年は大変な一年だったけど、来年はもっとマシな一年であって欲しいなぁ・・という願いをこめつつ、私もマニ車を回してみたりするのである。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーバ神殿の図柄の絨毯

2007-12-19 23:54:06 | 禁断のオカルト部屋
これも以前アラビアに超ハマッた時に買ったものです。確か礼拝用の絨毯で、すごく肌触りがいいんです。この絨毯の上の方にある四角い建物がメッカのカーバ神殿をデフォルメしたもので、多分下の方の花のように見える部分に膝まづき、上体をかがめて礼拝すると、ちょうど顔の位置にカーバ神殿が来て、恐れ多い気分になるんでしょうね。でも私の場合、さすがに礼拝には使わず、図柄を楽しむために壁に飾っています。一応西向きにしてあるんですけどね。

ということで、私が毎日ブログを書く時は、正面にはモスク柄のタペストリー(前に紹介したもの)があり、右後方にはこのカーバ神殿があるわけです。ああ、なんてイスラミック!

実は、これを5~6年前にネット通販で入手するまでは、カーバ神殿ってどんな形をしているのか全然知らなかったんです。この絨毯では緑色っぽく描かれているけれど、実際にはコーランの言葉を刺繍した黒い布をかぶっているわけですね。高さ15メートルの立方体の建物だそうです。(カーバという言葉はアラビア語で立方体を意味するんだとか。)

このカーバの周りに160万人くらいのイスラム教徒の巡礼者が取り巻いて、礼拝したりするわけですね。今の神殿は再建されたもの(1630年の大改修を経て現在の姿になった)だけど、カーバ神殿のそのものの歴史は古く、イスラム教誕生以前から多神教の神殿として使われていたものだと聞くと、不思議な気分になります。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タロットカード-その6(ダリのデザインによる)

2007-11-14 23:49:20 | 禁断のオカルト部屋
これは7~8年前になるか・・・深夜のマーメイドテレフォンとかいう通販番組でやってた、ダリのデザインしたカードで、高かったんだけど飛びつくように買ってしまったもの。今Webで見ると半値以下になってるのね(泣)。それでも高いけど。

ただ、自分にとってとっておきのカードであることに変わりは無い。だって1枚1枚見ているだけで面白いもの。

真ん中の魔術師(自信、才能、独自性)はダリ本人が乗っているし、右上の女帝(行動力、女性的魅力、豊かさ)は彼の奥さんだ。右下のカードは星(希望、満足、輝かしい未来)だが、言わずと知れた絵を使ってますねぇ。

ちなみに魔術師の左上は小アルカナの剣の3(不在、悲しみ、不和)だが、題材になっている絵に見覚えがあるな。子供の頃、ギリシャ神話の本を読んでたら、アンドロメダとペルセウスのところに出てきた絵で、絵のお題が確か「アンジェリカを助けるロジェ」となっていた。子供ながらに何で名前が違うの?と思った記憶がある。Webで検索しても出てこないんで、ちょっと絵の正確な題名は知らないけど。

一番左端は、やはり小アルカナの金貨の10(繁栄、富、安全)。これもアングルの描いたトルコ風呂の絵を切り取って貼ってるねぇ。

かくかくしかじかのごとく、パクリのようなデザインながら、面白すぎるので許してしまう。

おっと、定点観測に使おうと思ってた、「戦車」の絵を載せるの忘れてた。一番好きなカードなのにちょっと暗すぎるよね。カードの解説を見てその意味が分かった。普通「戦車」のカードは成功とか勝利を意味すると解説されているのに、このカードデッキに限っては「戦争、復讐、困難」というキーワードを前に出している。解釈が違うとデザインも違うというわけだな。う~ん好きなカードだっただけにちょっと納得はいかないけど、そういう解釈もダリ~じゃなくて、アリなのかも。

人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルタリ[曲刀](ネパール)

2007-11-09 01:00:12 | 禁断のオカルト部屋
これは、9月ごろお気に入りのインド・ネパールグッズ店で買ったもので、その店では「チャワウ」と称されていたもの。

ところが、ブログに載せ様とようと思って、Googleで「チャウワ」・・ちゃうわ・・「チャワウ」を検索しても、何も出てこない。仕方なく、チベット密教のページをいくつか調べてみて、「カルタリ(曲刀または斧)」と呼ばれていることが分かった。

6つの煩悩を切断し、この世の束縛を断ち切る(六道輪廻からの解放)ことを象徴した法具だとのこと。実はそのお店には、20センチほどの大きさの、握ってちょうどよい大きさのものも3000円くらいで売っていたのだが、買う直前で「またこんなの買ってどうするんだろう」という迷いが生じ、縮小モデルでペンダントヘッドになっているものを300円で買って来たのであった。ま、ブログネタにするなら小さいので十分だからね・・・でもちょっと物足りない。(本物のカルタリは、刃の部分がもっと大きい。)

まさに法具と武器って親戚みたいなものだな。さらに楽器も。だから私のブログには怪しい楽器と武器とオカルトグッズが満載なのだ。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タロットカード-その5(ルーン・タロット)

2007-10-04 23:54:33 | 禁断のオカルト部屋
今日はかなり毛色の変わったタロットを紹介します。

「神聖ルーン・タロット(鏡リュウジ/著・安久津和巳/画)」というもので、パッケージのデザインはものすごく素敵。でも中を開けると全然訳わからないの(泣)。普通のタロットのように、愚者・戦車・悪魔などのキャラクターが描かれてるんじゃなくて、ドカンと真ん中にルーン文字が鎮座してます。

単に北欧神話への憧れだけのために買っようなもので、同じようなカードが多くてあまりに意味がわからないので全然使ってませんでした。でも今日久々に開いてみたのも何かの縁でしょう。

テキトーにピックアップしたカード(上の写真)の右上から順番にカードの意味を調べて見ましょう。

(右上)BEORC(べオーク)・・カバの木を表すルーン。母性を象徴。
    物事が穏やかに平穏に進展していく。

(右下)SIGEL(シゲル) ・・太陽やその光線を表すルーン。成功と名誉の象徴。
     今がどんなに曇り空でも必ず近いうちに晴れ間が訪れる。

(左上)YR(ユル) ・・イチイの木を表すルーン。死と再生を象徴。
    ひとつのサイクルが終わり、次のサイクルが始まることを表す。

(左下)FEOH(フェオ) ・・家畜を表すルーン。財産やお金を象徴。
    物事よりよい方向に向かっていくことを表す。

絵の下のアルファベット表記を見ないと何のカードだかよくわかりませんが、パッと見、見るからに悪いカードというのはないようです。普通のタロットのように「正位置」だとよい意味、「逆位置」だと悪い意味というカードのほかに、正逆なしでよいカードというのもあります。

何か、分かったようで分からないルーン文字はやはり神秘的。ルーン文字というとどうしてもハリー・ポッターの世界を連想してしまいます。ハリポタ最終巻、引き続き原書にチャレンジ中ですが、なかなか読み進んでいません。あと残り4分の1くらいのとこまで来てますが、北欧神話のモチーフがいっぱい入っているなぁと思いつつ、毎日少しずつ読んでいます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タロットカード-その4(ミラクル・タロット)

2007-09-04 23:55:04 | 禁断のオカルト部屋

これは清水玲子さんという方のタロットで、私が持っているタロットの中では最もオトメチックなデザイン。

今日あらためて拡げてみてみると、このカードデッキは不思議なことに大アルカナよりも小アルカナの絵札の方が存在感のあるデザインなのだ。ということで定点観測の戦車(右上)以外は特徴的なカードをセレクトしてみた。

たとえば、右から2番目の死神のカードだが、なんだかやたらカッコイイ。馬に乗るナポレオンをそのまま骸骨にしたみたいな感じ。死神のカードも上下さかさまにすればものすごくいい意味のカードになるのよね・・・と思いつつ、あくまでもココではデザインを楽しむということで、正位置にしてみた。

真ん中が小アルカナの「ワンドのキング」。まだHarry Potterの最終巻と格闘している(240ページ目くらい)ので、Wandという言葉は毎日のように目にする言葉なのだが・・このワンドキングは心豊かな中年男性や父親を意味するカードだという。(それにしてもキャラが若すぎるが。)

左から二番目は「ペンタクル(金貨)のクイーン」。知的で自立している大人の女性を表すというが、イラスト的には人魚っぽいですねぇ。

一番左はかなり気に入っているカードで「スォード(剣)のクイーン」。プライドが高く知的な女性を表わすといいますが、イメージどおりの図柄になっていると思います。はい。


人気ブログランキング【ブログの殿堂】←ランキング参加中。気に入ったらクリックで応援してくださいね

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする