私が嫌いな慣用句の一つに「いわしの頭も信心から」というのがある。何か信仰を持っている人に対して言う言葉としては、これほど馬鹿にしている言葉もないと思う。
実際に江戸時代の日本人はいわしの頭と柊の枝を節分の時期に戸口にさして、鬼よけにしていたわけだから、「いわしの頭だって大事なんですよ」とポジティブに使うこともできるはずなのだが、残念ながらこのフレーズは「つまらないものでも信仰の対象になれば非常に尊いものに見える」という皮肉に使われる。昨日の週刊古代文明77に対するコメントで、信じる心そのものに価値があるというオーソドックスな考え方に賛意を表明したわけであるが、同時に「いわしの頭~」というフレーズも脳裏に浮かんでいた。物事には両面あるわけで、万事「信じる者は救われる」という考え方で生きていくと、いずれ騙されることもあるだろう。嫌いなフレーズではあるが、「いわしの頭も信心から」という醒めた心も忘れてはならないのだろう。

で、「いわしの頭」のフレーズと同時に脳裏に浮かんできたのが、このモンゴルのお守りである。モンゴルでは魚は聖なるもので、長寿の象徴なんだそうだ。パッケージの外から見てて、どこが魚なんだと思っていたが、裏返してみたら、ちゃんと魚のモチーフが彫ってあった。(何かヒレが多いけど。)
モンゴルでは、人間と同じぐらいの大きさのイトウという魚が獲れるらしいけど、どう考えても、海に囲まれてる日本よりは魚は少ないだろう。だから、貴重=聖なるものと考える気持ちもわからないではないが、何故に「長寿」の象徴なのだろう? 長寿といえばカメの方がずっと長寿だよね。モーツァルト生誕250周年の年に、モーツァルトと同じ年に生まれたゾウガメが死んだというニュースに驚愕したけど、モンゴルにはカメはおらんのか?
まぁいいや。この、動物の骨に魚のモチーフを施したお守りは、健康のお守りだそうだから、私も身に着けてみようかな。デザインも可愛いし。当ブログは一部の人に「病人ブログ」と称されているから、もうちっと体調を改善させないとね。
神頼みだけじゃなくて、少しは努力もしている。実は今週から「朝晩玄関でつま先立ち」を励行しているのだ。あまりに足がむくむので悩んでいたら、足裏マッサージの人に、足の筋肉が弱っているからもっと鍛えて、ミルキングアクションを促さないと老廃物が溜まる一方だと言われたことに加え、ちょうど「つま先立ちは、時間も場所も取らない割に続けると非常に効果的である」旨の記事を雑誌で読んだので、さっそくやってみているわけである。信じる者は救われるなら、つま先立ちの効果を信じて続けてみようか。
実際に江戸時代の日本人はいわしの頭と柊の枝を節分の時期に戸口にさして、鬼よけにしていたわけだから、「いわしの頭だって大事なんですよ」とポジティブに使うこともできるはずなのだが、残念ながらこのフレーズは「つまらないものでも信仰の対象になれば非常に尊いものに見える」という皮肉に使われる。昨日の週刊古代文明77に対するコメントで、信じる心そのものに価値があるというオーソドックスな考え方に賛意を表明したわけであるが、同時に「いわしの頭~」というフレーズも脳裏に浮かんでいた。物事には両面あるわけで、万事「信じる者は救われる」という考え方で生きていくと、いずれ騙されることもあるだろう。嫌いなフレーズではあるが、「いわしの頭も信心から」という醒めた心も忘れてはならないのだろう。

で、「いわしの頭」のフレーズと同時に脳裏に浮かんできたのが、このモンゴルのお守りである。モンゴルでは魚は聖なるもので、長寿の象徴なんだそうだ。パッケージの外から見てて、どこが魚なんだと思っていたが、裏返してみたら、ちゃんと魚のモチーフが彫ってあった。(何かヒレが多いけど。)
モンゴルでは、人間と同じぐらいの大きさのイトウという魚が獲れるらしいけど、どう考えても、海に囲まれてる日本よりは魚は少ないだろう。だから、貴重=聖なるものと考える気持ちもわからないではないが、何故に「長寿」の象徴なのだろう? 長寿といえばカメの方がずっと長寿だよね。モーツァルト生誕250周年の年に、モーツァルトと同じ年に生まれたゾウガメが死んだというニュースに驚愕したけど、モンゴルにはカメはおらんのか?
まぁいいや。この、動物の骨に魚のモチーフを施したお守りは、健康のお守りだそうだから、私も身に着けてみようかな。デザインも可愛いし。当ブログは一部の人に「病人ブログ」と称されているから、もうちっと体調を改善させないとね。
神頼みだけじゃなくて、少しは努力もしている。実は今週から「朝晩玄関でつま先立ち」を励行しているのだ。あまりに足がむくむので悩んでいたら、足裏マッサージの人に、足の筋肉が弱っているからもっと鍛えて、ミルキングアクションを促さないと老廃物が溜まる一方だと言われたことに加え、ちょうど「つま先立ちは、時間も場所も取らない割に続けると非常に効果的である」旨の記事を雑誌で読んだので、さっそくやってみているわけである。信じる者は救われるなら、つま先立ちの効果を信じて続けてみようか。